ブート・ボリュームのバックアップ
Oracle Cloud Infrastructure Block Volumeサービスを使用して、ブート・ボリュームのバックアップを作成できます。ブート・ボリューム・バックアップは、ブート・ボリュームのポイントインタイム・スナップショットです。ブート・ボリューム・バックアップの詳細は、ブート・ボリューム・バックアップの概要を参照してください。このトピックでは、手動でのブート・ボリューム・バックアップの作成方法について説明します。
また、指定したスケジュールおよび保持ポリシーに基づいてバックアップを自動的に作成するバックアップ・ポリシーを構成することもできます。その仕組みは、ブロック・ボリュームの場合と同じです。詳細は、ポリシーベースのバックアップを参照してください。
ブート・ボリュームのバックアップかクローンのどちらを作成するか決定する際の参考になる情報は、ブート・ボリュームのバックアップとクローンの違いを参照してください。
ブート・ボリューム・バックアップ・サイズは、ソース・ブート・ボリューム・サイズよりも大きくなる場合があります。詳細は、ブート・ボリューム・バックアップ・サイズを参照してください。予想を超えたブート・ボリューム・バックアップ・サイズも参照してください。
必須IAMポリシー
Oracle Cloud Infrastructureを使用するには、管理者によってポリシーでセキュリティ・アクセス権が付与されている必要があります。このアクセス権は、コンソール、あるいはSDK、CLIまたはその他のツールを使用したREST APIのいずれを使用している場合でも必要です。権限がない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、自分がどのタイプのアクセス権を持っているか、およびどのコンパートメントで作業するかを管理者に確認してください。
ユーザーがボリュームからバックアップを作成する場合や、バックアップからボリュームをリストアする場合、ボリュームとバックアップが同じコンパートメント内に存在している必要はありません。ただし、ユーザーが両方のコンパートメントへのアクセス権を持っている必要があります。
コンソールの使用
- ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」をクリックします。「ブロック・ストレージ」で、「ブロック・ボリューム」をクリックします。サイドバーの「ブロック・ストレージ」メニューで、「ブート・ボリューム」をクリックします。
- バックアップを作成するブート・ボリュームをクリックします。
- 「手動バックアップの作成」をクリックします。
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バックアップの名前を入力します。機密情報の入力は避けてください。
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バックアップ・タイプ(増分または完全)を選択します。バックアップ・タイプの詳細は、ブート・ボリューム・バックアップ・タイプを参照してください。
- リソースの作成権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済のタグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に連絡してください。タグは後で適用できます。
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「バックアップの作成」をクリックします。
「ブート・ボリューム・バックアップ」リストで対応するアイコンに「作成中」と表示されなくなったら、バックアップは完了しています。
APIの使用
ブート・ボリュームをバックアップするには、次の操作を使用します:
APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。
バックアップの詳細は、ブロック・ボリューム・バックアップの概要および新しいボリュームへのバックアップのリストアを参照してください。