デフォルトのメトリック・チャートの表示

事前定義済サービス問合せを使用するメトリック・チャートを表示します。デフォルトのメトリック・チャートは、「サービス・メトリック」ページおよびコンソールのリソース詳細ページの「メトリック」で使用できます。

Oracle Cloud Infrastructureのメトリックのバックグラウンド情報は、メトリック機能の概要を参照してください。サービス別のデフォルトのメトリックについては、サポートされているサービスおよびメトリック定義のリストを参照してください。

次のページでは、デフォルトのメトリック・チャートで実行できるタスクについて説明します:

開始前

メトリック・チャートを表示するための前提条件を次に示します。

  • IAMポリシー: メトリック・チャートの表示はモニタリングの一部です。リソースをモニターするには、コンソールまたはREST API (およびSDK、CLIまたはその他のツール)のどちらを使用しているかにかかわらず、管理者が作成するポリシーで必要なアクセスのタイプが付与されている必要があります。ポリシーでは、モニター・サービスおよびモニター対象のリソースにアクセス権を付与する必要があります。アクションを実行しようとして、権限がない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、管理者に連絡して、付与されているアクセスのタイプと作業する必要があるコンパートメントを確認してください。モニタリングのユーザー認可の詳細は、「IAMポリシー」を参照してください。管理者: グループにメトリックへのアクセス権を付与する共通ポリシーについては、グループのメトリック・アクセスを参照してください。
  • モニタリングに存在するメトリック: モニターするリソースは、モニタリング・サービスにメトリックを発行する必要があります。
  • コンピュート・インスタンス: メトリックを生成するには、コンピュート・インスタンスのモニタリング・プラグインがインスタンスで有効になっており、プラグインが実行されている必要があります。また、モニタリング・サービスにメトリックを送信するには、インスタンスにサービス・ゲートウェイまたはパブリックIPアドレスが必要です。詳細は、コンピュート・インスタンスのモニタリングの有効化を参照してください。

メトリック・チャートの例

次の図は、メトリック・チャートのグラフ・ビューにあるいくつかのメトリック・ストリームを示しています。各メトリック・ストリームは、コンピュート・インスタンスに対応しています。

1:30の85%の値は、コンピュート・インスタンスがCPUの85% (指定した間隔での平均)を使用したことを示します。グラフの下部に向かうメトリック・ストリームについて、不在値が示され、コンピュート・インスタンスが1:30までメトリック・データを発行しなかったことを示します。

グラフ内のメトリック・ストリームおよび値。

非常に小さい値または大きい値は、メガ(10の6乗)のMなど、国際単位系(SI単位)で示されます。単位は選択したメトリックに対応しており、統計によって変更されることはありません。

この例の詳細は、問合せおよびメトリック・チャートの例を参照してください。