NEC IXシリーズ

このトピックでは、NEC IXシリーズのデバイスに対するルートベースのサイト間VPN構成について説明します。この構成は、ファームウェアVer.10.2.16を実行しているIX3315およびファームウェアVer.10.2.16を実行しているIX2106を使用して検証されました。

重要

Oracleには、一連のベンダーおよびデバイスの構成手順が用意されています。構成は適切なベンダーに対して使用してください。

構成の検証にOracleで使用されたデバイスまたはソフトウェアのバージョンが、使用しているデバイスまたはソフトウェアと完全に一致しない場合でも、構成は動作する可能性があります。ベンダーのドキュメントを参照し、必要な調整を行ってください。

デバイスが、検証済のベンダーおよびデバイスのリストに含まれないベンダーのものである場合、またはIPSecのデバイスの構成をよく理解している場合は、サポートされているIPSecパラメータのリストを確認し、ベンダーのドキュメントを参照してください。

サイト間VPNは、オンプレミス・ネットワークを仮想クラウド・ネットワーク(VCN)に接続するためにOracle Cloud Infrastructureが提供するサイト間IPSec接続を提供します。

次の図は、冗長トンネルを使用した、Oracle Cloud Infrastructureへの基本的なIPSec接続を示しています。この図のIPアドレスは単なる例であり、文字どおりには使用しません。

この図は、オンプレミス・ネットワーク、VPN接続IPSecトンネルおよびVCNの一般的なレイアウトを示しています。

ベスト・プラクティス

この項では、サイト間VPNの使用に関する一般的なベスト・プラクティスと考慮事項について説明します。

すべてのIPSec接続に対してすべてのトンネルを構成します

Oracleは、接続ごとに2つのIPSecヘッドエンドをデプロイし、ミッションクリティカルなワークロードに高可用性を提供します。Oracle側では、これらの2つのヘッドエンドが別々のルーターに配置されて冗長性が確保されます。最大の冗長性のために使用可能なすべてのトンネルを構成することをお薦めします。これは「障害を前提とした設計」原理の重要な要素です。

オンプレミス・ネットワークの場所に冗長CPEを配置します

IPSecでOracle Cloud Infrastructureに接続する各サイトでは、冗長エッジ・デバイス(顧客構内機器(CPE)とも呼ばれる)を使用する必要があります。Oracle Consoleに各CPEを追加し、動的ルーティング・ゲートウェイ(DRG)と各CPE間に個別のIPSec接続を作成します。各IPSec接続に対して、Oracleは、地理的に冗長なIPSecヘッドエンド上に2つのトンネルをプロビジョニングします。詳細は、接続性冗長性ガイド(PDF)を参照してください。

ルーティング・プロトコルの考慮事項

サイト間VPN IPSec接続を作成する場合、2つの冗長IPSecトンネルがあります。両方のトンネルを使用するようにCPEを構成することをお薦めします(CPEでサポートされている場合)。以前は、Oracleによって、最大4つのIPSecトンネルを持つIPSec接続が作成されていました。

次の2つのルーティング・タイプを使用でき、サイト間VPNの各トンネルに対して別個にルーティング・タイプを選択します:

  • BGP動的ルーティング: 使用可能なルートは、BGPによって動的に学習されます。DRGは、オンプレミス・ネットワークからルートを動的に学習します。Oracle側では、DRGはVCNのサブネットを通知します。
  • 静的ルーティング: DRGへのIPSec接続を設定する場合は、VCNに通知する必要のあるオンプレミス・ネットワークへの特定のルートを指定します。VCNのサブネットへの静的ルートを使用して、CPEデバイスを構成する必要もあります。これらのルートは、動的には学習されません。
  • ポリシー・ベースのルーティング: DRGへのIPSec接続を設定する場合は、VCNに通知する必要のあるオンプレミス・ネットワークへの特定のルートを指定します。VCNのサブネットへの静的ルートを使用して、CPEデバイスを構成する必要もあります。これらのルートは、動的には学習されません。

BGP最適パス選択アルゴリズムの操作方法に関するOracleの推奨事項など、サイト間VPNを使用したルーティングの詳細は、「サイト間VPNのルーティング」を参照してください。

その他の重要なCPE構成

CPEのアクセス・リストが、Oracle Cloud Infrastructureとの間で必要なトラフィックをブロックしないように正しく構成されていることを確認します。

複数のトンネルが同時にアップしている場合は、非対称ルーティングが発生する可能性があります。非対称ルーティングを可能にするには、CPEが任意のトンネルでVCNからのトラフィックを処理するように構成されていることを確認します。たとえば、ICMP検査を無効にしたり、TCP状態バイパスを構成したりする必要があります。適切な構成の詳細は、CPEベンダーのサポートに問い合せてください。対称になるようにルーティングを設定するには、「サイト間VPNのルーティング」を参照してください。

注意事項および制限事項

この項では、注意する必要のあるサイト間VPNの重要な一般的特性と制限について説明します。

非対称ルーティング

Oracleでは、IPSec接続を構成する複数のトンネル間で非対称ルーティングが使用されます。適切にファイアウォールを構成してください。そうしないと、接続間でのpingテストまたはアプリケーション・トラフィックが確実に動作しません。

複数のトンネルをOracle Cloud Infrastructureに使用する場合は、優先トンネルを通じてトラフィックを決定論的にルーティングするようにルーティングを構成することをお薦めします。1つのIPSecトンネルをプライマリとして使用し、別のトンネルをバックアップとして使用する場合は、プライマリ・トンネル(BGP)用として特定性の高いルートを構成し、バックアップ・トンネル(BGP/静的)用として特定性の低いルート(サマリーまたはデフォルト・ルート)を構成します。それ以外の場合、すべてのトンネルを通じて同じルート(デフォルト・ルートなど)を通知すると、Oracleが非対称ルーティングを使用するため、VCNからオンプレミス・ネットワークへの返却トラフィックは、使用可能なトンネルのいずれかにルーティングされます。

対称ルーティングの強制方法に関する特定のOracleルーティング推奨は、サイト間VPNのルーティングを参照してください。

ルートベースまたはポリシーベースのサイト間VPN

IPSecプロトコルは、セキュリティ・アソシエーション(SA)を使用してパケットの暗号化方法を判断します。各SA内で、パケットのソースIPアドレスと宛先IPアドレスおよびプロトコル・タイプをSAデータベースのエントリにマップする暗号化ドメインを定義して、パケットを暗号化または復号化する方法を定義します。

ノート

他のベンダーまたは業界のドキュメントでは、SAまたは暗号化ドメインを参照するときに、プロキシID、セキュリティ・パラメータ・インデックス(SPI)またはトラフィック・セレクタという用語が使用される場合があります。

IPSecトンネルを実装するには、一般的に2つの方法があります:

  • ルートベース・トンネル: ネクスト・ホップベース・トンネルとも呼ばれます。ルート表検索は、パケットの宛先IPアドレス上で実行されます。そのルートのエグレス・インタフェースがIPSecトンネルである場合、パケットは暗号化され、トンネルの他方の側に送信されます。
  • ポリシーベース・トンネル: パケットのソースと宛先のIPアドレスおよびプロトコルがポリシー・ステートメントのリストと照合されます。一致が検出されると、そのポリシー・ステートメント内のルールに基づいてパケットが暗号化されます。

Oracle Site - to - Site VPNヘッドエンドではルートベース・トンネルが使用されますが、次の各項に示す注意事項を考慮しながら、ポリシーベース・トンネルとともに使用できます。

ルートベース・トンネル用の暗号化ドメイン

CPEでルートベース・トンネルがサポートされている場合は、この方法を使用してトンネルを構成します。これは最も単純な構成で、Oracle VPNヘッドエンドとの相互運用性が最も高くなっています。

ルートベースのIPSecでは、次の値を持つ暗号化ドメインが使用されます:

  • ソースIPアドレス: 任意(0.0.0.0/0)
  • 宛先IPアドレス: 任意(0.0.0.0/0)
  • プロトコル: IPv4

より特定的にする必要がある場合は、デフォルト・ルートではなく、暗号化ドメイン値に単一のサマリー・ルートを使用できます。

ポリシーベース・トンネル用の暗号化ドメイン

ポリシーベースのトンネルを使用する場合、定義するすべてのポリシー・エントリ(IPSec接続の一方の側のCIDRブロック)によって、トンネルの他方の端の適格なすべてのエントリとのIPSecセキュリティ・アソシエーション(SA)が生成されます。このペアは暗号化ドメインと呼ばれます。

この図では、IPSecトンネルのOracle DRG終端に、3つのIPv4 CIDRブロックと1つのIPv6 CIDRブロックのポリシー・エントリがあります。トンネルのオンプレミスCPE終端には、ポリシー・エントリ2つのIPv4 CIDRブロックと2つのIPv6 CIDRブロックがあります。各エントリは、トンネルの反対側にある可能性のあるすべてのエントリを含む暗号化ドメインを生成します。SAペアの両側で同じバージョンのIPを使用する必要があります。その結果、合計8つの暗号化ドメインが作成されます。

複数の暗号化ドメインとその数を決定する方法を示す図。
重要

CPEでポリシーベース・トンネルのみがサポートされている場合、次の制限に注意してください。

  • Site - to - Site VPNは複数の暗号化ドメインをサポートしていますが、暗号化ドメインの上限は50です。
  • 前述の例のような状況で、CPE側で6つの可能なIPv4暗号化ドメインのうち3つのみを構成した場合、すべての可能な暗号化ドメインが常にDRG側で作成されるため、リンクは「Partial UP」状態でリストされます。
  • ポリシーベースのルーティングは、すべてのリージョンで使用できるわけではなく、VPN接続v2接続に依存します。サポートされているリージョンのリストは、サイト間VPN v2の可用性を参照してください。
  • トンネルが作成された時期によっては、ポリシーベースのルーティングを使用するように既存のトンネルを編集できず、トンネルを新しいIPSecトンネルに置き換える必要がある場合があります。
  • トンネルのOracle DRG終端で使用されるCIDRブロックは、トンネルのオンプレミスCPE終端で使用されるCIDRブロックと重複できません。
  • 暗号化ドメインは、常に同じIPバージョンの2つのCIDRブロック間にある必要があります。

CPEがNATデバイスの背後にある場合

一般的に、接続の終端で構成されたCPE IKE識別子は、Oracleが使用しているCPE IKE識別子と一致する必要があります。デフォルトでは、OracleではCPEのパブリックIPアドレスが使用されます。これは、Oracle ConsoleでCPEオブジェクトを作成したときに指定したものです。ただし、CPEがNATデバイスの背後にある場合、次の図に示すように、終端で構成されたCPE IKE識別子がCPEのプライベートIPアドレスになる可能性があります。

この図は、NATデバイスの背後にあるCPE、パブリックIPアドレスとプライベートIPアドレス、およびCPE IKE識別子を示しています。
ノート

一部のCPEプラットフォームでは、ローカルIKE識別子を変更できません。実行できない場合は、Oracle ConsoleでリモートIKE IDを変更し、CPEのローカルIKE IDと一致させる必要があります。IPSec接続を設定するときに、または設定後に、IPSec接続を編集して値を指定できます。Oracleでは、値がIPアドレスまたはcpe.example.comなどの完全修飾ドメイン名(FQDN)であることが必要です。手順については、Oracleで使用されるCPE IKE識別子の変更を参照してください。

サポートされているIPSecパラメータ

すべてのリージョンでサポートされているIPSecパラメータのベンダー非依存のリストについては、サポートされているIPSecパラメータを参照してください。

商用クラウドのOracle BGP ASNは、31898です。US Government Cloudにサイト間VPNを構成する場合は、Government CloudおよびOracleのBGP ASNに必要なサイト間VPNパラメータを参照してください。United Kingdom Government Cloudについては、OracleのBGP ASNを参照してください。

CPE構成

重要

この項の構成手順は、使用しているCPE用のOracle Cloud Infrastructureで提供されています。サポートが必要な場合は、CPEベンダーのサポートに直接問い合せてください。

次の図は、IPSec接続の基本的なレイアウトを示しています。

この図は、IPSec接続とトンネルの一般的なレイアウトを示しています。

提供されている構成テンプレートは、ファームウェアVer.10.2.16を実行しているIX3315、またはファームウェアVer.10.2.16ソフトウェア(またはそれ以降)を実行しているIX2106用のものです。テンプレートは、構成する必要がある各トンネルに情報を提供します。最大の冗長性のために、構成されたすべてのトンネルを設定することをお薦めします。

構成テンプレートでは、次の項目を指定する必要があります:

  • CPEパブリックIPアドレス: CPE上の外部インタフェースに割り当てられたインターネット・ルーティング可能なIPアドレス。ユーザーまたはOracle管理者は、Oracle ConsoleでCPEオブジェクトを作成するときに、この値をOracleに提供します。
  • 内部トンネル・インタフェース(BGPを使用する場合に必要): 内部トンネル・インタフェースのCPE終端とOracle終端のIPアドレス。これらの値は、Oracle ConsoleでIPSec接続を作成するときに指定します。
  • BGP ASN (BGPを使用する場合は必須): BGP ASN。

さらに、次が必要です:

  • CPEとローカル・ネットワーク間のトラフィックに対する内部ルーティングを構成します。

  • 必ず、NEC IXシリーズとOracle VCN間のトラフィックを許可します。

  • 使用されるIKEポリシーを識別します(次の構成テンプレートは、このIKEポリシーを$<ikePolicy1>および$<ikePolicy2>として参照します)。
  • 使用されるIPSecポリシーを識別します(次の構成テンプレートは、このIPSecポリシーを$<ipsecPolicy1>および$<ipsecPolicy2>として参照します)。
  • 使用される仮想トンネル・インタフェース名を識別します(次の構成テンプレートは、これらを変数$<tunnelInterfaceNumber1>および$<tunnelInterfaceNumber2>として参照します)。
重要

Oracle Cloud Infrastructureの次の構成テンプレートは、CPEに適用する必要がある操作の開始点となります。テンプレートで参照されているパラメータの一部は、CPE上で一意である必要があります。また、一意性はCPEにアクセスすることでのみ判別可能です。CPE上のパラメータが有効であり、以前に構成した値が上書きされないことを確認してください。特に、次の値が一意であることを確認してください:

  • ポリシー名または番号
  • インタフェース名
  • アクセス・リスト番号(該当する場合)

構成を適用する前に定義する必要のあるパラメータを検索するには、テンプレート内でキーワードUSER_DEFINEDを検索してください。

IKEv2の使用について

Oracleは、Internet Key Exchangeバージョン1 (IKEv1)およびバージョン2 (IKEv2)をサポートしています。コンソールでIKEv2を使用するようにIPSec接続を構成する場合、CPEでサポートされているIKEv2および関連するIKEv2暗号化パラメータのみを使用するようにCPEを構成する必要があります。OracleでIKEv1またはIKEv2用にサポートされているパラメータのリストについては、サポートされているIPSecパラメータを参照してください。

IKEゲートウェイを定義するときに、IKEバージョンを指定します。次の構成には、IKEv1とIKEv2のIKEゲートウェイの構成方法を示すコメントがあります。

IKEv1構成テンプレート

IKEv1構成テンプレートを読みやすいように全画面表示します。


!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
! IKEv1 Configuration Template
! The configuration consists of two IPSec tunnels. Oracle highly recommends that you configure both tunnels for maximum redundancy.
!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
! The configuration template involves setting up the following:
! Configure ISAKMPv1 and IPSec Policies
! Configure Keepalive Setting of ICMP
! Configure Virtual Tunnel Interfaces
! IP Routing (BGP or Static)
!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
! The configuration template has various parameters that you must define before applying the configuration.
!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
! PARAMETERS REFERENCED:
! $<OracleHeadendIpAddress1> = Oracle public IP endpoint obtained from the Oracle Console.
! $<OracleHeadendIpAddress2> = Oracle public IP endpoint obtained from the Oracle Console.
! $<sharedSecret1> = You provide when you set up the IPSec connection in the Oracle Console, or you can use the default Oracle-provided value.
! $<sharedSecret2> = You provide when you set up the IPSec connection in the Oracle Console, or you can use the default Oracle-provided value.
! $<cpePublicIpAddress> = The public IP address for the CPE. This is the IP address of your outside interface.
! $<vcnCidrBlock> = VCN CIDR block. For example, 10.0.0.0/20.
! $<tunnelInterfaceNumber1> = The number of your tunnel interface for the first tunnel. For example, 1. 
! $<tunnelInterfaceNumber2> = The number of your tunnel interface for the second tunnel. For example, 2.
! $<ikePolicy1> = The name of your IKE Policy. For example, ike-policy1.
! $<ikePolicy2> = The name of your IKE Policy. For example, ike-policy2.
! $<ipsecPolicy1> = The name of your IPSec Policy. For example, ipsec-policy1.
! $<ipsecPolicy2> = The name of your IPSec Policy. For example, ipsec-policy2.
! $<lanInterfaceNumber> = The number of your LAN interface. For example, 1.0.
! $<lanIpAddress> = The IP address of the LAN interface for your CPE.
! $<OracleInsideTunnelIpAddress1> = Inside tunnel IP address of Oracle-side for the first tunnel. You provide these values when creating the IPSec connection in the Oracle Console.
! $<OracleInsideTunnelIpAddress2> = Inside tunnel IP address of Oracle-side for the second tunnel. You provide these values when creating the IPSec connection in the Oracle Console.
! $<cpeInsideTunnelIpAddress1> = The CPE's inside tunnel IP for the first tunnel.
! $<cpeInsideTunnelIpAddress2> = The CPE's inside tunnel IP for the second tunnel.
! $<bgpASN> = Your BGP ASN.
!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

! Configure ISAKMPv1 and IPSec Policies

	ip access-list sec-list permit ip src any dest any
	ike nat-traversal
	ike proposal ike-prop encryption aes-256 hash sha2-256 group 1536-bit
	ike policy $<ikePolicy1> peer $<OracleHeadendIpAddress1> key $<sharedSecret1> ike-prop
	ike policy $<ikePolicy2> peer $<OracleHeadendIpAddress2> key $<sharedSecret2> ike-prop

	ipsec autokey-proposal ipsec-prop esp-aes-256 esp-sha lifetime time 3600
	ipsec autokey-map $<ipsecPolicy1> sec-list peer $<OracleHeadendIpAddress1> ipsec-prop pfs 1536-bit
	ipsec autokey-map $<ipsecPolicy2> sec-list peer $<OracleHeadendIpAddress2> ipsec-prop pfs 1536-bit

! Configure Keepalive Setting of ICMP

	watch-group watch_tunnel1 10
	event 20 ip unreach-host $<lanIpAddress> Tunnel$<tunnelInterfaceNumber1> source GigaEthernet$<lanInterfaceNumber>
	action 10 ip shutdown-route  $<vcnCidrBlock> Tunnel$<tunnelInterfaceNumber1>
	action 20 ipsec clear-sa Tunnel$<tunnelInterfaceNumber1>

	network-monitor watch_tunnel1 enable

	watch-group watch_tunnel2 10
	event 20 ip unreach-host $<lanIpAddress> Tunnel$<tunnelInterfaceNumber2> source GigaEthernet$<lanInterfaceNumber>
	action 10 ip shutdown-route  $<vcnCidrBlock> Tunnel$<tunnelInterfaceNumber2>
	action 20 ipsec clear-sa Tunnel$<tunnelInterfaceNumber2>

	network-monitor watch_tunnel2 enable

	! Configure Virtual Tunnel Interfaces

	interface Tunnel$<tunnelInterfaceNumber1>
	tunnel mode ipsec
	ip address $<cpeInsideTunnelIpAddress1>
	ip tcp adjust-mss auto
	ipsec policy tunnel ipsec-policy1 out
	no shutdown

	interface Tunnel$<tunnelInterfaceNumber2>
	tunnel mode ipsec
	ip address $<cpeInsideTunnelIpAddress2>
	ip tcp adjust-mss auto
	ipsec policy tunnel ipsec-policy2 out
	no shutdown

! IP Routing
! Select dynamic (BGP) or static routing. Uncomment the corresponding commands prior to applying configuration.

! Border Gateway Protocol (BGP) Configuration
! Uncomment below lines if you select BGP.

! ip ufs-cache enable cache

! route-map pri1 permit 10
!  set metric 5
!  set local-preference 200

! route-map pri2 permit 10
!  set metric 10
!  set local-preference 150

! router bgp $<bgpASN>
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress1> remote-as 31898
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress1> timers 10 30
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress2> remote-as 31898
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress2> timers 10 30
!  address-family ipv4 unicast
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress1> route-map pri1 in
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress1> route-map pri1 out
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress2> route-map pri2 in
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress2> route-map pri2 out
!  network 192.168.100.0/24

! Static Route Configuration
! Uncomment below lines if you select static routing.

! ip ufs-cache enable
! ip route  $<vcnCidrBlock> Tunnel0.0
! ip route  $<vcnCidrBlock> Tunnel1.0
   
IKEv2構成テンプレート

IKEv2構成テンプレートを読みやすいように全画面表示します。


!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
! IKEv2 Configuration Template
! The configuration consists of two IPSec tunnels. Oracle highly recommends that you configure both tunnels for maximum redundancy.
!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
! The configuration template involves setting up the following:
! Keyring (Pre-Shared Key)
! Configure ISAKMP and IPSec Policies
! Configure Virtual Tunnel Interfaces
! IP Routing (BGP or Static)
!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
! The configuration template has various parameters that you must define before applying the configuration.
!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
! PARAMETERS REFERENCED:
! $<OracleHeadendIpAddress1> = Oracle public IP endpoint obtained from the Oracle Console.
! $<OracleHeadendIpAddress2> = Oracle public IP endpoint obtained from the Oracle Console.
! $<sharedSecret1> = You provide when you set up the IPSec connection in the Oracle Console, or you can use the default Oracle-provided value.
! $<sharedSecret2> = You provide when you set up the IPSec connection in the Oracle Console, or you can use the default Oracle-provided value.
! $<cpePublicIpAddress> = The public IP address for the CPE. This is the IP address of your outside interface.
! $<vcnCidrBlock> = VCN CIDR block. For example, 10.0.0.0/20.
! $<tunnelInterfaceNumber1> = The number of your tunnel interface for the first tunnel. For example, 1.
! $<tunnelInterfaceNumber2> = The number of your tunnel interface for the second tunnel. For example, 2.
! $<lanInterfaceNumber> = The number of your LAN interface. For example, 1.0.
! $<wanInterfaceNumber> = The WAN interface or outside of tunnel interface which is configured with the CPE public IP address. For example, 0.1.
! $<lanIpAddress> = The IP address of the LAN interface for your CPE.
! $<OracleInsideTunnelIpAddress1> = Inside tunnel IP address of Oracle-side for the first tunnel. You provide these values when creating the IPSec connection in the Oracle Console.
! $<OracleInsideTunnelIpAddress2> = Inside tunnel IP address of Oracle-side for the second tunnel. You provide these values when creating the IPSec connection in the Oracle Console.
! $<cpeInsideTunnelIpAddress1> = The CPE's inside tunnel IP for the first tunnel.
! $<cpeInsideTunnelIpAddress2> = The CPE's inside tunnel IP for the second tunnel.
! $<bgpASN> = Your BGP ASN.
!-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

! Keyring (Pre-Shared Key)

! For authentication during IKE a separate keyring is defined for each Oracle VPN Headend peer.
! Add the pre-shared key for each Oracle VPN headend under the corresponding keyring.

ikev2 authentication psk id ipv4 $<OracleHeadendIpAddress1> key char $<sharedSecret1>
ikev2 authentication psk id ipv4 $<OracleHeadendIpAddress2> key char $<sharedSecret2>

! Configure ISAKMP and IPSec Policies
ikev2 default-profile
dpd interval 10
source-address GigaEthernet$<wanInterfaceNumber>
child-pfs 1536-bit
child-proposal enc aes-cbc-256
child-proposal integrity sha1
sa-proposal enc aes-cbc-256
sa-proposal integrity sha2-384
sa-proposal dh 1536-bit
! Configure Virtual Tunnel Interfaces

interface Tunnel$<tunnelInterfaceNumber1>
tunnel mode ipsec-ikev2
ip address $<cpeInsideTunnelIpAddress1>
ip tcp adjust-mss auto
ikev2 connect-type auto
ikev2 ipsec pre-fragment
ikev2 outgoing-interface GigaEthernet$<wanInterfaceNumber>
ikev2 peer $<OracleHeadendIpAddress1> authentication psk id ipv4 $<OracleHeadendIpAddress1>
no shutdown

interface Tunnel$<tunnelInterfaceNumber2>
tunnel mode ipsec-ikev2
ip address $<cpeInsideTunnelIpAddress2>
ip tcp adjust-mss auto
ikev2 connect-type auto
ikev2 ipsec pre-fragment
ikev2 outgoing-interface GigaEthernet$<wanInterfaceNumber>
ikev2 peer $<OracleHeadendIpAddress2> authentication psk id ipv4 $<OracleHeadendIpAddress2>
no shutdown

! IP Routing
! Select dynamic (BGP) or static routing. Uncomment the corresponding commands prior to applying configuration.

! Border Gateway Protocol (BGP) Configuration
! Uncomment below lines if you select BGP.

! ip ufs-cache enable cache

! route-map pri1 permit 10
!  set metric 5
!  set local-preference 200

! route-map pri2 permit 10
!  set metric 10
!  set local-preference 150

! router bgp $<bgpASN>
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress1> remote-as 31898
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress1> timers 10 30
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress2> remote-as 31898
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress2> timers 10 30
!  address-family ipv4 unicast
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress1> route-map pri1 in
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress1> route-map pri1 out
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress2> route-map pri2 in
!  neighbor $<OracleInsideTunnelIpAddress2> route-map pri2 out
!  network 192.168.100.0/24

! Static Route Configuration
! Uncomment below lines if you select static routing.

! ip ufs-cache enable
! ip route  $<vcnCidrBlock> Tunnel0.0
! ip route  $<vcnCidrBlock> Tunnel1.0