アラームの作成

ビッグ・データ・サービスにアラームを作成します。

CPU使用率アラームの例を使用した基本的なアラーム作成手順については、次を参照してください。

アラームの詳細

フィールド 説明
アラーム名(「アラームの定義」の下) 新しいアラームのわかりやすい名前。この名前は、このアラームに関連する通知のタイトルとして送信されます。機密情報を入力しないでください。
アラームの重大度 アラームが起動状態にあるときに必要となる、レスポンスの認識タイプ。
アラーム本体(オプション) 人間が読むことのできる、配信される通知の内容。アラーム状態を解決するためのガイダンスをオペレータに提供することをお薦めします。標準プラクティスにリンクを追加することをお薦めします。
タグ(オプション) リソースの作成権限がある場合は、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済のタグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に連絡してください。
コンパートメント(メトリックの下) アラームによって評価されたメトリックを発行するリソースを含むコンパートメント。選択したコンパートメントはアラームの格納場所でもあります。デフォルトでは、以前に選択したコンパートメントが入力されます。
メトリック・ネームスペース メトリックを生成するソース・サービスまたはアプリケーションオプションは、選択したコンパートメントに存在するリソースのタイプによって異なります。
リソース・グループ(オプション) メトリックが属するグループ。リソース・グループを使用して、カスタム・メトリックを照合します。
メトリック名 アラームによって評価されるメトリックの名前。
間隔 データ・ポイントの選択を集計データに変換するときに適用する集計ウィンドウ、またはデータ・ポイントの集計頻度。例: 5分

「カスタム」間隔で、「カスタム値」を指定し、「単位」(分または時間)を選択します。

統計 集計関数。
  • Count: 指定した期間に受信される観測の数。
  • Max: 指定した期間中に観測された最大値。
  • mean: 指定した期間中のCountで、Sumの値を割った値です。
  • Min: 指定した期間中に観測された最小値。
  • P50: 50パーセンタイルの値。
  • P90: 90パーセンタイルの値。
  • P95: 95パーセンタイルの値。
  • P99: 99パーセンタイルの値。
  • rate: 間隔ごとの平均変更率。
  • sum: すべての値を足したもの。
ディメンション名 メトリック定義で指定された修飾子の名前。ディメンションを使用したメトリック・データのフィルタ処理
ディメンション値 指定したディメンションでメトリック・データをフィルタする場合に使用する値。
resourceID 指定したディメンションでメトリック・データをフィルタする場合に使用する値。
メトリック・ストリームの集計 選択した統計のメトリック・ストリームすべてを合計した値を返します。このオプションは、grouping()問合せコンポーネントと同等です。
追加ディメンション ディメンション名と値のペアを追加する場合に選択します。
トリガー・ルール アラームが起動状態になるために満たす必要がある条件。この条件では、90%のCPU使用率などのしきい値や欠落を指定できます。フィールドに次のように入力します。
  • 演算子: 起動状態にするために満たす必要がある条件の演算子。
    • がより大きい
    • 等しいか、または大きい
    • に等しい
    • 以下
    • 範囲内(指定値を含む)
    • 範囲外(指定値を含む)
    • なし
  • : 条件しきい値の値。
  • トリガー遅延時間数: アラームが起動状態になるまでに条件を維持する必要がある分の数。
宛先 アラーム通知に使用する宛先のプロバイダ。
  • 宛先サービス: アラームを起動するための通知宛先を設定するときに使用するプロバイダ。通知サービスでは、各通知宛先にトピックおよびサブスクリプション・プロトコル(PagerDutyなど)が含まれます。
  • コンパートメント: この宛先のコンパートメント。
  • トピック: トピックを選択してください。
  • トピックの作成: 新規トピックを作成し、次の情報を入力する場合に選択します。
    • トピック名
    • トピックの説明
    • サブスクリプション・プロトコル
    • サブスクリプション電子メール
メッセージのグループ化 オプションの選択:
  • メトリック・ストリーム全体でメッセージをグループ化: すべてのメトリック・ストリームのメトリック・ステータスをまとめてトラッキングします。すべてのメトリック・ストリームのメトリック・ステータスが変更されたときにメッセージを送信します。
  • メトリック・ストリーム別にメッセージを分割: メトリック・ストリーム別にメトリック・ステータスを個別にトラッキングします。各メトリック・ストリームのメトリック・ステータスが変更されたときにメッセージを送信します。
メッセージの書式 このアラームから受信するメッセージの形式のオプションを選択します(通知宛先のみ)。
  • フォーマットされたメッセージを送信: 簡易でわかりやすいレイアウト。
  • 整形されたJSONメッセージ(改行されたRAWテキスト)の送信: 改行とインデントを使用したJSON。
  • RAWメッセージの送信: RAW JSON BLOB。
通知の繰返し? アラームが起動状態になっている間、指定した間隔で通知を再送信します。
通知の抑制 通知の評価を一時停止する抑制時間ウィンドウを設定します。システム・メンテナンス期間中のアラーム通知の回避に役立ちます。「開始時間」「終了時間」およびオプションで「抑制の説明」を指定します。
このアラームを有効化します アラームが有効かどうか。無効にすると、評価や通知は行われません。