ジョブ実行の開始

データ・サイエンス・ジョブ実行を使用して、作成されたジョブに様々なユースケースを適用します。

ジョブ作成で、インフラストラクチャと実際のユース・ケース・アーティファクトが設定されます。ただし、ジョブ実行で、指定したパラメータを使用してジョブが実行されます。ジョブ実行では、指定されたインフラストラクチャがプロビジョニングされ、ジョブ・アーティファクトが実行されてから、ジョブ実行が終了すると使用済リソースがプロビジョニング解除されて破棄されます。

  • コンソールを使用した単一ノード・ジョブ実行の開始
    コンソールを使用したマルチ・ノード・ジョブ実行の開始
  • これらの環境変数は、ジョブを制御します。

    データ・サイエンスCLIを使用して、次の例のようにジョブ実行を開始します:

    1. 次を使用してジョブ実行を開始します:
      oci data-science job-run create \
      --display-name <job_run_name> \
      --compartment-id <compartment_ocid> \
      --project-id <project_ocid> \
      --job-id <job_ocid> \
      --configuration-override-details file://<optional_job_run_configuration_override_json_file> \
      --log-configuration-override-details file://<optional_job_run_logging_configuration_override_json_file>
    2. (オプション)このジョブ実行構成オーバーライドJSONファイルを使用して、親ジョブで定義された構成をオーバーライドします:
      jobEnvironmentConfigurationDetails: {
        jobEnvironmentType: "OCIR_CONTAINER",
          image: "iad.ocir.io/axoxdievda5j/odsc-byod-hello-wrld:0.1.3",
          imageDigest: "sha256",
        cmd: ["ls", "-h"],
        entrypoint: ["-l"],
          imageSignatureId: "ocid1.containerimagesignature.oc1.iad.0.ociodscdev.aaaaaaaaccutw5qdz6twjzkpgmbojdck3qotqqsbn7ph6xcumu4s32o6v5gq",
      },
          jobConfigurationDetails: {
              jobType: "DEFAULT",
              environmentVariables: <envar-list-object>},
          ...
      }
    3. (オプション)このジョブ実行ロギング構成オーバーライドJSONファイルを使用して、親ジョブで定義されたロギング構成をオーバーライドします:
      {
        "enableLogging": true,
        "enableAutoLogCreation": true,
        "logGroupId": "<log_group_ocid>"
      }
  • ADS SDKは、次のコマンドを使用してインストールできる、パブリックに使用可能なPythonライブラリでもあります:

    pip install oracle-ads

    ノートブックまたはクライアント・マシンからジョブを簡単に実行できるようにするラッパーを提供します。

    ADS SDKを使用してジョブ実行を開始します