アーティファクト・レジストリ・アーティファクトの追加

アーティファクト・レジストリ・リポジトリにあるアーティファクトへの参照を作成します。

ビルド・パイプラインで、「マネージド・ビルド」ステージの出力を格納するには、OCIコンテナ・レジストリ・リポジトリまたはアーティファクト・レジストリ・リポジトリが必要です。

ビルド出力を含むリポジトリの場所を指し示すアーティファクト参照を作成する必要があります。アーティファクト参照を作成する前に、DevOpsプロジェクトと、アーティファクト・レジストリ・リポジトリへのアクセス権が必要です。アーティファクト・レジストリへのアクセスを参照してください。

Oracle Cloud Infrastructureアーティファクト・レジストリは、ソフトウェア開発パッケージを格納、共有および管理するためのリポジトリ・サービスです。

アーティファクト・レジストリのアーティファクトの3つのタイプ(インスタンス・グループ・デプロイメント構成、汎用アーティファクト、Kubernetesマニフェストおよびコマンド仕様)への参照を作成できます。

Oracle Cloudコンソール、REST APIおよびCLIを使用したDevOpsへのアクセスについては、DevOpsへのアクセスを参照してください。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「開発者サービス」をクリックします。「DevOps」で、「プロジェクト」をクリックします。
    2. DevOpsプロジェクト・ページで、アーティファクトを追加するプロジェクトを選択します。
    3. プロジェクトの詳細ページで、左側から「アーティファクト」をクリックします。
    4. 「アーティファクト」ページで、「アーティファクトの追加」をクリックします。
    5. 「アーティファクトの追加」パネルで、次の詳細を指定します:
      1. アーティファクトの名前を入力します。
      2. 「タイプ」で、「インスタンス・グループ・デプロイメント構成」「汎用アーティファクト」「Kubernetesマニフェスト」または「コマンド仕様」を選択します。

        デプロイメント構成ファイルは、インスタンスにダウンロードするアーティファクトと、アーティファクトをコピーする必要がある場所を定義します。詳細は、デプロイメント構成ファイルを参照してください。

        コマンド仕様ファイルには、デプロイメント・パイプラインで実行されるユーザー定義のコマンドおよびステップが含まれます。詳細は、コマンド仕様を参照してください。

      3. 「アーティファクト・ソース」で、「アーティファクト・レジストリ・リポジトリ」を選択します。

        詳細は、アーティファクト・レジストリを参照してください。

      4. アーティファクト・レジストリ・リポジトリを選択するには、「選択」をクリックします。
      5. アーティファクトが存在するリージョンおよびコンパートメントを選択します。
      6. 使用可能なリストからリポジトリを選択します。
      7. アーティファクトの場所を選択します。使用可能なオプションは次のとおりです:
        • 既存の場所の選択: 選択したリポジトリからアーティファクトを選択します。
        • カスタムの場所の設定: 追加するアーティファクトのパス(場所)を入力し、アーティファクトのバージョンを入力します。アーティファクトのバージョンはパラメータとして構成することもできます。詳細は、パラメータの構成を参照してください。
      8. デプロイメント時に指定された引数値でアーティファクト・コンテンツのプレースホルダを置換する場合は、「パラメータ化の許可」を選択します。

        詳細は、パラメータの構成を参照してください。

      9. (オプション)アーティファクトにタグを追加するには、「タグ付けオプションの表示」をクリックします。タグ付けとは、テナンシ内のリソースを整理およびトラッキングできるメタデータ・システムです。

        リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを追加する権限もあります。

        定義済タグを追加するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。

        詳細は、リソース・タグを参照してください。

    6. 「追加」をクリックします。

    アーティファクト・レジストリ・リポジトリのアーティファクトへの参照が作成されます。

  • アーティファクト・レジストリ・アーティファクト参照を作成するには、create-generic-artifactコマンドを実行します:

    oci devops deploy-artifact create-generic-artifact

    create-generic-artifactコマンドの必須パラメータ:

    • --argument-substitution-mode
    • --artifact-path
    • --artifact-version
    • --repository-id
    • --artifact-type
    • --project-id

    deploy-artifactのすべてのコマンドを取得するには:

    oci devops deploy-artifact -h

    create-generic-artifactコマンドのヘルプを取得するには:

    oci devops deploy-artifact create-generic-artifact -h
  • アーティファクト・レジストリ・アーティファクト参照を作成するには、CreateDeployArtifact操作を使用します。deployArtifactType属性には、次のいずれかの値を選択します:

    • DEPLOYMENT_SPEC
    • KUBERNETES_MANIFEST
    • GENERIC_FILE