フリート・アプリケーション管理の管理

フリート・アプリケーション管理の管理タスクには、製品メタデータとその関連情報、プロパティ・メタデータ、カスタムおよびOracle定義のパッチの管理、サービスのオンボーディングされたバージョンの表示、サービスからのオプトアウトが含まれます。

フリート・アプリケーション管理では、サポートされているアプリケーションおよび関連するホスティング・リソースのライフサイクルを効果的に監視することで、運用効率が向上します。サービスへのオンボーディング後、次のステップは、製品の保守に必要な要素(製品、環境のタイプ、パッチ・タイプ、資格証明、製品コンプライアンス要件など)を特定することです。この評価は、フリート・アプリケーション管理にこれらの要素が含まれていない場合にのみ必要です。

また、プロパティは、サポートが必要な部門またはサービス組織のラベル付けおよび識別に役立ちます。

前述のすべての要素は、フリート・アプリケーション管理内のアクションの基盤となります。これらのエレメントに関連付けられた値は、それぞれのセクションでアクセス可能になります。たとえば、新しく作成された製品には、フリートおよびランブック作成フェーズでアクセスでき、ディレクティブに基づくメンテナンスの開始が可能になります。同様に、フリート・アプリケーション管理では、特定のタイプに基づいてフリートにプロパティを割り当てます。

要素を含めるには、「管理」ページで、フリート・アプリケーション管理管理者が次の情報を理解、構成および指定する必要があります。

  • メタデータ管理: ライフサイクル管理アクティビティの実行基準を確立する様々なリソースでホストされるアプリケーションの属性を管理します。Oracle定義製品およびカスタム製品に必要なメタデータ情報を提供および管理すること。
  • プロパティ: 必要なグローバル・プラットフォーム構成プロパティと、必要に応じてフリート分類子として使用できるその他のプロパティを定義します。
  • パッチ: フリート・アプリケーション管理の製品の脆弱性を強化および修正するためのソフトウェア・パッチを管理します。
  • 設定: フリート・アプリケーション管理のオンボーディング・バージョン、フリートの自動ソフトウェア検出の頻度の設定、およびサービスからオプトアウトするオプションを表示します。