Oracle Integrationのエディション

Oracle Integrationは、StandardEnterpriseおよびHealthcareの複数のエディションで使用できます。

すべてのエディションに含まれる

  • すべてのエディションで、Software as a Service (SaaS)アプリケーションとオンプレミス・アプリケーションを統合できます。
  • 選択したエディションに関係なく、クラウドとデータベースの管理およびその他の管理タスクは、Oracleによって処理されます。

Standard Edition

Standard Editionでは、統合、標準アダプタ、レシピおよびアクセラレータ、Visual Builderおよびファイル・サーバーを使用できます。

ノート

すべてのEnterprise-edition機能は、Standard-editionインスタンスに表示されます。ただし、Standard-editionライセンスがある場合、インスタンスをOracle Integration Enterpriseエディションに更新しないかぎり、Enterprise-edition機能を使用する権利はありません。インスタンスのエディション、ライセンス・タイプまたはメッセージ・パックの編集を参照してください。

Enterprise Edition

Enterprise Editionは、Standard Editionのすべての機能に加えて、エンタープライズ・アダプタを含む追加のテクノロジおよびサービスを提供します。また、Enterprise Editionでは、ロボットによるプロセス自動化を使用したロボットによるUIベースの自動化、プロセス自動化を使用したクラウドでのビジネス・プロセスの設計、自動化および管理、ポリシー、計算および推論を自動化するモデル決定ロジック、およびOracle Integration用のB2Bを使用した企業間通信のサポートも可能です。

ヘルスケア版

Healthcareエディションでは、エンタープライズ・エディションのすべての機能に加え、ヘルスケア・メッセージ、ヘルスケア・アダプタ、ヘルスケア・アクションなど、Health Level 7 (HL7)の追加テクノロジが提供されます。Oracle Integration 3でのOracle Integration for Healthcareの使用を参照してください。

ノート

Healthcareエディションは、ユニバーサル・クレジットを使用するテナンシでのみ使用できます。

すべてのエディションの比較

次に、各エディションのライセンスで使用できる機能を並べて比較します。

テクノロジー、サービス、または機能 Standardエディションで使用可能 Enterpriseエディションで使用可能 Healthcareエディションで使用可能

統合

はい

はい

はい

アダプタ- 標準

はい

はい

はい

アダプタ- エンタープライズ*

いいえ

はい

はい

B2B**

いいえ

はい

はい

データ保持

32日

32日***

184日

決定事項

いいえ

はい

はい

ディザスタ・リカバリ

いいえ

はい(追加コストが発生します)

はい(追加コストが発生します)

埋込みレシピおよびビジネス・アクセラレータと技術アクセラレータ

はい

はい

はい

ファイル・サーバー

はい

はい

はい

医療行為

いいえ

いいえ

はい

Healthcareアダプタ

いいえ

いいえ

はい

ヘルスケア・メッセージ・サポート

いいえ

いいえ

はい

プロセス自動化

いいえ

はい

はい

ロボット・プロセス・オートメーション

いいえ

はい

はい

Visual Builder

はい

はい

はい

*エンタープライズ・アダプタは、Oracle E-Business Suite Adapter、Oracle JD Edwards EnterpriseOne Adapter、Oracle Siebel AdapterおよびSAP Adapterで構成されます。

**Oracle Integration 3ではスタンドアロン・モードで新しい統合を作成することはできませんが、Oracle Integration Generation 2で作成し、Oracle Integration 3にアップグレードされた統合(ファイル転送プロトコルのユースケースなど)では、スタンドアロン・モードでAS2アダプタを引き続き使用できます。B2Bアクション、B2B設計時間、B2BランタイムなどのB2B機能でAS2アダプタを使用するには、Enterpriseエディションを使用する必要があります。

***エンタープライズ・エディションのデータ保持期間を必要に応じて増やすことができます。