Oracle APEXからの電子メールの送信
APEX_MAIL
パッケージを使用して、Autonomous DatabaseにデプロイされたOracle APEXアプリケーションから電子メールを送信できます。
APEX_MAIL
を使用する前に、Oracle APEXから電子メールを配信するSMTPサーバーを構成する必要があります。Autonomous Database上のOracle APEXは、Oracle Cloud Infrastructure Email Deliveryサービスおよびサード・パーティの電子メール・プロバイダをサポートしています。
- OCI Email Deliveryの構成
Oracle APEXインスタンスは、OCI Email Deliveryサービスを利用して、APEXアプリケーションから電子メールを送信できます。 - サード・パーティのEメール・プロバイダの構成
Oracle APEXインスタンスは、サード・パーティのEメール・プロバイダを利用してAPEXアプリケーションからEメールを送信できます。 - 電子メール構成の検証
電子メール・プロバイダがAPEX_MAIL
で使用する準備ができていることを確認するステップを示します。 - Oracle APEXからの電子メール送信のノート
Autonomous DatabaseインスタンスからOracle APEXの電子メール・プロバイダを操作するためのノートを提供します。
OCI Email Deliveryの構成
Oracle APEXインスタンスは、OCI Email Deliveryサービスを利用して、APEXアプリケーションから電子メールを送信できます。
OCI Email Deliveryサービスを使用するようにAPEX_MAIL
機能を構成するには:
詳細は、電子メール配信の概要を参照してください。
親トピック: Oracle APEXからの電子メールの送信
サード・パーティのEメール・プロバイダの構成
Oracle APEXインスタンスは、サード・パーティの電子メール・プロバイダを利用して、APEXアプリケーションから電子メールを送信できます。
APEXでサード・パーティの電子メール・プロバイダを構成する前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください:
- Autonomous Databaseがプライベート・エンドポイントを使用するように構成されている必要があります。
- 電子メール・プロバイダのSMTPエンドポイント(ポート25または587)には、Autonomous DatabaseがプロビジョニングされているVirtual Cloud Network (VCN)およびサブネットからアクセスできる必要があります。
詳細は、プライベート・エンドポイントを使用したネットワーク・アクセスの設定を参照してください。
前述の前提条件が満たされた後:
親トピック: Oracle APEXからの電子メールの送信
Oracle APEXからの電子メールの送信に関するノート
Autonomous DatabaseインスタンスからOracle APEXで電子メール・プロバイダを操作するためのノートを提供します。
Oracle APEXで電子メール・プロバイダを操作する場合は、次の点に注意してください。
- 24時間以内に、ワークスペースごとに1,000通の電子メールのデフォルト制限があります。この制限は、Oracle APEX管理サービスで更新または削除することも、
WORKSPACE_EMAIL_MAXIMUM
インスタンス・パラメータを設定することもできます。OCI Email Deliveryサービスを使用している場合、サービスによって追加の制限が課される可能性があります。 - OCI Email Deliveryサービスを使用する場合、可能なすべての「送信元」アドレスに対して承認済送信者を設定する必要があります。そうしないと、メールは拒否されます。詳細は、承認済送信者の管理を参照してください。
親トピック: Oracle APEXからの電子メールの送信