メトリック拡張の使用

メトリック拡張を使用すると、データベース管理によって監視される外部データベースに対してフルファンド・メトリックを作成できます。メトリック拡張を使用してカスタム・メトリックを作成し、管理対象データベースのヘルスおよびパフォーマンスの包括的なビューを取得できます。

ノート

データベース管理のメトリック拡張は現在、外部データベースでのみ使用可能です。この項の「管理対象データベース」の説明は、診断および管理が有効になっている外部データベースのみを指します。

メトリック拡張の操作には、次のフェーズが含まれます。

  • メトリック拡張の作成: このフェーズでは、メトリック拡張を作成し、管理対象データベースに対してテストしてから、必要に応じて編集します。
  • メトリック拡張の公開: このフェーズでは、メトリック拡張を公開し、一般に使用できるようにします。メトリック拡張の公開後は編集できなくなります。
  • 管理対象データベースでのメトリック拡張の有効化: このフェーズでは、管理対象データベースで公開されたメトリック拡張を有効化およびデプロイできます。
  • メトリック拡張でのアラームの作成: このオプション・フェーズでは、メトリック拡張のメトリック値がしきい値を超えた場合にアラームをトリガーするアラーム・ルールを作成できます。

メトリック拡張を使用する前に、必要な権限があることを確認する必要があります。次に、コンパートメントABC内のすべてのメトリック拡張関連タスクを実行する権限をDB-MGMT-USERユーザー・グループに付与するポリシーの例を示します:

Allow group DB-MGMT-USER to manage stack-monitoring-metric-extension in compartment ABC

データベース管理の「概要」ページで、必要な権限を付与するポリシーを自動的に生成できます。詳細は、「ユーザー・グループへの権限の自動付与」を参照してください。