Exadata Cloud管理インタフェース

Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customerには、ユースケースおよび自動化ニーズに適した様々な管理インタフェースが用意されています。

Exadata Cloud管理インタフェースの概要

Oracle Cloud Infrastructure (OCI)のExadata Cloudリソースは、異なる管理ユースケースに適合するように提供されている様々なインタフェースを介して作成および管理されます。

様々なインタフェースには次が含まれます:
  • OCIコンソール・インタフェースおよび自動化ツール(コンソールの使用を参照)
  • アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)
  • コマンドライン・インタフェース(CLI)
管理インタフェースは、2つの主要カテゴリにグループ化されます:
  • OCIコントロール・プレーン・インタフェース
  • ローカルExadata Cloud VM CLI
ノート

様々なExadata Cloudデータベース管理のユースケースでこれらのインタフェースを調整する方法の詳細およびベスト・プラクティスは、My Oracle Supportノート: Exadata Cloud API/CLI Alignment Matrix (Doc ID 2768569.1)を参照してください。

OCIコントロール・プレーン・インタフェース

OCI APIは、HTTPSリクエストおよびレスポンスを使用する典型的なREST APIです。OCIコンソールは、Exadata Cloudおよびその他のOCIリソースを作成および管理するための直感的なグラフィカル・インタフェースで、OCI APIのインタフェースの1つです。OCI APIを使用して自動化を開発すると、キット、ツールおよびプラグインを含む多くの追加インタフェースが提供され、開発が容易になり、OCIリソースの管理が簡素化されます。これらのAPIのサブセットは、Exadata Cloudリソースとそのインフラストラクチャに適用されます。これらの各インタフェースは、すべてOCI APIをコールして同じ機能を実現するために使用でき、プリファレンスおよびユースケースに応じて柔軟性と選択を可能にするために提供されています。

  • コマンドライン・インタフェース(CLI): OCI CLIは、Exadata Cloudリソースおよびその他のOCIタスクを完了するために単独で、またはコンソールで使用できるフットプリントの小さいツールです。CLIには、コンソールと同じコア機能と追加のコマンドがあります。スクリプトの実行機能など、これらの一部によって、コンソールの機能が拡張されます。
  • ソフトウェア開発キット(SDK): OCIには、Exadata Cloudおよびその他のOCIベースのサービスやアプリケーションのカスタム・ソリューションの開発を可能にするSDKが用意されています。
  • DevOpsのツールおよびプラグイン: これらのツールでは、インフラストラクチャのプロビジョニングや管理を簡略化したり、自動プロセスを可能にしたり、開発を容易にできます。ツールには、リソース・マネージャおよびOCI Ansibleコレクションで使用されるOCI Terraformプロバイダが含まれます。
  • クラウド・シェル: クラウド・シェルは、OCIコンソールからアクセスできる無料のブラウザベース・ターミナルで、事前認証済のOCI CLIやその他の便利な開発者ツールとともにLinuxシェルへのアクセスを可能にします。シェルを使用すると、Exadata Cloudおよびその他のOCIリソースと対話し、ラボやチュートリアルに従って、OCI CLIコマンドをすばやく実行できます。
  • 付録およびリファレンス: この全般的なリファレンスでは、Oracle Cloud Infrastructureサービスと統合するためのSDKおよび他の開発者ツールの構成方法を示します。
  • REST API: この完全なリファレンスでは、Oracle Cloud Infrastructure REST APIの詳細(説明、構文、エンドポイント、エラー、署名など)を提供します。Exadata Cloud@Customer固有のOCI REST APIは、APIの使用の項を参照してください:
    • APIを使用したExadata Cloud@Customerインフラストラクチャの管理
    • APIを使用したExadata Cloud@Customerバックアップ保存先の管理
    • APIを使用したExadata Cloud@Customer VMクラスタの管理
    • APIを使用したExadata Cloud@CustomerでのOracle Databaseホームの作成
    • APIを使用したExadata Cloud@CustomerでのOracle Databaseホームの管理
    • APIを使用したOracle Databaseコンポーネントの管理
    • APIを使用したExadata Cloud@CustomerシステムでのData Guardアソシエーションの管理
    • APIを使用したデータベースのバックアップおよびリカバリの管理
    • APIを使用したExadata Cloud@Customerシステムへのパッチ適用

ローカルVMコマンドライン・インタフェース

OCI RESTベースのAPIに加えて、Exadata Cloud InfrastructureのVMクラスタの一部としてプロビジョニングされたVMゲストにあるCLIユーティリティを使用して、様々なライフサイクルおよび管理操作を実行できます。

ベスト・プラクティスは、対応するOCI APIが使用できない場合、またはExadata Cloud@Customerが切断モードの場合に、これらのユーティリティを使用することです。

ユーティリティには次が含まれます:
  • dbaascli: dbaascliユーティリティを使用して、Exadata Cloud Serviceで次のような様々なデータベース・ライフサイクルおよび管理操作を実行します
    • データベース・ユーザーのパスワードの変更
    • データベースの起動
    • プラガブル・データベース(PDB)の管理
    • 切断モードでのCPUコア数のスケーリング
  • bkup_api: bkup_apiユーティリティを使用して、データベース全体または個々のプラガブル・データベース(PDB)のオンデマンド・バックアップの作成など、Exadata Cloud Serviceで様々なバックアップおよびリカバリ操作を実行したり、自動バックアップ構成で使用されるバックアップ設定をカスタマイズしたりします
  • ExaCLI: ExaCLIコマンドライン・ユーティリティを使用して、Exadata CloudのExadata Storage Serverでモニタリングおよび管理機能を実行します。

これらのユーティリティは、前述のOCI APIベースのインタフェースとは別個のものとして追加で提供されます。ローカルVMコマンドライン・ユーティリティを使用するには、Exadata Cloud VMクラスタの仮想マシンに接続し、OCIユーザー・セキュリティではなくVMオペレーティング・システム・ユーザー・セキュリティを実行に使用する必要があります。Exadata Cloud@CustomerがOCIコントロール・プレーンから切断されている場合、ユーティリティを使用して操作を実行できます。これらのユーティリティによって実行されるほとんどの操作では、DB Syncと呼ばれるプロセスを使用して、変更がOCIコントロール・プレーンに同期されます。ただし、コントロール・プレーンに同期されない操作が発生する場合があります。

これらのCLIユーティリティを含む仮想マシン上のクラウド・ツール・ソフトウェアは、Oracleによって定期的に自動更新されます。必要に応じて、dbaascliを使用したクラウド・ツールの更新の手順に従って、ツールを手動で更新できます。