Windowsイベント監視の設定

Windowsイベント・ログは、OS操作、ファイル・アクセス、ユーザー・アクセスおよびそれで実行されているアプリケーションに関連するイベントを記録するために、Windowsオペレーティング・システムによって生成されます。これらのイベント・ログは、セキュリティおよびアプリケーションのパフォーマンスと問題に関するインサイトを提供できます。

Windowsイベント・ログに記録されるイベントのタイプは、次のように広く分類されています。

  • アプリケーション: Windowsインスタンスにインストールされたアプリケーションに関連するエラーおよびイベント。

  • セキュリティ: ファイルおよびユーザー・アクセス・イベント。これらは、Windows監査によって記録されます。

  • 設定: インストール関連イベント。

  • システム: Windows OSシステムおよびそのコンポーネントに関連するイベントの記録。

Oracle Log Analyticsは、Windowsイベント分類と一致するOracle定義のログ・ソースを提供し、あらゆる種類の収集データを処理できるようにします。

  • Windowsアプリケーション・イベント

  • Windowsセキュリティ・イベント

  • Windows設定イベント

  • Windowsシステム・イベント

Oracle Log Analyticsは、すべての履歴Windowsイベント・ログ・エントリを収集し、Windowsおよびその他のカスタム・イベント・チャネルをサポートできます。

Windowsイベントログを収集するための全体的なフロー

次に、ホストからログ情報を収集するためのタスクの概要を示します。

Windowsイベント・ソースの作成

Oracle Log Analyticsには、Windowsイベント収集用の複数のOracle定義ログ・ソースがすでに用意されています。

Oracle Log Analyticsには、syslog収集用の複数のOracle定義ログ・ソースがすでに用意されています。使用可能なOracle定義ソースまたはユーザー定義ソースのいずれかを使用できるかどうかを確認します。そうでない場合は、次のステップを使用して新しいログ・ソースを作成します。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「Log Analytics」で、「管理」をクリックします。「管理の概要」ページが開きます。

    管理リソースが、左側のナビゲーション・ペインの「リソース」の下にリストされます。「ソース」をクリックします。

    「ソース」ページが開きます。「ソースの作成」をクリックします。

  2. 「名前」フィールドに、ソースの名前を入力します。

    オプションで、説明を追加します。

  3. 「ソース・タイプ」リストから、「Microsoft Windows」を選択します。このオプションを使用すると、すべての履歴Windowsイベント・ログ・エントリおよびカスタム・イベント・チャネルのレコードを収集できます。

    このソース・タイプには、「ログ・パーサー」フィールドは必要ありません。また、デフォルトのエンティティ・タイプHost (Windows)が自動的に選択され、変更できません。

  4. イベント・サービス・チャネル名を指定します。チャネル名は、エージェントがアソシエーションを構成してログを取得できるように、Windowsイベントの名前と一致する必要があります。

  5. 特定のイベントIDでWindowsイベントをフィルタするには、データ・フィルタを追加します。ソースでのデータ・フィルタの使用を参照してください。

  6. 「ソースの作成」をクリックします。