コマンド・リファレンス

問合せ文字列にコマンドを指定して、検索結果に特定のアクションを実行します。

問合せの最初の暗黙的なコマンドは、searchコマンドです。このコマンドは、取得する必要があるデータを識別するための一連のキーワードおよびフィールド名と値のペアで構成されます。その他のコマンドを指定するには、パイプ文字(|)を使用して、それらをsearchコマンドから区別します。

次のコマンドがサポートされます:

Command 説明
addfields

linkstatsまたはtimestatsコマンドによって生成された結果内で集計データを生成します。

bottom

指定されたフィールドによって決定される最小の集計値を含む特定の数の結果を表示します。

bucket

フィールドの値の範囲に基づいて、ログ・レコードをバケットにグループ化します。

classify

linkコマンドによって識別されるグループのクラスタ・プロパティ。

cluster

類似したログ・レコードをグループ化します。

clustercompare

あるクラスタ・コレクションを別のクラスタ・コレクションと比較し、現在の範囲に排他的に存在するクラスタと、ベースライン範囲に排他的に存在するクラスタを表示します。

clusterdetails

特定のclassify結果については、カテゴリ内のログ・データを調べます。メッセージ署名を個々のログ・エントリに展開することができます。

clustersplit

特定のclassify結果のクラスタ内のログ・データを表形式で表示します。

compare

指定した比較間隔でlinkコマンドによって生成されたプロパティを比較します。

createtable

linkコマンドの結果から1つ以上のフィールドを集計します。

createview

linkコマンドによって識別されるグループのサブセットを作成する副問合せを定義します。

dedup

sortコマンドで生成された検索順序に基づいて、フィールド値の同じ組合せを含む結果を削除します。

delta

deltaコマンド実行時のグループのソート順序で、あるグループの数値プロパティと前のグループの別の数値プロパティ間の差異を計算します。

distinct

返された結果から重複を削除します。

eval

式の値を計算し、その値を新しいフィールドに表示します。

eventstats

linkstatsまたはtimestatsコマンドによって生成された結果のプロパティについて、(オプションでフィールド別にグループ化された)全体的なサマリー統計を取得します。出力には、集計ごとに1つのフィールドが含まれます。

extract

正規表現を使用して、既存のフィールドの抜粋を取得します。

fields

フィールド名に基づいて、取得結果から追加または削除するフィールドを指定します。

fieldsummary

指定されたフィールドのデータを返します。

frequent

フィールド・リスト内のすべてのフィールドの最も頻度の高い値のn件の結果を表示します。

geostats

「クライアント・ホスト座標」フィールドでグループ化されたサマリー統計を指定します。

head

最初のn件の結果を表示します。

highlight

文字列または文字列のリストを照合し、ログUIで強調表示します。

highlightgroups

statslinktimestatsなどのグループ化コマンドによって識別されるグループのプロパティの文字列または検索基準に一致し、ビジュアライゼーションでそれらが強調表示されます。

highlightrows

文字列または文字列のリストを照合し、ログUIで行全体を強調表示します。

jsonextract

JSON形式データからJSONパスを使用して、既存のフィールドの抜粋を取得します。

link

ログ・レコードを上位レベルのビジネス・トランザクションにグループ化します。

lookup

フィールド値ルックアップを呼び出します。

map

createviewコマンドを使用して作成されたビューを、linkコマンドによって識別されたグループと結合して新しいプロパティを作成します。

nlp

自然言語処理アルゴリズムをテキスト・フィールドに適用します。

outlier

結果で不規則または珍しいフィールド値を検索します。

rare

フィールド・リスト内のすべてのフィールドの最も頻度の低い値のn件の結果を表示します。オプションで、追加フィールド別にグループ化できます。

regex

指定した正規表現に従ってデータをフィルタします。

rename

フィールドの名前を変更します。

search

使用可能なログ・データから特定の論理式を取得します。

searchlookup

参照表からコンテンツを取得します。

sequence

linkコマンドで識別されるグループ内のログ・レコード・パターンを検索します。

sort

指定したフィールドに基づいてログをソートします。

stats

検索結果のサマリー統計を提供します。指定したフィールドに基づいてグループ化することもできます。

tail

結果の最後のn数を表示します。

timecluster

時系列チャートの類似度に基づいて、時系列チャートをグループ化します。

timecompare

指定した比較間隔で前のtimestatsコマンドによって生成されたすべての集計列の結果を含む列を生成します。

timestats

時系列の統計トレンドを表示するデータを生成します。指定のフィールドによってグループ化することもできます。

top

発生回数が最も多いフィールド値の指定数、または指定フィールドによって決定される最大集計値を含む結果数のいずれかを表示します。

updatetable

createtableコマンドを使用して作成された既存の表を更新します。表に副問合せまたはeval式を適用し、フィールドを表示または非表示にします。このコマンドは、linkビジュアライゼーションでのみ機能します。

where

式の値がtrueまたはfalseになるように計算します。

xmlextract

XML文書からXPathを使用して既存のフィールドの抜粋を取得します。