自動ストレージ拡張の有効化または無効化
割り当てられたストレージ領域が一杯になるとサービスが失われないように、DBシステムで自動ストレージ拡張を有効にします。
ノート
Always Free DBシステムでは、自動ストレージ拡張を有効にできません。
Always Free DBシステムでは、自動ストレージ拡張を有効にできません。
次のメトリックを使用して、DBシステムのストレージ領域を監視できます:
- StorageAllocated: 間隔中にDBシステムに割り当てられる領域の最大量(GB)。
- StorageUsed: 間隔中に使用された領域の最大数(GB)。
自動ストレージ拡張が有効になっている場合は、次の場合にDBシステムのストレージ・サイズが拡張されます。
StorageUsed >= StorageAllocated - MIN(50, 8 + (StorageAllocated) ÷ 25)
StorageAllocatedを増やすことでストレージ・サイズが拡張されます。StorageAllocated = StorageAllocated + MIN(50, 8 + (StorageAllocated) ÷ 25)
空きストレージ領域が再び小さくなると、拡張ストレージ・サイズが現在のストレージ・サイズになり、次のストレージ拡張のしきい値が計算されます。ストレージ・サイズが指定された最大ストレージ・サイズに達すると、ストレージ・サイズがそれ以上拡張されません。表8-2この表は、ストレージ拡張をトリガーするStorageUsedの計算例を示しています。
StorageAllocated | StorageUsedがヒットした場合 | 拡張後のStorageAllocated |
---|---|---|
50 | 50 - 10 = 40 | 50 + 10 = 60 |
100 | 100 - 12 = 88 | 100 + 12 = 112 |
200 | 200 - 16 = 184 | 200 + 16 = 216 |
500 | 500 - 28 = 472 | 500 + 28 = 528 |
800 | 800 - 40 = 760 | 800 + 40 = 840 |
1000 | 1000 - 48 = 952 | 1000 + 48 = 1048 |
1050 | 1050 - 50 = 1000 | 1050 + 50 = 1100 |
1100 | 1100 - 50 = 1050 | 1100 + 50 = 1150 |
チャートを作成して、一定期間にわたってメトリックをモニターし、値が変更されたか、値が変更されたかを特定できます。メトリックを使用した問合せの作成を参照してください。必要に応じて、メトリックに基づいてアラームを作成することもできます。メトリックを使用したアラームの作成を参照してください。
自動ストレージ拡張を有効または無効にするには、次のいずれかの方法を使用します。
- コンソールの使用
- REST APIを使用して、
dataStorage
属性を指定してUpdateDbSystem操作を実行します。