MongoDBへの接続
開始する前に
接続を作成する前に、次のことを確認します。
- OCI GoldenGateがソースおよびターゲットに接続する方法を確認します。
- シークレットの使用、ボールトの使用、シークレット・バンドルの読取りなど、セキュアなVaultおよびシークレット・アクセスを有効にするために必要なポリシーを構成します。詳細は、最小推奨ポリシーを参照してください。
- MongoDB Replicatセットを構成します。
- ビッグ・データ用のOCI GoldenGateでは、操作ログ(oplog)を使用してチェンジ・データ・キャプチャ(CDC)レコードを読み取ります。oplogは、データベースを変更するすべての操作のローリング・レコードを保持する、MongoDB内の上限付きコレクションです。Oplogファイルは、レプリカ・セットがMongoDBで有効になっているときに作成されます。
- MongoDB Atlasには、Replicatセットが事前構成されています。オンプレミスのMongoDBデプロイメントでは、Replicatセットを手動で構成およびデプロイして、oplogおよびCDC機能を有効にする必要があります。オンプレミスMongoDBの場合は、レプリカ・セットのデプロイが必要です。
- MongoDBバージョン3.6以降が必要です。
INSERT
、UPDATE
、DELETE
の各操作を取得するためのOCI GoldenGateサポートが必要です。
接続の作成
MongoDB接続を作成するには:
接続が作成されると、「接続」リストに表示されます。接続をデプロイメントに割り当てて、レプリケーションのソースまたはターゲットとして使用するようにしてください。
既知の問題
OCI GoldenGate MongoDB接続では、mongdb+srv接続文字列はサポートされていません。
回避策: MongoDB接続文字列を使用します。
- MongoDB Atlasで、「接続」をクリックします。
- 「ドライバ」を選択します。
- 「Java」を選択します。
- 「バージョン」で、「3.4以上」を選択します。
- 指定されたmongodb文字列を使用できます。たとえば次のようにします。
mongodb://<user_name>:<db_password>@cluster0-shard-00-00.abc.mongodb.net:27017,cluster0-shard-00-01.abc.mongodb.net:27017,cluster0-shard-00-02.abc.mongodb.net:27017/?ssl=true&replicaSet=atlas-3grqh1-shard-0&authSource=admin&retryWrites=true&w=majority&appName=Cluster0
MongoDBテスト接続の問題
MongoDB接続でTest connectionを使用すると、エラーが発生することがあります。このエラーは無視し、OCI GoldenGateデプロイメント・コンソールでMongoDB接続をテストできます。デプロイメント・コンソールで、Administration Serviceのナビゲーション・メニューを開き、「構成」をクリックします。MongoDB接続が資格証明としてリストされ、「<alias>に接続」をクリックして接続をテストできます。