クラウド保護フリート・エージェントの前提条件
クラウド保護フリート・エージェントを使用するための特定の要件があります。
表6-1クラウド保護フリート・エージェントを使用するための前提条件
要件 | その他の情報入手先 |
---|---|
リカバリ・サービスの必須要件 |
データベースをリカバリ・サービスにオンボードするための必須要件を確認して確認してください。 |
Oracle Cloudアカウント、テナンシおよびサブスクリプション |
|
サポートされるオペレーティング・システム/プラットフォーム |
Linux x86-64 |
サポートされているOracle Databaseリリース |
ターゲット・データベースの互換性レベル( 次のいずれかのリリースでプロビジョニングされたOracle Databasesで、クラウド保護フリート・エージェントを使用できます。
|
データベースの暗号化 |
オンプレミスのOracle Databaseをリカバリ・サービスにバックアップする場合、TDEがデータベースに対して構成されているかどうかに関係なく、TDEウォレットを設定してオープンする必要があります。プラガブル・データベース(PDB)でローカルTDEウォレットを使用する場合は、ローカルTDEウォレットがオープンしている必要があります。これは、リカバリ・サービスへのバックアップの暗号化に必要です。 詳細は、『Transparent Data Encryption Guide』の次の項を参照してください。
注意: Oracleでは、Oracle Key Vaultなどの外部キー管理システムを使用することを強くお薦めします。暗号化されたデータと同じサーバーに復号化キーを格納すると、データベース・サーバー攻撃によって、キーおよびデータベースにアクセスできる可能性があります。暗号化バックアップは、鍵が危険にさらされたり盗まれたりした場合には回復できません。 |
DNS解決 |
オンプレミスのOracle Databaseをリカバリ・サービスに追加する場合、オンプレミス・ネットワークからのDNSリクエストを受け入れるにはDNSリスナーが必要です。 DNSリスナーは、リカバリ・サービスのバックアップIPアドレスの解決に使用されます。FQDNはリカバリ・サービス・サブネットに登録する必要があります。 |
SBTライブラリ |
クラウド保護フリート・エージェントでは、リカバリ・サービスを使用してバックアップおよびリカバリ操作を実行するには、SBTライブラリ・ファイル Oracle Database 19.27以降のバージョンおよびOracle Database 23aiでは、データベースのインストール後、 Oracle Database 19.26以前のバージョンでは、My Oracle Supportパッチ番号37855779から |