clearValue( )

このヘルパー関数を使用して、計算ルールによって移入されたターゲットの値がテキスト、数値または複数選択の質問のいずれであるかをクリアします。

ルール・ターゲットを適切にクリアするには、この関数をルールのreturn文として使用する必要があります。次の例を参照してください。

ノート:

質問のデータをクリアしても、回答履歴全体が保持されます。質問に対して実行されたすべてのアクションは、「回答および訪問履歴」サイドバーおよび監査証跡にリストされます。そこで、ルール実行の結果であるアクションを確認することもできます。詳細は、データのクリアが試験に与える影響を参照してください。

構文

clearValue()

パラメータ

ありません。

戻り値

この関数自体は、計算ルールの戻り値として使用されます。ルール プロセスにインジケータが返され、バックエンドでデータのクリアが開始されます。

例3-108制御変数に応じて、計算値をクリアまたは戻す

logMsg(txtRuleVariable);
if(txtRuleVariable=='clear')
    return clearValue();
return txtRuleVariable;

例3-109コントロールをクリアするか、ラベルを設定するかのドロップダウン(選択)コントロールを指定

if(txtRuleVariable=='clear')
    return clearValue();
return setChoiceLabel("Yes");