実装オプション
前述のレプリケーション・テクノロジを使用して中間層レプリケーションを実装するためのいくつかのリファレンス・ソリューションが示されています。
ほとんどのアプリケーションでは異なるタイプのストレージを使用するため、完全なレプリカ・ソリューションでは通常、これらを組み合せる必要があります。たとえば、構成にOCIブロック・ボリュームを使用し、ランタイム・ファイルにOCIファイル・ストレージ・ファイル・システムを使用するシステムでは、ブロック・ボリューム・レプリカとOCIファイル・ストレージ・レプリケーションの両方を使用する必要があります。
説明や例を含む次の実装について説明します。
- OCIブロック・ボリューム・レプリケーション
- OCIファイル・ストレージ・レプリケーション
- ピアツーピアの同期
- 中央のステージング場所との同期
- Oracle Database File System(DBFS)レプリケーション
- レプリケーションの設定
レプリケーション技術と例に基づいてレプリケーションを設定する手順。例には、特定のシステム(Oracle WebLogicなど)用に設計およびテストされた参照スクリプトを含めることができます。システムに適用されない場合は、参照として使用し、独自の同等のスクリプトを実装します。
- 検証
セカンダリ・サイトでレプリケートされたコンテンツを使用可能にするステップ。これには、中間層アーティファクトに関連するステップのみが含まれます。これには、スイッチオーバー、スタンバイ・データベースのスナップショットへの変換、スタンバイの中間層プロセスの起動など、セカンダリ・システムの準備に必要な追加のステップは含まれません。
- 進行中のレプリケーション
レプリカが設定および検証されたら、継続的に実行するためのガイドライン。