3 JDK Mission Controlおよびサポートされているプラグインのインストール

JMCをインストールする前に、前提条件およびシステム要件を確認します。ベースJMCアプリケーションのほかに、要件に応じてインストールできるプラグインが多数あります。

JMCはスタンドアロン・アプリケーションとして、またはEclipseプラグインとしてインストールできます。

システム要件およびサポートされているプラットフォーム

JMCシステム要件およびサポートされているプラットフォーム。

ダウンロードおよびライセンス情報

JDK Mission Controlのホームページでは、JMCおよび関連プラグインのダウンロードにアクセスできます。

製品のダウンロード

要件に応じてJMCまたはEclipse IDEをダウンロードします。

スタンドアロンJMCおよびプラグインのダウンロード

JMCのダウンロード元: JDK Mission Control (JMC) 7のダウンロード。必ずライセンス契約に同意してください。

Eclipse IDE用JMCプラグイン

Eclipse IDEのダウンロード元: Eclipse IDE for Eclipse Committers

ライセンス情報

ライセンス情報については、UPLライセンスおよびJava SEライセンス情報ユーザー・マニュアルを参照してください。

インストール手順

JMCは、スタンドアロン・アプリケーションとして、またはEclipse IDE内のプラグインとしてインストールできます。

ノート:

最新のクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)またはセキュリティ・アラートを適用してください。古いバージョンは最新のセキュリティ・パッチで更新されません。

JMCスタンドアロン・アプリケーションのインストール

前提条件

次のステップに従って、JMCスタンドアロン・アプリケーションおよび関連するプラグインをインストールします。
  1. プラットフォームに対応する最新のJMCをダウンロードします。たとえば、Windowsの場合はjmc-7.1.2_windows-x64.zipです。

    ノート:

    複数のJDKバージョンがインストールされており、特定のJDKバージョンを構成する場合は、JDK Mission Control 7のインストール手順JMCで使用するJDKバージョンの指定に関する項を参照してください。
  2. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、/binフォルダにアクセスして、jmc.exeを開きます。
    コマンドを使用して、コマンド・プロンプトからJMCを起動することもできます:
    • Windows: <JMC_ROOT>\jmc-<version>_windows-x64\bin\jmc.exe
    • Linux: <JMC_ROOT>/jmc-<version>_linux-x64_bin/bin/jmc
    • macOS: open <JMC_ROOT>/jmc-<version>_osx-x64/JDK\ Mission\ Control.app
JMCスタンドアロン・アプリケーションのプラグインのインストール

JMCのプラグインは、その機能を拡張するために設計された一連のアーティファクトです。

JMC用にビルドされたプラグインがいくつかあります。これらのプラグインは、ベースJMCアプリケーションとともには配布されません。これらをダウンロードできるリモートの場所(更新サイト)でホストされます。オープン・ソースのプラグインもあれば、オラクル社によって提供されるプラグインもあります。

リモートの場所(更新サイト)のURLは、JMCアプリケーション内で更新されます。

次のステップに従って、JMCプラグインをインストールします:
  1. JMCを開きます。「Help」「Install New Software」の順に移動します。
    使用可能なプラグインは、Mission Control、Mission Control (Oracle)およびMission Control(試験的)に分類されます。

    ノート:

    • JMCが更新サイトにアクセスできない場合は、JMCアプリケーション・プロキシを確認します。
    • 「ウィンドウ」プリファレンスの順に移動します(macOSでは、「JDK Mission Control」プリファレンスに移動します)。「一般」から開いたネットワーク接続ウィンドウで、HTTPおよびHTTPsホスト・プロキシ設定およびポート値を確認します。
  2. 使用可能なソフトウェア・ウィンドウで、必要なプラグインを選択して「次」をクリックします。JMCスタンドアロン・アプリケーションに使用可能なプラグインの詳細は、「プラグインの詳細」を参照してください。
  3. 「Install Details」ウィンドウで、選択したプラグインの詳細を表示し、「Next」をクリックします。
  4. ライセンス契約を受け入れて、「終了」をクリックします。

    ノート:

    インストールしたプラグインを使用するには、JMCを再起動します。

JMCおよび関連するEclipseプラグインのインストール

Eclipse用のJDK Mission Controlプラグインは、サポートされているJDKで実行されるアプリケーションの開発、プロファイルおよび診断に役立つよう設計されたEclipse IDE用の一連のアーティファクトです。

前提条件
  • Eclipse 4.8以降のインストール
  • 前のバージョンのJMCのアンインストール(存在する場合)
  • Eclipseが、サポートされているJDKバージョン(JREではない)で実行されていることの確認
次のステップに従って、JMCをEclipseプラグインとしてインストールします:
  1. Eclipse IDEを開きます。「Help」「Install New Software」の順に移動します。
  2. 「Work with」フィールドにURL (https://download.oracle.com/technology/products/missioncontrol/updatesites/openjdk/7.1.2/ide/)を入力します。
    使用可能なプラグインは、Mission Control、Mission Control (Oracle)およびMission Control(試験的)に分類されます。
  3. すべてのカテゴリを展開し、「Base (Required)」および他の必須プラグインを選択して「Next」をクリックします。「プラグインの詳細」を参照してください。
  4. 「Install Details」ウィンドウで、選択したプラグインの詳細を表示し、「Next」をクリックします。
  5. 「I accept the terms of the license agreement」を選択し、「Finish」をクリックします。
  6. Eclipseを再起動します。
EclipseのツールバーにJMCアイコンが表示されます。

プラグインの詳細

要件に応じて、Oracle、オープン・ソースおよび試験的プラグインをインストールできます。

ノート:

最新バージョンのプラグインをインストールして、最新のセキュリティ・パッチを取得してください。
  • Oracleプラグイン: オラクル社によって開発およびサポートされており、ベースJMC機能が拡張されます。
  • オープン・ソース・プラグイン: オープン・ソース・コミュニティによって開発され、追加の機能を提供します。
  • 試験的プラグイン: オラクル社によってテクノロジ・プレビューとして開発されており、フィードバックによっては後でメイン・ディストリビューションに組み込まれる可能性があります。これらのプラグインは現在サポートされておらず、評価目的でのみ提供されています。試験的プラグインは、JDK Mission Controlの製品ディストリビューションには含まれていません。

JMCスタンドアロン・アプリケーションのプラグイン

  • Oracleプラグイン:
    • Coherence Tab Pack
    • Thread Logic
    • WebLogic Pages
  • オープン・ソース・プラグイン:
    • JDK Mission Control RCP Updates
    • Flight Recorder Metadata Page
    • JavaFX Page
  • 試験的プラグイン:
    • Subscription Tab
    • Twitter Action
    • G1 Page

Eclipse IDE用JMCプラグイン

  • オープン・ソース・プラグイン:
    • JDK Mission Control IDE Integration
    • Flight Recorder Metadata Page
    • JavaFX Page
  • 試験的プラグイン:
    • Subscription Tab
    • Twitter Action
    • G1 Page
    • Flight Recorder Launch Configuration Tab
    • JDK Mission Control PDE Integration
  • Mission Controlローカライゼーション・プラグイン:
    • 日本語サポート(IDE統合用)
    • 簡体字中国語サポート(IDE統合用)

JDK Mission Controlの起動

JDK Mission Control 7のインストール手順を参照してください。