8 JDK Mission Controlのアクセシビリティ
Oracleは、障害のあるお客様にも使用していただける高品質の情報テクノロジを提供できるよう取り組んでいます。
この目標を達成するために、オラクル社は、JMCのアクセシビリティを確実にするための重要なプロジェクトに取り組んできました。アクセシビリティは、JMCの中核となる機能です。アクセシビリティの問題がある場合は、https://docs.oracle.com/javase/feedback.htmlまたはMy Oracle Support(オラクル社のお客様の場合)にご報告ください。
スクリーン・リーダー
視覚障害のあるお客様を支援するために、画面ベースの情報を音声に変換するスクリーン・リーダーがサポートされています。
たとえば、Freedom Scientific, Inc.のJAWSスクリーン・リーダーの構成オプションが現在、使用可能です。この製品の構成については、Freedom Scientificスクリーン・リーダーのWebサイトを参照してください。
ノート:
JAWSを使用する場合、タブの切替えが予期したとおりに機能しません。回避方法については、「タブの切替え」を参照してください。JDK Mission Controlのアクセシビリティ・モード
JMCには、データの有益なグラフィカル表示であるパフォーマンス・データのダイヤルおよびグラフが表示され、傾向を明らかにし、パフォーマンス・メトリックの最小値と最大値を特定するのに役立ちます。
ただし、ダイアルやグラフではスクリーン・リーダーで読取り可能な方法で情報は伝達されません。JMCには、ダイヤルおよびグラフのデータを表形式で表示する方法があり、視覚に障害のあるユーザーでもアクセスしやすくなっています。アクセシビリティ・モードを切り替えるには、ダイヤルまたはグラフを含む関連するパネルの右上隅の「アクセシビリティ・モード」ボタンをクリックします。
JMCのすべてのパネルに対してアクセシビリティ・モードを有効にするには、次のステップに従います:
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「ウィンドウ」メニューを開き、「プリファレンス」を選択します。
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「JDK Mission Control」を選択します。
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「アクセシビリティ・オプション」で、「アクセシビリティ・モードの使用」を選択します。
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「適用」をクリックします。
ボタンのテキスト・ラベルの表示
デフォルトでは、JMCにはグラフィックのボタンが表示され、テキスト・ラベルは表示されません。
- 「ウィンドウ」メニューを開き、「プリファレンス」を選択します。
- 左のペインで「JDK Mission Control」を選択します。
- 「アクセシビリティ・オプション」で、「ボタンのテキスト・ラベルを表示(新規に接続を開き、記録した後に有効になります)」を選択します。
- 「適用」をクリックします。
オンライン・ヘルプ・テキストのサイズ変更
視覚障害のあるお客様の場合、テキストのサイズを大きくしないと、スタンドアロン・リッチ・クライアント・プラットフォーム(RCP)バージョンのJMCのオンライン・ヘルプ・ドキュメントは読みにくい場合があります。テキストのサイズを変更するには、外部ブラウザが必要です。
- 「ウィンドウ」メニューを開き、「プリファレンス」を選択します。
- 左のペインで「ヘルプ」を選択します。
- オープン・モードで、オンライン・ヘルプ・コンテンツを外部ブラウザに開くことを選択します。
- 「適用」をクリックします。
アクセシビリティの既知の問題と回避策
この項では、JMCのアクセシビリティ機能の操作性を向上させるための追加手順を示します。
1行のみのツリー表でのナビゲート
1行のみを含むツリー表コンポーネントでナビゲートする場合、その行に到達するには、スペース・キーまたはShiftキーを押して上下キーを使用します。
タブの切替え
タブ・コンポーネントにアクセスする際、JAWSは「ページを切り替えるには、[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押します」と誤ってユーザーに伝える場合があります。タブを正しく切り替える方法は、左矢印または右矢印キーを使用することです。
スクリーン・リーダーでの表データの読上げ
スクリーン読上げソフトウェアで表データをより効率的に読み上げるには、表データをテキスト・エディタにコピー&ペーストし、そこから読み上げます。データをコピーするには、対象の行を選択して右クリックし、「コピー」を選択します。次に、データをテキスト・エディタに貼り付けます。