4 JDK Mission ControlアプリケーションのGUI
JDK Mission Control (JMC)アプリケーションGUIは、JVM環境を監視および管理するための強力で使いやすいツールです。リアルタイムのパフォーマンス監視、メモリー管理機能、パフォーマンス分析ツールおよびトラブルシューティング機能を提供します。
初めてJMCアプリケーションを起動すると、デフォルトで次のビューが開きます。
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JVMブラウザ: ローカル(ホスト上)で実行されているすべてのJVMインスタンス、およびネットワークで検出されたJVMがリストされます。JVMブラウザには、フラット・リストとツリーの2種類の表示モードがあります(デフォルトで表示されます)。
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アウトライン: フライト記録で収集されたデータが示されます。フライト記録データが、ツリーにページとして編成および表示され、簡単にナビゲートできます(デフォルトで表示されます)。
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進行状況の表示: フライト記録などの実行中の操作の進行状況が表示されます。
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プロパティ: 表に表示されていない非表示プロパティを含め、表で選択した項目のプロパティがリストされます(デフォルトで表示されます)。
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結果: 対応するスコアとともにルールのリストが表示されます(デフォルトで表示されます)。また、エディタで現在開いているページに関連する自動分析の結果も表示されます。
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スタック・トレース: 記録されたイベントのスタック・トレースが表示されます(デフォルトで表示されます)。
これらのビューをドラッグ・アンド・ドロップして希望する場所に再配置できます。ビューの最大化および最小化も可能です。
デフォルト・ビューとは別に、JMCではカスタム・ビューもサポートされており、独自のカスタム・ビジュアライゼーションおよび分析ツールを作成できます。これらのUIコンポーネントは、構造化された視覚に訴える方法でカスタム・データを表示するのに役立ちます。
これらのビューを有効にするには、メニュー項目の「ウィンドウ」、「ビューの表示」、「その他」、「Mission Control」に移動して、必要なビューを選択します。
ノート:
グラフ、ヒート・マップ、依存関係などのスタック・トレース・グラフ・ビューは、現在LinuxおよびMacでサポートされています。