Foundation 1.1.2

java.util
インタフェース Enumeration

既知の実装クラスの一覧:
StringTokenizer

public interface Enumeration

Enumeration インタフェースを実装するオブジェクトは、一連の要素を 1 回に 1 つずつ生成します。nextElement メソッドを連続して呼び出すことによって、連続するそれらの要素が返されます。  

たとえば、ベクトル v のすべての要素を出力するには、次のようにします。

     for (Enumeration e = v.elements() ; e.hasMoreElements() ;) {
         System.out.println(e.nextElement());
}

メソッドは、ベクトルの要素、ハッシュテーブルのキー、およびハッシュテーブルの値を列挙するためのものです。さらに、列挙は、入力ストリームを SequenceInputStream に指定するためにも使用されます。注:java.io.SequenceInputStream は、J2ME Foundation Profile のような J2ME CDC プロファイル内にあります。  

注:このインタフェースの機能は、Iterator インタフェースにもあります。Iterator インタフェースの方には、任意指定の削除のオペレーションが追加されており、メソッドの名前も短くなっています。新しく実装する場合は、Enumeration ではなく Iterator を使うようにしてください。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
Iterator, SequenceInputStream, nextElement(), Hashtable, Hashtable.elements(), Hashtable.keys(), Vector, Vector.elements()

メソッドの概要
 boolean hasMoreElements()
          列挙にさらに要素があるかどうかを判定します。
 Object nextElement()
          列挙に 1 つ以上の要素が残っている場合は、次の要素を返します。
 

メソッドの詳細

hasMoreElements

boolean hasMoreElements()
列挙にさらに要素があるかどうかを判定します。

戻り値:
列挙オブジェクトに 1 つ以上の要素が残っている場合は true、そうでない場合は false

nextElement

Object nextElement()
列挙に 1 つ以上の要素が残っている場合は、次の要素を返します。

戻り値:
列挙の次の要素
例外:
NoSuchElementException - 要素がそれ以上ない場合

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