JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

java.awt
クラス Window

java.lang.Object
  上位を拡張 java.awt.Component
      上位を拡張 java.awt.Container
          上位を拡張 java.awt.Window
すべての実装されたインタフェース:
ImageObserver, MenuContainer, Serializable, Accessible
直系の既知のサブクラス:
BasicToolBarUI.DragWindow, Dialog, Frame, JWindow

public class Window
extends Container
implements Accessible

Window オブジェクトはボーダおよびメニューバーを持たないトップレベルウィンドウです。ウィンドウのデフォルトのレイアウトは BorderLayout です。

ウィンドウの作成時には、フレーム、ダイアログ、またはほかのウィンドウをそのオーナとして定義しなければなりません。

マルチスクリーン環境では、Window(Window, GraphicsConfiguration)Window を構築して異なったスクリーンデバイス上に Window を作成できます。GraphicsConfiguration オブジェクトはターゲットスクリーンデバイスの GraphicsConfiguration オブジェクトの 1 つです。

デスクトップエリアが、物理的に複数のスクリーンデバイスにまたがる仮想デバイスマルチスクリーン環境では、すべての設定の境界は仮想デバイスの座標体系を基準にしています。仮想座標体系の原点は物理的なプライマリスクリーンの左上隅にあります。仮想デバイスのプライマリスクリーンの位置によっては、次の図に示すとおり負の座標も可能です。

4 つの物理画面を含む仮想デバイスを示す図。主要な物理画面に座標 (0,0) を示し、他の画面に (-80,-100) を示す

そのような環境では、setLocation を呼び出すにはこのメソッドに仮想座標を渡す必要があります。同様に、Window 上で getLocationOnScreen を呼び出すと、仮想デバイス座標を返します。仮想座標体系の原点を検索するには、GraphicsConfigurationgetBounds メソッドを呼び出します。

次のコードは、Window の位置を対応する GraphicsConfiguration の物理的スクリーンの原点を基準にして (10、10) に設定します。GraphicsConfiguration の境界が考慮されない場合は、Window の位置は仮想座標体系を基準に (10、10) に設定され、指定された GraphicsConfiguration の物理的スクリーンとは異なり、物理的なプライマリスクリーンに表示されます。


        Window w = new Window(Window owner, GraphicsConfiguration gc);
        Rectangle bounds = gc.getBounds();
        w.setLocation(10 + bounds.x, 10 + bounds.y);
 

注: トップレベルウィンドウ (WindowFrame、および Dialog) の位置とサイズはデスクトップのウィンドウ管理システムによって制御されます。setLocationsetSize、および setBounds への呼び出しは要求であり (命令でなく)、ウィンドウ管理システムに転送されます。これらの要求を実行するために必要なすべての処理が行われます しかし、場合によって、ウィンドウ管理システムがそれらの要求を無視したり、デスクトップ設定により厳密に合わせるように Window を配置し、サイズ設定するために、要求されたジオメトリを変更したりすることがあります。 ネイティブイベント処理は本質的に非同期なため、getBoundsgetLocationgetLocationOnScreen、および getSize によって返される結果は、最新の要求が処理されるまで、画面上の Window の実際のジオメトリに反映されないことがあります。後続の要求の処理時に、ウィンドウ管理システムが要求を実行するに従い、画面のジオメトリの値が更新されます。

ウィンドウは、WindowEvents、WindowOpened、WindowClosed、WindowGainedFocus および WindowLostFocus を生成することができます。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
WindowEvent, addWindowListener(java.awt.event.WindowListener), BorderLayout, 直列化された形式

入れ子のクラスの概要
protected  class Window.AccessibleAWTWindow
          このクラスは Window クラス用のユーザ補助機能のサポートを実装しています。
 
クラス java.awt.Container から継承された入れ子のクラス/インタフェース
Container.AccessibleAWTContainer
 
クラス java.awt.Component から継承された入れ子のクラス/インタフェース
Component.AccessibleAWTComponent, Component.BltBufferStrategy, Component.FlipBufferStrategy
 
フィールドの概要
 
クラス java.awt.Component から継承されたフィールド
BOTTOM_ALIGNMENT, CENTER_ALIGNMENT, LEFT_ALIGNMENT, RIGHT_ALIGNMENT, TOP_ALIGNMENT
 
インタフェース java.awt.image.ImageObserver から継承されたフィールド
ABORT, ALLBITS, ERROR, FRAMEBITS, HEIGHT, PROPERTIES, SOMEBITS, WIDTH
 
コンストラクタの概要
Window(Frame owner)
          オーナとして指定された Frame を持つ新しい不可視のウィンドウを構築します。
Window(Window owner)
          オーナとして指定された Window を持つ新しい不可視のウィンドウを構築します。
Window(Window owner, GraphicsConfiguration gc)
          オーナとして指定されたウィンドウを持つ新しい不可視のウィンドウおよびスクリーンデバイスの GraphicsConfiguration を構築します。
 
メソッドの概要
 void addNotify()
          ネイティブスクリーンリソースへの接続を作成して、この Window を表示可能にします。
 void addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
          PropertyChangeListener をリスナーリストに追加します。
 void addPropertyChangeListener(String propertyName, PropertyChangeListener listener)
          特定のプロパティのリスナーリストに PropertyChangeListener を追加します。
 void addWindowFocusListener(WindowFocusListener l)
          このウィンドウからウィンドウフォーカスリスナーを受け取るために、指定されたウィンドウリスナーを追加します。
 void addWindowListener(WindowListener l)
          このウィンドウからウィンドウイベントを受け取るために、指定されたウィンドウリスナーを追加します。
 void addWindowStateListener(WindowStateListener l)
          このウィンドウからウィンドウイベントを受け取るために、指定されたウィンドウ状態リスナーを追加します。
 void applyResourceBundle(ResourceBundle rb)
          推奨されていません。 J2SE バージョン 1.4 以降は、Component.applyComponentOrientation を使用します。
 void applyResourceBundle(String rbName)
          推奨されていません。 J2SE バージョン 1.4 以降は、Component.applyComponentOrientation を使用します。
 void createBufferStrategy(int numBuffers)
          このコンポーネントの新しいマルチバッファリング方法を作成します。
 void createBufferStrategy(int numBuffers, BufferCapabilities caps)
          必要なバッファ機能を持つこのコンポーネントのマルチバッファリングの新しい方式を作成します。
 void dispose()
          この Window、そのサブコンポーネントと、その所有されたすべての子によって使用されているすべてのネイティブスクリーンリソースを解放します。
protected  void finalize()
          入力メソッドとコンテキストを破棄し、GUI 階層から Window を削除します。
 AccessibleContext getAccessibleContext()
          この Window に関連した AccessibleContext を返します。
 BufferStrategy getBufferStrategy()
           
 boolean getFocusableWindowState()
          isFocusableWindow に概説されたその他の要件に合致する場合に、この Window がフォーカスされた Window になれるかどうかを返します。
 Container getFocusCycleRootAncestor()
          Window が上位 Window を持たないため、常に null を返します。
 Component getFocusOwner()
          この Window がフォーカスされている場合は、この Window の子 Component を返します。
 Set<AWTKeyStroke> getFocusTraversalKeys(int id)
          この Window のフォーカストラバーサルキーを返します (各キーの詳細については、 setFocusTraversalKey を参照)。
 GraphicsConfiguration getGraphicsConfiguration()
          このメソッドは、この Window が使用する GraphicsConfiguration を返します。
 InputContext getInputContext()
          このウィンドウの入力コンテキストを返します。
<T extends EventListener>
T[]
getListeners(Class<T> listenerType)
          この WindowFooListener として、現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。
 Locale getLocale()
          ロケールが設定されている場合に、このウィンドウに関連している Locale オブジェクトを返します。
 Component getMostRecentFocusOwner()
          この Window がフォーカスされるときに、フォーカスを受け取るこの Window の子 Component を返します。
 Window[] getOwnedWindows()
          現在このウィンドウが所有しているすべてのウィンドウが格納されている配列を返します。
 Window getOwner()
          このウィンドウのオーナを返します。
 Toolkit getToolkit()
          このフレームのツールキットを返します。
 String getWarningString()
          このウィンドウで表示される警告文字列を返します。
 WindowFocusListener[] getWindowFocusListeners()
          このウィンドウに登録されたすべてのウィンドウフォーカスリスナーの配列を返します。
 WindowListener[] getWindowListeners()
          このウィンドウに登録されたすべてのウィンドウリスナーの配列を返します。
 WindowStateListener[] getWindowStateListeners()
          このウィンドウに登録されたすべてのウィンドウ状態リスナーの配列を返します。
 void hide()
          推奨されていません。 JDK 5 以降では Component.setVisible(boolean) を使用します。
 boolean isActive()
          この Window がアクティブであるかどうかを返します。
 boolean isAlwaysOnTop()
          このウィンドウが最前面ウィンドウであるかどうかを返します。
 boolean isFocusableWindow()
          この Window がフォーカスされた Window になれるかどうか、つまりこの Window またはその任意のサブコンポーネントがフォーカスオーナになれるかどうかを返します。
 boolean isFocusCycleRoot()
          すべての Window はフォーカストラバーサルサイクルのルートでなければならないため、常に true を返します。
 boolean isFocused()
          この Window がフォーカスされているかどうかを返します。
 boolean isLocationByPlatform()
          次回にこのウィンドウが可視になったときに、このウィンドウをネィティブウィンドウシステムのデフォルトの場所に表示する場合は true を返します。
 boolean isShowing()
          この Window が画面に表示されているかどうか判定します。
 void pack()
          サブコンポーネントの推奨サイズおよびレイアウトに合わせて、この Window をサイズ変更します。
 boolean postEvent(Event e)
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、dispatchEvent(AWTEvent) を使用します。
protected  void processEvent(AWTEvent e)
          このウィンドウのイベントを処理します。
protected  void processWindowEvent(WindowEvent e)
          登録された任意の WindowListener オブジェクトにディスパッチすることにより、このウィンドウで発生するウィンドウイベントを処理します。
protected  void processWindowFocusEvent(WindowEvent e)
          登録された任意の WindowFocusListener オブジェクトにディスパッチすることにより、このウィンドウで発生するウィンドウフォーカスイベントを処理します。
protected  void processWindowStateEvent(WindowEvent e)
          登録された任意の WindowStateListener オブジェクトにディスパッチすることにより、このウィンドウで発生するウィンドウ状態イベントを処理します。
 void removeWindowFocusListener(WindowFocusListener l)
          このウィンドウからウィンドウイベントを受け取らないように、指定されたウィンドウフォーカスリスナーを削除します。
 void removeWindowListener(WindowListener l)
          このウィンドウからウィンドウイベントを受け取らないように、指定されたウィンドウリスナーを削除します。
 void removeWindowStateListener(WindowStateListener l)
          このウィンドウからウィンドウイベントを受け取らないように、指定されたウィンドウ状態リスナーを削除します。
 void setAlwaysOnTop(boolean alwaysOnTop)
          最前面ウィンドウ状態を変更します。
 void setBounds(int x, int y, int width, int height)
          このコンポーネントを移動し、サイズ変更します。
 void setCursor(Cursor cursor)
          指定されたカーソルにそのイメージを設定します。
 void setFocusableWindowState(boolean focusableWindowState)
          isFocusableWindow に概説されたその他の要件に合致する場合に、この Window がフォーカスされた Window になれるかどうかを設定します。
 void setFocusCycleRoot(boolean focusCycleRoot)
          Window は常にフォーカストラバーサルサイクルのルートであるため、何も操作は行われません。
 void setLocationByPlatform(boolean locationByPlatform)
          このウィンドウが次回に可視にされた場合に、ネイティブのウィンドウシステムのデフォルトの場所に表示するか、現在の場所 (getLocation によって返された) に表示するかを設定します。
 void setLocationRelativeTo(Component c)
          指定されたコンポーネントを基準にしてウィンドウの位置を設定します。
 void show()
          推奨されていません。 JDK 5 以降では Component.setVisible(boolean) を使用します。
 void toBack()
          このウィンドウが可視の場合、このウィンドウを背後に送り、フォーカスされているかまたはアクティブなウィンドウの場合はフォーカスまたはアクティベーションを消失するようにします。
 void toFront()
          このウィンドウが可視の場合、このウィンドウを前面に移動してフォーカスされたウィンドウにできるようにします。
 
クラス java.awt.Container から継承されたメソッド
add, add, add, add, add, addContainerListener, addImpl, applyComponentOrientation, areFocusTraversalKeysSet, countComponents, deliverEvent, doLayout, findComponentAt, findComponentAt, getAlignmentX, getAlignmentY, getComponent, getComponentAt, getComponentAt, getComponentCount, getComponents, getComponentZOrder, getContainerListeners, getFocusTraversalPolicy, getInsets, getLayout, getMaximumSize, getMinimumSize, getMousePosition, getPreferredSize, insets, invalidate, isAncestorOf, isFocusCycleRoot, isFocusTraversalPolicyProvider, isFocusTraversalPolicySet, layout, list, list, locate, minimumSize, paint, paintComponents, paramString, preferredSize, print, printComponents, processContainerEvent, remove, remove, removeAll, removeContainerListener, removeNotify, setComponentZOrder, setFocusTraversalKeys, setFocusTraversalPolicy, setFocusTraversalPolicyProvider, setFont, setLayout, transferFocusBackward, transferFocusDownCycle, update, validate, validateTree
 
クラス java.awt.Component から継承されたメソッド
action, add, addComponentListener, addFocusListener, addHierarchyBoundsListener, addHierarchyListener, addInputMethodListener, addKeyListener, addMouseListener, addMouseMotionListener, addMouseWheelListener, bounds, checkImage, checkImage, coalesceEvents, contains, contains, createImage, createImage, createVolatileImage, createVolatileImage, disable, disableEvents, dispatchEvent, enable, enable, enableEvents, enableInputMethods, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, getBackground, getBounds, getBounds, getColorModel, getComponentListeners, getComponentOrientation, getCursor, getDropTarget, getFocusListeners, getFocusTraversalKeysEnabled, getFont, getFontMetrics, getForeground, getGraphics, getHeight, getHierarchyBoundsListeners, getHierarchyListeners, getIgnoreRepaint, getInputMethodListeners, getInputMethodRequests, getKeyListeners, getLocation, getLocation, getLocationOnScreen, getMouseListeners, getMouseMotionListeners, getMousePosition, getMouseWheelListeners, getName, getParent, getPeer, getPropertyChangeListeners, getPropertyChangeListeners, getSize, getSize, getTreeLock, getWidth, getX, getY, gotFocus, handleEvent, hasFocus, imageUpdate, inside, isBackgroundSet, isCursorSet, isDisplayable, isDoubleBuffered, isEnabled, isFocusable, isFocusOwner, isFocusTraversable, isFontSet, isForegroundSet, isLightweight, isMaximumSizeSet, isMinimumSizeSet, isOpaque, isPreferredSizeSet, isValid, isVisible, keyDown, keyUp, list, list, list, location, lostFocus, mouseDown, mouseDrag, mouseEnter, mouseExit, mouseMove, mouseUp, move, nextFocus, paintAll, prepareImage, prepareImage, printAll, processComponentEvent, processFocusEvent, processHierarchyBoundsEvent, processHierarchyEvent, processInputMethodEvent, processKeyEvent, processMouseEvent, processMouseMotionEvent, processMouseWheelEvent, remove, removeComponentListener, removeFocusListener, removeHierarchyBoundsListener, removeHierarchyListener, removeInputMethodListener, removeKeyListener, removeMouseListener, removeMouseMotionListener, removeMouseWheelListener, removePropertyChangeListener, removePropertyChangeListener, repaint, repaint, repaint, repaint, requestFocus, requestFocus, requestFocusInWindow, requestFocusInWindow, reshape, resize, resize, setBackground, setBounds, setComponentOrientation, setDropTarget, setEnabled, setFocusable, setFocusTraversalKeysEnabled, setForeground, setIgnoreRepaint, setLocale, setLocation, setLocation, setMaximumSize, setMinimumSize, setName, setPreferredSize, setSize, setSize, setVisible, show, size, toString, transferFocus, transferFocusUpCycle
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Window

public Window(Frame owner)
オーナとして指定された Frame を持つ新しい不可視のウィンドウを構築します。Window は、そのオーナが画面に表示されないかぎりフォーカス可能になりません。

セキュリティマネージャが存在する場合、このメソッドは最初にセキュリティマネージャの checkTopLevelWindow メソッドを引数 this で呼び出して、ウィンドウを表示するときに警告バナーも表示する必要があるかどうかを判断します。

パラメータ:
owner - オーナとなる Frame
例外:
IllegalArgumentException - ownerGraphicsConfiguration がスクリーンデバイスからのものではない場合
IllegalArgumentException - ownernull の場合。この例外は GraphicsEnvironment.isHeadless が true を返す場合、常にスローされる
関連項目:
GraphicsEnvironment.isHeadless(), SecurityManager.checkTopLevelWindow(java.lang.Object), isShowing()

Window

public Window(Window owner)
オーナとして指定された Window を持つ新しい不可視のウィンドウを構築します。Window は、もっとも近くに所有する Frame または Dialog が画面に表示されないかぎりフォーカス可能になりません。

セキュリティマネージャが存在する場合、このメソッドは最初にセキュリティマネージャの checkTopLevelWindow メソッドを引数 this で呼び出して、ウィンドウを表示するときに警告バナーも表示する必要があるかどうかを判断します。

パラメータ:
owner - オーナとなる Window
例外:
IllegalArgumentException - ownerGraphicsConfiguration がスクリーンデバイスからのものではない場合
IllegalArgumentException - ownernull の場合。この例外は GraphicsEnvironment.isHeadless() が true を返す場合、常にスローされる
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
GraphicsEnvironment.isHeadless(), SecurityManager.checkTopLevelWindow(java.lang.Object), isShowing()

Window

public Window(Window owner,
              GraphicsConfiguration gc)
オーナとして指定されたウィンドウを持つ新しい不可視のウィンドウおよびスクリーンデバイスの GraphicsConfiguration を構築します。Window は、もっとも近くに所有する Frame または Dialog が画面に表示されないかぎりフォーカス可能になりません。

セキュリティマネージャが存在する場合、このメソッドは最初にセキュリティマネージャの checkTopLevelWindow メソッドを引数 this で呼び出して、ウィンドウを表示するときに警告バナーも表示する必要があるかどうかを判断します。

パラメータ:
owner - オーナとなるウィンドウ
gc - ターゲットスクリーンデバイスの GraphicsConfigurationgcnull の場合は、GraphicsConfiguration をデフォルトと見なす
例外:
IllegalArgumentException - ownernull の場合
IllegalArgumentException - gc がスクリーンデバイスからのものではない場合。この例外は GraphicsEnvironment.isHeadlesstrue を返す場合、常にスローされる
導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
GraphicsEnvironment.isHeadless(), SecurityManager.checkTopLevelWindow(java.lang.Object), GraphicsConfiguration.getBounds(), isShowing()
メソッドの詳細

finalize

protected void finalize()
                 throws Throwable
入力メソッドとコンテキストを破棄し、GUI 階層から Window を削除します。このメソッドをオーバーライドするサブクラスは、super.finalize() を呼び出す必要があります。

オーバーライド:
クラス Object 内の finalize
例外:
Throwable - このメソッドで生じた Exception

addNotify

public void addNotify()
ネイティブスクリーンリソースへの接続を作成して、この Window を表示可能にします。このメソッドは、ツールキットによって内部で呼び出されます。プログラムが直接呼び出すことはできません。

オーバーライド:
クラス Container 内の addNotify
導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
Component.isDisplayable(), Container.removeNotify()

pack

public void pack()
サブコンポーネントの推奨サイズおよびレイアウトに合わせて、この Window をサイズ変更します。ウィンドウおよびそのオーナがまだ表示可能でない場合は、両方とも表示可能にしてから推奨サイズを計算します。preferredSize が計算されたあとに、Window は検査を受けます。

関連項目:
Component.isDisplayable()

show

@Deprecated
public void show()
推奨されていません。 JDK 5 以降では Component.setVisible(boolean) を使用します。

オーバーライド:
クラス Component 内の show

hide

@Deprecated
public void hide()
推奨されていません。 JDK 5 以降では Component.setVisible(boolean) を使用します。

オーバーライド:
クラス Component 内の hide

dispose

public void dispose()
この Window、そのサブコンポーネントと、その所有されたすべての子によって使用されているすべてのネイティブスクリーンリソースを解放します。つまり、これらの Component のリソースが破棄され、それらの消費するメモリが OS に戻ります。Window、そのサブコンポーネントと、その所有されたすべての子は、表示不可能としてマークされます。

Window およびそのサブコンポーネントは、pack または show を呼び出してネイティブリソースを再構築すれば再び表示可能にできます。再生された Window およびそのサブコンポーネントの状態は、Window が破棄された時点のそれらのオブジェクトの状態と同じです。破棄と再生の間の追加変更は考慮されません。

: Java 仮想マシン (VM) 内の最後の表示可能なウィンドウが破棄されると、VM は終了することがあります。詳細については 「AWT Threading Issues」 を参照してください。

関連項目:
Component.isDisplayable(), pack(), show()

toFront

public void toFront()
このウィンドウが可視の場合、このウィンドウを前面に移動してフォーカスされたウィンドウにできるようにします。

このウィンドウをスタックの最上位に置き、この VM のほかのすべてのウィンドウの前に表示します。このウィンドウが可視でない場合、処理は何も行われません。一部のプラットフォームでは、ほかのウィンドウを持つウィンドウをこのような所有されたウィンドウの一番上に表示することはできません。一部のプラットフォームでは、この VM をネイティブアプリケーションのウィンドウ、またはほかの VM のウィンドウの上に置くことを許可していません。このアクセス権はこの VM のウィンドウがフォーカス済みであるかどうかに依存します。このウィンドウをスタックされる順のできるだけ上位に移動するあらゆる試行が行われます。ただし、開発者は、すべての状況でこのメソッドによって、このウィンドウがほかのすべてのウィンドウの上に移動するものと見なさないでください。

ネイティブなウィンドウ処理システムのバリエーションのため、フォーカスされたアクティブなウィンドウに対して行われた変更は保証されません。開発者は、このウィンドウが WINDOW_GAINED_FOCUS または WINDOW_ACTIVATED イベントを受け取るまで、このウィンドウがフォーカスされているか、またはアクティブなウィンドウであると決して見なしてはなりません。最上位のウィンドウがフォーカスされたウィンドウであるプラットフォームでは、まだフォーカスされていない場合は、このメソッドは、ほとんどの場合このウィンドウをフォーカスします。スタックされる順が、通常フォーカスされたウィンドウに影響しないプラットフォームでは、このメソッドは、フォーカスされたアクティブなウィンドウをほとんど変更されないままにします。

このメソッドがこのウィンドウをフォーカスされた状態にし、このウィンドウが Frame または Dialog の場合、このウィンドウもアクティブになります。このウィンドウがフォーカスされているが Frame または Dialog でない場合、このウィンドウの最初の Frame または Dialog がアクティブになります。

関連項目:
toBack()

toBack

public void toBack()
このウィンドウが可視の場合、このウィンドウを背後に送り、フォーカスされているかまたはアクティブなウィンドウの場合はフォーカスまたはアクティベーションを消失するようにします。

このウィンドウをスタックされる順の最下位に置き、この VM のほかのすべてのウィンドウの背後に表示します。このウィンドウが可視でない場合、処理は何も行われません。一部のプラットフォームでは、ほかのウィンドウに所有されているウィンドウをオーナの下に表示することはできません。このウィンドウをスタックされる順のできるだけ下位に移動するためにあらゆる試行が行われます。ただし、開発者はこのメソッドがどんな状況でもこのウィンドウをほかのすべてのウィンドウの下に移動させると見なしてはなりません。

ネイティブなウィンドウ処理システムのバリエーションのため、フォーカスされたアクティブなウィンドウに対して行われた変更は保証されません。開発者は、このウィンドウが WINDOW_LOST_FOCUS または WINDOW_DEACTIVATED イベントを受け取るまで、このウィンドウがフォーカスされていないか、またはアクティブなウィンドウではないと決して見なしてはなりません。最上位のウィンドウがフォーカスされたウィンドウであるプラットフォームでは、このメソッドはほとんどの場合このウィンドウのフォーカスを消失させます。このような場合、この VM の次に上位にあるフォーカス可能なウィンドウがフォーカスを受け取ります。スタックされる順が、通常フォーカスされたウィンドウに影響しないプラットフォームでは、このメソッドは、フォーカスされたアクティブなウィンドウをほとんど変更されないままにします。

関連項目:
toFront()

getToolkit

public Toolkit getToolkit()
このフレームのツールキットを返します。

オーバーライド:
クラス Component 内の getToolkit
戻り値:
このウィンドウのツールキット
関連項目:
Toolkit, Toolkit.getDefaultToolkit(), Component.getToolkit()

getWarningString

public final String getWarningString()
このウィンドウで表示される警告文字列を返します。このウィンドウがセキュリティ保護されていない場合、ウィンドウの可視領域のどこかに警告文字列が表示されます。セキュリティマネージャが存在し、セキュリティマネージャの checkTopLevelWindow メソッドでこのウィンドウを引数として渡したときに false が返される場合はセキュリティ保護されていません。

ウィンドウがセキュリティ保護されている場合、getWarningStringnull を返します。ウィンドウがセキュリティ保護されていない場合、このメソッドはシステムプロパティの awt.appletWarning を検査し、そのプロパティの文字列の値を返します。

戻り値:
このウィンドウの警告文字列
関連項目:
SecurityManager.checkTopLevelWindow(java.lang.Object)

getLocale

public Locale getLocale()
ロケールが設定されている場合に、このウィンドウに関連している Locale オブジェクトを返します。ロケールが設定されていない場合は、デフォルトのロケールが返されます。

オーバーライド:
クラス Component 内の getLocale
戻り値:
このウィンドウに設定されているロケール
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Locale

getInputContext

public InputContext getInputContext()
このウィンドウの入力コンテキストを返します。ウィンドウは必ず入力コンテキストを持ちます。この入力コンテキストは、サブコンポーネントが自身の入力コンテキストを作成および設定しない限り、サブコンポーネントによって共有されます。

オーバーライド:
クラス Component 内の getInputContext
戻り値:
このコンポーネントが使用する入力コンテキスト。コンテキストを判別できない場合は null
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
Component.getInputContext()

setCursor

public void setCursor(Cursor cursor)
指定されたカーソルにそのイメージを設定します。

オーバーライド:
クラス Component 内の setCursor
パラメータ:
cursor - Cursor クラスで定義されている定数の 1 つ。このパラメータが null の場合、このウィンドウのカーソルは Cursor.DEFAULT_CURSOR タイプに設定される
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.getCursor(), Cursor

getOwner

public Window getOwner()
このウィンドウのオーナを返します。

導入されたバージョン:
1.2

getOwnedWindows

public Window[] getOwnedWindows()
現在このウィンドウが所有しているすべてのウィンドウが格納されている配列を返します。

導入されたバージョン:
1.2

addWindowListener

public void addWindowListener(WindowListener l)
このウィンドウからウィンドウイベントを受け取るために、指定されたウィンドウリスナーを追加します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。

パラメータ:
l - ウィンドウリスナー
関連項目:
removeWindowListener(java.awt.event.WindowListener), getWindowListeners()

addWindowStateListener

public void addWindowStateListener(WindowStateListener l)
このウィンドウからウィンドウイベントを受け取るために、指定されたウィンドウ状態リスナーを追加します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。

パラメータ:
l - ウィンドウ状態リスナー
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
removeWindowStateListener(java.awt.event.WindowStateListener), getWindowStateListeners()

addWindowFocusListener

public void addWindowFocusListener(WindowFocusListener l)
このウィンドウからウィンドウフォーカスリスナーを受け取るために、指定されたウィンドウリスナーを追加します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。

パラメータ:
l - ウィンドウフォーカスリスナー
関連項目:
removeWindowFocusListener(java.awt.event.WindowFocusListener), getWindowFocusListeners()

removeWindowListener

public void removeWindowListener(WindowListener l)
このウィンドウからウィンドウイベントを受け取らないように、指定されたウィンドウリスナーを削除します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。

パラメータ:
l - ウィンドウリスナー
関連項目:
addWindowListener(java.awt.event.WindowListener), getWindowListeners()

removeWindowStateListener

public void removeWindowStateListener(WindowStateListener l)
このウィンドウからウィンドウイベントを受け取らないように、指定されたウィンドウ状態リスナーを削除します。lnull の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。

パラメータ:
l - ウィンドウ状態リスナー
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
addWindowStateListener(java.awt.event.WindowStateListener), getWindowStateListeners()

removeWindowFocusListener

public void removeWindowFocusListener(WindowFocusListener l)
このウィンドウからウィンドウイベントを受け取らないように、指定されたウィンドウフォーカスリスナーを削除します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。

パラメータ:
l - ウィンドウフォーカスリスナー
関連項目:
addWindowFocusListener(java.awt.event.WindowFocusListener), getWindowFocusListeners()

getWindowListeners

public WindowListener[] getWindowListeners()
このウィンドウに登録されたすべてのウィンドウリスナーの配列を返します。

戻り値:
このウィンドウのすべての WindowListener、または現在ウィンドウリスナーが登録されていない場合は空の配列
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
addWindowListener(java.awt.event.WindowListener), removeWindowListener(java.awt.event.WindowListener)

getWindowFocusListeners

public WindowFocusListener[] getWindowFocusListeners()
このウィンドウに登録されたすべてのウィンドウフォーカスリスナーの配列を返します。

戻り値:
このウィンドウのすべての WindowFocusListener、または現在ウィンドウフォーカスリスナーが登録されていない場合は空の配列
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
addWindowFocusListener(java.awt.event.WindowFocusListener), removeWindowFocusListener(java.awt.event.WindowFocusListener)

getWindowStateListeners

public WindowStateListener[] getWindowStateListeners()
このウィンドウに登録されたすべてのウィンドウ状態リスナーの配列を返します。

戻り値:
このウィンドウのすべての WindowStateListener、または現在ウィンドウ状態リスナーが登録されていない場合は空の配列
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
addWindowStateListener(java.awt.event.WindowStateListener), removeWindowStateListener(java.awt.event.WindowStateListener)

getListeners

public <T extends EventListener> T[] getListeners(Class<T> listenerType)
この WindowFooListener として、現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。FooListeneraddFooListener メソッドを使用して登録されます。

FooListener.class などのクラスリテラルを持つ listenerType 引数を指定できます。たとえば、次のコードを使用して、そのテキストリスナーの Window w を照会できます。

WindowListener[] wls = (WindowListener[])(w.getListeners(WindowListener.class));
このようなリスナーがない場合は空の配列を返します。

オーバーライド:
クラス Container 内の getListeners
パラメータ:
listenerType - 要求されるリスナーの型。java.util.EventListener の下位インタフェースを指定
戻り値:
このウィンドウの FooListener として登録されたすべてのオブジェクトの配列、またはこのようなリスナーが追加されなかった場合は空の配列
例外:
ClassCastException - listenerTypejava.util.EventListener を実装するクラスまたはインタフェースを指定しない場合
導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
getWindowListeners()

processEvent

protected void processEvent(AWTEvent e)
このウィンドウのイベントを処理します。イベントが WindowEvent の場合、processWindowEvent メソッドを起動します。その他の場合は、スーパークラスの processEvent を起動します。

イベントパラメータが null の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。

オーバーライド:
クラス Container 内の processEvent
パラメータ:
e - イベント
関連項目:
Component.processComponentEvent(java.awt.event.ComponentEvent), Component.processFocusEvent(java.awt.event.FocusEvent), Component.processKeyEvent(java.awt.event.KeyEvent), Component.processMouseEvent(java.awt.event.MouseEvent), Component.processMouseMotionEvent(java.awt.event.MouseEvent), Component.processInputMethodEvent(java.awt.event.InputMethodEvent), Component.processHierarchyEvent(java.awt.event.HierarchyEvent), Component.processMouseWheelEvent(java.awt.event.MouseWheelEvent)

processWindowEvent

protected void processWindowEvent(WindowEvent e)
登録された任意の WindowListener オブジェクトにディスパッチすることにより、このウィンドウで発生するウィンドウイベントを処理します。注: ウィンドウイベントがこのコンポーネントで使用可能でない場合、このメソッドは呼び出されません。これは次のいずれか 1 つが発生した場合に実行されます。

イベントパラメータが null の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。

パラメータ:
e - ウィンドウイベント
関連項目:
Component.enableEvents(long)

processWindowFocusEvent

protected void processWindowFocusEvent(WindowEvent e)
登録された任意の WindowFocusListener オブジェクトにディスパッチすることにより、このウィンドウで発生するウィンドウフォーカスイベントを処理します。注: ウィンドウフォーカスイベントがこのウィンドウで使用可能でない場合、このメソッドは呼び出されません。これは次のいずれか 1 つが発生した場合に実行されます。

イベントパラメータが null の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。

パラメータ:
e - ウインドウフォーカスイベント
関連項目:
Component.enableEvents(long)

processWindowStateEvent

protected void processWindowStateEvent(WindowEvent e)
登録された任意の WindowStateListener オブジェクトにディスパッチすることにより、このウィンドウで発生するウィンドウ状態イベントを処理します。注: ウィンドウ状態イベントがこのウィンドウで使用可能でない場合、このメソッドは呼び出されません。これは次のいずれか 1 つが発生した場合に実行されます。

イベントパラメータが null の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。

パラメータ:
e - ウィンドウ状態イベント
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
Component.enableEvents(long)

setAlwaysOnTop

public final void setAlwaysOnTop(boolean alwaysOnTop)
                          throws SecurityException
最前面ウィンドウ状態を変更します。最前面ウィンドウは、ほかの最前面ウィンドウを除く、ほかのすべてのウィンドウの手前に表示されます。最前面ウィンドウが複数ある場合、それぞれの相対的な位置の順序は指定されず、プラットフォームに依存します。

ほかに最前面ウィンドウがある場合、これらのウィンドウの相対的な順序は指定されず、プラットフォームに依存します。別の最前面ウィンドウ以外には、最前面ウィンドウの手前に通常のウィンドウを配置することはできません。

最前面ウィンドウに属するすべてのウィンドウは自動的に最前面ウィンドウになります。該当するウィンドウが最前面でなくなった場合、それに属するウィンドウも最前面でなくなります。

最前面ウィンドウに toBack を送ると、その最前面の状態が false に設定されます。

alwaysOnToptrue の場合、このメソッドはウィンドウを最前面にします。ウィンドウが可視の場合、これにより、ウィンドウが toFront になり、最前面の位置に「固定」されます。ウィンドウが可視でない場合、最前面プロパティが設定されるほかは何も行われません。あとでウィンドウが表示された場合、最前面に表示されます。そのウィンドウががすでに最前面に表示されている場合は、この呼び出しによって何も行われません。

alwaysOnTopfalse の場合、このメソッドは状態を最前面から標準に変更します。ウィンドウは手前に表示されていますが、その Z 軸順をほかのウィンドウのように標準の方法で変更できます。このウィンドウが最前面になっていない場合、何も行いません。ほかに最前面ウィンドウがなければ、ウィンドウの相対的な Z 軸順には影響がありません。

: 最前面ウィンドウをサポートしていないプラットフォームもあります。プラットフォームが実行時の最前面ウィンドウをサポートしているかどうかを検出する公開 API はありません。

SecurityManager がインストールされている場合、呼び出し側スレッドはこのプロパティの値を設定するために、AWTPermission である「setWindowAlwaysOnTop」が与えられている必要があります。このアクセス権が与えられていない場合、このメソッドは SecurityException をスローし、現在のプロパティの値は変更されません。

パラメータ:
alwaysOnTop - ウィンドウの最前面状態の新しい値
例外:
SecurityException - 呼び出し側スレッドに最前面プロパティの値を設定するアクセス権がない場合
導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
isAlwaysOnTop(), toFront(), toBack(), AWTPermission

isAlwaysOnTop

public final boolean isAlwaysOnTop()
このウィンドウが最前面ウィンドウであるかどうかを返します。

戻り値:
ウィンドウが最前面状態である場合は true、そうでない場合はfalse
導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
setAlwaysOnTop(boolean)

getFocusOwner

public Component getFocusOwner()
この Window がフォーカスされている場合は、この Window の子 Component を返します。そうでない場合は null を返します。

戻り値:
フォーカスを持つ子 Component、またはこの Window がフォーカスされていない場合は null
関連項目:
getMostRecentFocusOwner(), isFocused()

getMostRecentFocusOwner

public Component getMostRecentFocusOwner()
この Window がフォーカスされるときに、フォーカスを受け取るこの Window の子 Component を返します。この Window が現在フォーカスされている場合、このメソッドは getFocusOwner() と同じ Component を返します。この Window がフォーカスされていない場合、直前にフォーカスを要求した子 Component が返されます。子 Component がフォーカスを要求しなかった場合でこれがフォーカス可能 Window の場合、Window のフォーカス可能な初期 Component が返されます。子 Component がフォーカスを要求しなかった場合でこれがフォーカス可能な Window ではない場合、null が返されます。

戻り値:
この Window がフォーカスされるときにフォーカスを受け取る子 Component
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
getFocusOwner(), isFocused(), isFocusableWindow()

isActive

public boolean isActive()
この Window がアクティブであるかどうかを返します。Frame または Dialog のみがアクティブ になります。ネイティブのウィンドウ処理システムは、アクティブ Window またはハイライトされたタイトルバーなど特別な装飾を持つその子を表します。アクティブ Window は、常に、フォーカスされた Window か、またはフォーカスされた Window のオーナである最初の Frame または Dialog のいずれかです。

戻り値:
これがアクティブ Window であるかどうか
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
isFocused()

isFocused

public boolean isFocused()
この Window がフォーカスされているかどうかを返します。フォーカスオーナが存在する場合、フォーカスされた Window はフォーカスオーナであるか、またはフォーカスオーナを含みます。フォーカスオーナが存在しない場合、Window はフォーカスされません。

フォーカスされた Window が Frame または Dialog の場合、これもアクティブ Window です。そうでない場合、アクティブ Window はフォーカスされた Window のオーナである最初の Frame または Dialog です。

戻り値:
これがフォーカスされた Window であるかどうか
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
isActive()

getFocusTraversalKeys

public Set<AWTKeyStroke> getFocusTraversalKeys(int id)
この Window のフォーカストラバーサルキーを返します (各キーの詳細については、 setFocusTraversalKey を参照)。

この Window に対して、トラバーサルキーが明示的に設定されていない場合、この Window の親のトラバーサルキーが返されます。この Window の任意の上位 Window に対して、トラバーサルキーが明示的に設定されていない場合、現在の KeyboardFocusManager のデフォルトのトラバーサルキーが返されます。

オーバーライド:
クラス Container 内の getFocusTraversalKeys
パラメータ:
id - 次のいずれか 1 つ。KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS、または KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS
戻り値:
指定されたキーの AWTKeyStroke
例外:
IllegalArgumentException - id が次のどれでもない場合。KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS、または KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
Container.setFocusTraversalKeys(int, java.util.Set), KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS, KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS, KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS, KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS

setFocusCycleRoot

public final void setFocusCycleRoot(boolean focusCycleRoot)
Window は常にフォーカストラバーサルサイクルのルートであるため、何も操作は行われません。渡された値は無視されます。

オーバーライド:
クラス Container 内の setFocusCycleRoot
パラメータ:
focusCycleRoot - 値は無視される
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
isFocusCycleRoot(), Container.setFocusTraversalPolicy(java.awt.FocusTraversalPolicy), Container.getFocusTraversalPolicy()

isFocusCycleRoot

public final boolean isFocusCycleRoot()
すべての Window はフォーカストラバーサルサイクルのルートでなければならないため、常に true を返します。

オーバーライド:
クラス Container 内の isFocusCycleRoot
戻り値:
true
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
setFocusCycleRoot(boolean), Container.setFocusTraversalPolicy(java.awt.FocusTraversalPolicy), Container.getFocusTraversalPolicy()

getFocusCycleRootAncestor

public final Container getFocusCycleRootAncestor()
Window が上位 Window を持たないため、常に null を返します。これは Component の階層の最上位を示します。

オーバーライド:
クラス Component 内の getFocusCycleRootAncestor
戻り値:
null
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
Container.isFocusCycleRoot()

isFocusableWindow

public final boolean isFocusableWindow()
この Window がフォーカスされた Window になれるかどうか、つまりこの Window またはその任意のサブコンポーネントがフォーカスオーナになれるかどうかを返します。Frame または Dialog がフォーカス可能の場合、フォーカス可能な Window 状態は true に設定されなければなりません。Frame または Dialog がフォーカス可能ではない Window の場合、そのフォーカス可能な Window 状態は true に設定されなければならず、そのもっとも近くに所有する Frame または Dialog は画面に表示されなければならず、そのフォーカストラバーサルサイクルに少なくとも 1 つの Component が含まれていなければなりません。これらの条件の 1 つが合致しない場合、この Window またはその任意のサブコンポーネントはどれもフォーカスオーナになることはできません。

戻り値:
この Window がフォーカされた Window になることができる場合は true、そうでない場合は false
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
getFocusableWindowState(), setFocusableWindowState(boolean), isShowing(), Component.isFocusable()

getFocusableWindowState

public boolean getFocusableWindowState()
isFocusableWindow に概説されたその他の要件に合致する場合に、この Window がフォーカスされた Window になれるかどうかを返します。このメソッドが false を返す場合、isFocusableWindow は同様に false を返します。このメソッドが true を返す場合、isFocusableWindow は Window がフォーカス可能となるために合致する必要のあるその他の要件によって、true または false を返します。

デフォルトで、すべての Window は true のフォーカス可能 Window 状態を持っています。

戻り値:
この Window がフォーカスされた Window になれるかどうか
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
isFocusableWindow(), setFocusableWindowState(boolean), isShowing(), Component.setFocusable(boolean)

setFocusableWindowState

public void setFocusableWindowState(boolean focusableWindowState)
isFocusableWindow に概説されたその他の要件に合致する場合に、この Window がフォーカスされた Window になれるかどうかを設定します。この Window フォーカス可能 Window 状態が false に設定される場合、isFocusableWindowfalse を返します。この Window のフォーカス可能 Window 状態が true に設定される場合、isFocusableWindow は Window がフォーカス可能となるために合致する必要のあるその他の要件によって、true または false を返します。

Window のフォーカス可能性の状態を false に設定することは、Window がドラッグ可能なパレットやツールバーとして使用され、したがってフォーカス不可能な Window となることを アプリケーションが識別する AWT の標準の機構です。 可視状態の Window にフォーカス特性を設定すると、一部のプラットフォームに遅延が発生します。つまり、実際の変更は Window が非表示になり、そのあとに再度可視状態になった場合にのみ反映されるということです。プラットフォーム間の動作に整合性を持たせるため、Window が不可視状態になったときに Window をフォーカス可能な状態に設定し、そのあとに表示するようにします。

パラメータ:
focusableWindowState - この Window がフォーカスされた Window になれるかどうか
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
isFocusableWindow(), getFocusableWindowState(), isShowing(), Component.setFocusable(boolean)

addPropertyChangeListener

public void addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
PropertyChangeListener をリスナーリストに追加します。このリスナーは、次のようなクラスを含むこのクラスのすべてのバウンドプロパティに登録されます。 この Window がバウンドプロパティを継承している場合、イベントは継承されたプロパティ内の変更に応答してトリガされないことに注意してください。

listener が null の場合は、例外はスローされず、何も処理はありません。

オーバーライド:
クラス Container 内の addPropertyChangeListener
パラメータ:
listener - 追加する PropertyChangeListener
関連項目:
Component.removePropertyChangeListener(java.beans.PropertyChangeListener), addPropertyChangeListener(java.lang.String,java.beans.PropertyChangeListener)

addPropertyChangeListener

public void addPropertyChangeListener(String propertyName,
                                      PropertyChangeListener listener)
特定のプロパティのリスナーリストに PropertyChangeListener を追加します。指定されたプロパティはユーザ定義の場合か、または次のいずれかです。 この Window がバウンドプロパティを継承している場合、イベントは継承されたプロパティ内の変更に応答してトリガされないことに注意してください。

listener が null の場合は、例外はスローされず、何も処理はありません。

オーバーライド:
クラス Container 内の addPropertyChangeListener
パラメータ:
propertyName - 上記のプロパティ名のいずれか
listener - 追加する PropertyChangeListener
関連項目:
addPropertyChangeListener(java.beans.PropertyChangeListener), Component.removePropertyChangeListener(java.beans.PropertyChangeListener)

postEvent

@Deprecated
public boolean postEvent(Event e)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、dispatchEvent(AWTEvent) を使用します。

定義:
インタフェース MenuContainer 内の postEvent
オーバーライド:
クラス Component 内の postEvent

isShowing

public boolean isShowing()
この Window が画面に表示されているかどうか判定します。

オーバーライド:
クラス Component 内の isShowing
戻り値:
コンポーネントが表示されている場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
Component.setVisible(boolean)

applyResourceBundle

@Deprecated
public void applyResourceBundle(ResourceBundle rb)
推奨されていません。 J2SE バージョン 1.4 以降は、Component.applyComponentOrientation を使用します。


applyResourceBundle

@Deprecated
public void applyResourceBundle(String rbName)
推奨されていません。 J2SE バージョン 1.4 以降は、Component.applyComponentOrientation を使用します。


getAccessibleContext

public AccessibleContext getAccessibleContext()
この Window に関連した AccessibleContext を返します。ウィンドウの場合、AccessibleContext は AccessibleAWTWindow の形式を取ります。必要に応じて新規の AccessibleAWTWindow インスタンスが作成されます。

定義:
インタフェース Accessible 内の getAccessibleContext
オーバーライド:
クラス Component 内の getAccessibleContext
戻り値:
この Window の AccessibleContext として機能する AccessibleAWTWindow

getGraphicsConfiguration

public GraphicsConfiguration getGraphicsConfiguration()
このメソッドは、この Window が使用する GraphicsConfiguration を返します。

オーバーライド:
クラス Component 内の getGraphicsConfiguration
戻り値:
Component が使用する GraphicsConfiguration、または null

setLocationRelativeTo

public void setLocationRelativeTo(Component c)
指定されたコンポーネントを基準にしてウィンドウの位置を設定します。コンポーネントが現在表示されていない場合、または cnull の場合、ウィンドウは画面の中央に配置されます。コンポーネントの下部がオフスクリーンの場合、ウィンドウは Component の画面の中央に近い方の側に表示されます。つまり、Component が画面の右側にある場合、Window はその左側に配置され、Component が左側にある場合、Window はその右側に配置されます。

パラメータ:
c - ウィンドウの位置の基準となるコンポーネント
導入されたバージョン:
1.4

createBufferStrategy

public void createBufferStrategy(int numBuffers)
このコンポーネントの新しいマルチバッファリング方法を作成します。マルチバッファリングは描画のレンダリングパフォーマンスに有効です。このメソッドは、提供されたバッファ数で使用できる最善の方式を作成しようとします。これは常にそのバッファ数による BufferStrategy を作成します。最初にページ反転方式が試行され、次に高速バッファを使って Blit 方式が試行されます。最後に、非高速 Blit 方式が試行されます。

このメソッドが呼び出されるごとに、このコンポーネントに対する既存のバッファ方式は破棄されます。

パラメータ:
numBuffers - 作成するバッファ数
例外:
IllegalArgumentException - numBuffers が 1 より小さい場合
IllegalStateException - コンポーネントが表示可能でない場合
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
Component.isDisplayable(), getBufferStrategy()

createBufferStrategy

public void createBufferStrategy(int numBuffers,
                                 BufferCapabilities caps)
                          throws AWTException
必要なバッファ機能を持つこのコンポーネントのマルチバッファリングの新しい方式を作成します。これは、たとえば高速メモリまたはページ反転だけが必要な場合に有効です (バッファ機能として指定される)。

このメソッドが呼び出されるごとに、このコンポーネントに対する既存のバッファ方式は破棄されます。

パラメータ:
numBuffers - 作成するバッファ数。フロントバッファを含む
caps - バッファ方式を作成するために必要な機能。null にすることはできない
例外:
AWTException - 提供される機能がサポートされないかまたは対応しない場合。これは、たとえば現在使用可能な高速メモリが十分でない場合、またはページ反転が指定されて実行できない場合などに発生する
IllegalArgumentException - numBuffers が 1 より小さい場合、またはキャップが null の場合
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
getBufferStrategy()

getBufferStrategy

public BufferStrategy getBufferStrategy()
戻り値:
このコンポーネントで使用されるバッファ方式
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
createBufferStrategy(int)

setLocationByPlatform

public void setLocationByPlatform(boolean locationByPlatform)
このウィンドウが次回に可視にされた場合に、ネイティブのウィンドウシステムのデフォルトの場所に表示するか、現在の場所 (getLocation によって返された) に表示するかを設定します。この動作はプログラムでその位置を設定しない場合のネィティブのウィンドウの表示に似ています。ほとんどのウィンドウシステムでは、それらの場所が明示的に設定されない場合に、ウィンドウをカスケード表示します。実際の場所はウィンドウが画面に表示されるときに判断されます。

この動作はシステムプロパティ "java.awt.Window.locationByPlatform" を "true" に設定することによっても有効にできます。ただし、このメソッドへの呼び出しが優先されます。

setLocationByPlatform の呼び出しの後に setVisiblesetLocation、および setBounds を呼び出すと、Windows のこのプロパティがクリアされます。

たとえば、次のコードの実行後です。

setLocationByPlatform(true); setVisible(true); boolean flag = isLocationByPlatform();
ウィンドウはプラットフォームのデフォルトの位置に表示され、flagfalse になります。

次の例では、

setLocationByPlatform(true); setLocation(10, 10); boolean flag = isLocationByPlatform(); setVisible(true);
ウィンドウはプラットフォームの (10, 10) の位置に表示され、flagfalse になります。

パラメータ:
locationByPlatform - この Window をデフォルトの場所に表示する場合は true、現在の場所に表示する場合は false
例外:
IllegalComponentStateException - ウィンドウが画面上に表示されており、locationByPlatform が true の場合
導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
Component.setLocation(int, int), isShowing(), Component.setVisible(boolean), isLocationByPlatform(), System.getProperty(String)

isLocationByPlatform

public boolean isLocationByPlatform()
次回にこのウィンドウが可視になったときに、このウィンドウをネィティブウィンドウシステムのデフォルトの場所に表示する場合は true を返します。このメソッドは、ウィンドウが画面上に表示されている場合は常に false を返します。

戻り値:
このウィンドウをデフォルトの場所に表示するかどうか
導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
setLocationByPlatform(boolean), isShowing()

setBounds

public void setBounds(int x,
                      int y,
                      int width,
                      int height)
クラス Component の記述:
このコンポーネントを移動し、サイズ変更します。左上隅の新しい位置は x および y によって指定され、新しいサイズは width および height によって指定されます。

オーバーライド:
クラス Component 内の setBounds
パラメータ:
x - このコンポーネントの新しい x 座標
y - このコンポーネントの新しい y 座標
width - このコンポーネントの新しい width
height - このコンポーネントの新しい height
導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
setLocationByPlatform(boolean), isLocationByPlatform()

JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

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