モジュール java.desktop
パッケージ java.awt.color

クラスICC_ProfileGray

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable
    public class ICC_ProfileGray
extends ICC_Profile
    ICC_Profileクラスのサブクラスの1つです。カラー・スペースの型がTYPE_GRAYで、grayTRCTagタグとmediaWhitePointTagタグを含むプロファイルを表します。 このようなプロファイルの例として、モノクロ入力プロファイル、モノクロ表示プロファイル、およびモノクロ出力プロファイルがあります。 ICC_ProfileクラスのgetInstanceメソッドは、これらのプロファイルに対してICC_ProfileGrayオブジェクトを返します。 このクラスのルックアップ表をJavaのメソッドやネイティブ・メソッドで直接使用して、カラー変換を最適化できることもあります。

    GRAYデバイスのプロファイル・カラー・スペースをCIEXYZプロファイル接続領域に変換するときは、トーン・リプロダクション・カーブ(TRC)が検索されます。 変換結果は、PCSの無色成分と見なされます。 

    
                PCSY = grayTRC[deviceGray]
    CIEXYZプロファイル接続領域をGRAYデバイスのプロファイル・カラー・スペースに変換するときも、grayTRCを使用します。
    関連項目:
    直列化された形式

    • メソッドの詳細

      • getMediaWhitePoint

        public float[] getMediaWhitePoint()
        長さが3のfloat配列を返す。この配列は、ICCプロファイルのmediaWhitePointTagのX、Y、およびZ成分で構成される
        戻り値:
        ICCプロファイルのmediaWhitePointTagの成分を含む配列

      • getGamma

        public float getGamma()
        トーン・リプロダクション・カーブ(TRC)を表すガンマ値を返します。 このプロファイルのTRCが単一のガンマ値ではなく表として表されている場合は、例外がスローされます。 この場合、TRCの表はgetTRC()を使って取得できます。 ガンマ値を使用している場合、PCSのY成分は次のように計算されます。 
        
                          gamma
         PCSY = deviceGray
        戻り値:
        floatとして表されたガンマ値
        例外:
        ProfileDataException - プロファイルでTRCが単一のガンマ値として指定されていない場合。

      • getTRC

        public short[] getTRC()
        TRCをshort配列として返します。 プロファイルのTRCが線形(ガンマ= 1.0)または単純なガンマ値として表されている場合は、例外がスローされます。このTRCのガンマ値を取得するには、getGamma()メソッドを使用します。 そうでない場合、ルックアップ表としてshortの配列が返されます。この表の入力Gray値は、[0.0, 1.0]の範囲に定義されています。 値0.0は配列インデックスの0に割り当てられ、値1.0は配列インデックスの長さ -1に割り当てられます。 入力値が配列インデックスに正確に割り当てられないときは、出力値を生成するときに補間が使用されます。 出力値も、範囲[0.0, 1.0]に線形的に割り当てられます。 値0.0は配列の値0x0000として表され、値1.0は配列の値0xFFFFとして表されます。つまり、返される値はshort配列ですが、実際には符号なしのshort値です。
        戻り値:
        TRCを表すshort配列
        例外:
        ProfileDataException - プロファイルでTRCが表として指定されていない場合。