モジュール javafx.graphics
パッケージ javafx.application

列挙型ConditionalFeature

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable, Comparable<ConditionalFeature>

    public enum ConditionalFeature
    extends Enum<ConditionalFeature>
    条件付き(オプションの)機能セットを定義します。 これらの機能は、一部のプラットフォームでは使用できない場合があります。 特定の機能が使用可能かどうかを確認する必要がある場合、アプリケーションは、Platform.isSupported()関数を使用して問い合せることができます。 条件付き機能をサポートしていないプラットフォームでその機能を使用しても、例外は発生しません。 一般に、条件付き機能は単に無視されます。 詳細は、各機能のドキュメントを参照してください。
    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • 列挙型定数のサマリー

      列挙型定数 
      列挙型定数 説明
      CONTROLS
      UIコントロールを提供するJavaFXクラスがこのプラットフォームで使用可能であることを示します。
      EFFECT
      フィルタ効果がプラットフォームで使用可能であることを示します。
      FXML
      XMLライブラリがJREに存在し、FXML APIがプラットフォームで使用可能であることを示します。
      GRAPHICS
      グラフィック機能を提供するJavaFXクラスがこのプラットフォームで使用可能であることを示します。
      INPUT_METHOD
      テキスト入力メソッドがプラットフォームで使用可能であることを示します。
      INPUT_MULTITOUCH
      マルチタッチ入力を提供するタッチ・スクリーンが、JavaFXが実行されているデバイスにアタッチされているかどうかを示します。
      INPUT_POINTER
      マウス、トラックパッド、トラックボールなどの相対動作ポインタ・デバイスがアタッチされているかどうかを示します。
      INPUT_TOUCH
      タッチ・スクリーンが、JavaFXが実行されているデバイスにアタッチされているかどうかを示します。
      MEDIA
      javafx.scene.mediaパッケージがこのプラットフォームで使用可能であることを示します。
      SCENE3D
      3Dがプラットフォームで使用可能であることを示します。
      SHAPE_CLIP
      任意形状に対するクリッピングがプラットフォームで使用可能であることを示します。
      SWING
      SwingライブラリがJava Runtime Environmentに存在すること、およびJavaFXとのSwing統合がプラットフォームで使用可能であることを示します。
      SWT
      SWT統合がプラットフォームで使用可能であることを示します。
      TRANSPARENT_WINDOW
      システムで完全なウィンドウ透明度がサポートされていることを示します。
      TWO_LEVEL_FOCUS
      コントロールが2レベル・フォーカスを使用する必要があるかどうかを示します。
      UNIFIED_WINDOW
      システムでStageStyle.UNIFIEDをサポートしていることを示します。
      VIRTUAL_KEYBOARD
      画面上の仮想キーボードがテキスト入力に使用されるかどうかを示します。
      WEB
      javafx.scene.webパッケージがこのプラットフォームで使用可能であることを示します。
    • 列挙型定数の詳細

      • GRAPHICS

        public static final ConditionalFeature GRAPHICS
        グラフィック機能を提供するJavaFXクラスがこのプラットフォームで使用可能であることを示します。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • CONTROLS

        public static final ConditionalFeature CONTROLS
        UIコントロールを提供するJavaFXクラスがこのプラットフォームで使用可能であることを示します。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • MEDIA

        public static final ConditionalFeature MEDIA
        javafx.scene.mediaパッケージがこのプラットフォームで使用可能であることを示します。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • WEB

        public static final ConditionalFeature WEB
        javafx.scene.webパッケージがこのプラットフォームで使用可能であることを示します。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • SWT

        public static final ConditionalFeature SWT
        SWT統合がプラットフォームで使用可能であることを示します。 JavaFXとのSWT統合をテストしますが、完全なSWTライブラリの存在はテストしません。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • SWING

        public static final ConditionalFeature SWING
        SwingライブラリがJava Runtime Environmentに存在すること、およびJavaFXとのSwing統合がプラットフォームで使用可能であることを示します。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • FXML

        public static final ConditionalFeature FXML
        XMLライブラリがJREに存在し、FXML APIがプラットフォームで使用可能であることを示します。 FXML APIが存在する可能性がありますが、基礎となるJava Runtime EnvironmentにXMLサポートがない場合は使用できません。 この場合、Platform.isSupported(ConditionalFeature.FXML)はfalseを返します。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • SCENE3D

        public static final ConditionalFeature SCENE3D
        3Dがプラットフォームで使用可能であることを示します。 アプリケーションが、3Dをサポートしていないプラットフォームで3D変換または3Dカメラを使用しようとすると、変換またはカメラは無視され、実質的に恒等変換になります。
      • EFFECT

        public static final ConditionalFeature EFFECT
        フィルタ効果がプラットフォームで使用可能であることを示します。 アプリケーションが、効果をサポートしていないプラットフォームで効果を使用すると、その効果は無視されます。
      • SHAPE_CLIP

        public static final ConditionalFeature SHAPE_CLIP
        任意形状に対するクリッピングがプラットフォームで使用可能であることを示します。 アプリケーションが、任意形状に対するクリッピングをサポートしていないプラットフォームでクリップ・ノードを指定すると、ノードは指定したクリップ・ノードの幾何学的な形状ではなく、その境界にクリップされます。
      • INPUT_METHOD

        public static final ConditionalFeature INPUT_METHOD
        テキスト入力メソッドがプラットフォームで使用可能であることを示します。 アプリケーションが、入力メソッドをサポートしていないプラットフォームで入力メソッドを使用すると、その入力メソッドは無視されます。
      • TRANSPARENT_WINDOW

        public static final ConditionalFeature TRANSPARENT_WINDOW
        システムで完全なウィンドウ透明度がサポートされていることを示します。 透明なウィンドウをサポートしていないプラットフォームでは、透明なウィンドウは機能が制限されるか、または機能しません。

        現在、このサポートは、XComposite拡張機能を持たないLinuxシステムを除くすべてのデスクトップ・プラットフォームで利用できます。 この場合はXShape拡張が使用されるため、ウィンドウの端がエイリアス化されます。

        セキュリティ・マネージャが存在する場合、アプリケーションは透明なウィンドウを作成するためにFXPermission "createTransparentWindow"を持っていなければなりません。 アプリケーションに必要な権限がない場合は、この機能を使用できません。プラットフォームが透明なウィンドウをサポートしていないかのように表示され、Platform.isSupported(TRANSPARENT_WINDOW)falseを返します。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.2
      • UNIFIED_WINDOW

        public static final ConditionalFeature UNIFIED_WINDOW
        システムでStageStyle.UNIFIEDをサポートしていることを示します。

        注意: 現在、次でサポートされています。

        • Windows Vista以上: ウィンドウには、半透明効果が完全に埋め込まれています。
        • Mac OS X: ウィンドウにはブラッシュドメタル調の背景が使用されています。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • TWO_LEVEL_FOCUS

        public static final ConditionalFeature TWO_LEVEL_FOCUS
        コントロールが2レベル・フォーカスを使用する必要があるかどうかを示します。 2レベル・フォーカスとは、最初にコントロールを入力し、次にそのコントロールで操作を実行するために、一部のコントロールで個別の操作が必要になる場合のことです。 2レベル・フォーカスは、方向矢印キーと選択キーを提供しているものの、2つのコントロール間を移動するためのキーを提供していないデバイスで必要となります。 これらのデバイスでは、フォーカスされたコントロールは、内部でフォーカスされているか(この場合、コントロール上で矢印キーが動作します)、外部でフォーカスされているか(この場合、矢印キーを使用して他のコントロールにフォーカスを移動します)のいずれかになります。

        組込みプラットフォームでは、JavaFXは、アタッチされている入力周辺機器に基づいてこのConditionalFeatureを初期化しようとします。 デスクトップ・プラットフォームでは、このConditionalFeatureは通常、falseにデフォルト設定されます。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • VIRTUAL_KEYBOARD

        public static final ConditionalFeature VIRTUAL_KEYBOARD
        画面上の仮想キーボードがテキスト入力に使用されるかどうかを示します。

        組込みプラットフォームでは、JavaFXは、アタッチされている入力周辺機器に基づいてこのConditionalFeatureを初期化しようとします。 デスクトップ・プラットフォームでは、このConditionalFeatureは通常、falseにデフォルト設定されます。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • INPUT_TOUCH

        public static final ConditionalFeature INPUT_TOUCH
        タッチ・スクリーンが、JavaFXが実行されているデバイスにアタッチされているかどうかを示します。

        組込みプラットフォームでは、JavaFXは、アタッチされている入力周辺機器に基づいてこのConditionalFeatureを初期化しようとします。 デスクトップ・プラットフォームでは、このConditionalFeatureは通常、falseにデフォルト設定されます。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • INPUT_MULTITOUCH

        public static final ConditionalFeature INPUT_MULTITOUCH
        マルチタッチ入力を提供するタッチ・スクリーンが、JavaFXが実行されているデバイスにアタッチされているかどうかを示します。

        組込みプラットフォームでは、JavaFXは、アタッチされている入力周辺機器に基づいてこのConditionalFeatureを初期化しようとします。 デスクトップ・プラットフォームでは、このConditionalFeatureは通常、falseにデフォルト設定されます。

        INPUT_MULTITOUCHが使用可能な場合は、INPUT_TOUCHも使用可能です。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
      • INPUT_POINTER

        public static final ConditionalFeature INPUT_POINTER
        マウス、トラックパッド、トラックボールなどの相対動作ポインタ・デバイスがアタッチされているかどうかを示します。

        組込みプラットフォームでは、JavaFXは、アタッチされている入力周辺機器に基づいてこのConditionalFeatureを初期化しようとします。 デスクトップ・プラットフォームでは、このConditionalFeatureは通常、trueにデフォルト設定されます。

        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
    • メソッドの詳細

      • values

        public static ConditionalFeature[] values()
        この列挙型の定数を含む配列を、宣言されている順序で返します。 このメソッドは、次のようにして定数を反復するために使用できます。
        for (ConditionalFeature c : ConditionalFeature.values())
            System.out.println(c);
        
        戻り値:
        この列挙型の定数を含む配列(宣言されている順序)
      • valueOf

        public static ConditionalFeature valueOf​(String name)
        指定された名前を持つ、この型の列挙型定数を返します。 文字列は、この型の列挙型定数を宣言するのに使用した識別子と厳密に一致している必要があります。 (不適切な空白文字は許可されません。)
        パラメータ:
        name - 返される列挙型定数の名前。
        戻り値:
        指定された名前を持つ列挙型定数
        例外:
        IllegalArgumentException - 指定された名前を持つ定数をこの列挙型が持っていない場合
        NullPointerException - 引数がnullの場合