モジュール javafx.base
パッケージ javafx.beans.binding

クラスDoubleBinding

  • すべての実装されたインタフェース:
    Binding<Number>, NumberBinding, NumberExpression, Observable, ObservableDoubleValue, ObservableNumberValue, ObservableValue<Number>
    public abstract class DoubleBinding
extends DoubleExpression
implements NumberBinding
    double値のBindingを実装するために必要なほとんどの機能を提供するベース・クラス。

    DoubleBindingは、簡単な無効性スキームを提供します。 拡張クラスは、bind(Observable...)を呼び出して依存性を登録できます。 登録された依存性のいずれかが無効になる場合、このDoubleBindingは無効とマークされます。 unbind(Observable...)を使用すると、依存性のリスニングを停止できます。

    このクラスの具体的な実装を提供するには、依存性の現在の状態に基づいてこのバインディングの値を計算するためにメソッドcomputeValue()を実装する必要があります。 get()が無効なバインディングに対して呼び出される場合に呼び出されます。

    ObservableNumberValue mooの平方根を計算するDoubleBindingの簡単な例は次のとおりです。 

     
 final ObservableDoubleValue moo = ...;

 DoubleBinding foo = new DoubleBinding() {

     {
         super.bind(moo);
     }

     @Override
     protected double computeValue() {
         return Math.sqrt(moo.getValue());
     }
 };
    オプションのメソッドBinding.getDependencies()およびBinding.dispose()の実装を使用した同じ例は、次のとおりです。 
     
 final ObservableDoubleValue moo = ...;

 DoubleBinding foo = new DoubleBinding() {

     {
         super.bind(moo);
     }

     @Override
     protected double computeValue() {
         return Math.sqrt(moo.getValue());
     }

     @Override
     public ObservableList<?> getDependencies() {
         return FXCollections.singletonObservableList(moo);
     }

     @Override
     public void dispose() {
         super.unbind(moo);
     }
 };
    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    関連項目:
    Binding, NumberBinding, DoubleExpression

    • コンストラクタの詳細

      • DoubleBinding

        public DoubleBinding()

    • メソッドの詳細

      • bind

        protected final void bind​(Observable... dependencies)
        変更の依存性の監視を開始します。 依存性のいずれかの値が変更される場合、バインディングは無効とマークされます。
        パラメータ:
        dependencies - 監視する依存性

      • unbind

        protected final void unbind​(Observable... dependencies)
        変更の依存性の監視を停止します。
        パラメータ:
        dependencies - 監視を停止する依存性

      • dispose

        public void dispose()
        空であるdispose()のデフォルトの実装。
        定義:
        インタフェースBinding<Number>のdispose

      • get

        public final double get()
        computeValue()の結果を返します。 バインディングが無効である場合、メソッドcomputeValue()のみ呼び出されます。 get()の最後の呼出しからバインディングが無効でなくなった場合、結果がキャッシュされて返されます。
        定義:
        インタフェースObservableDoubleValueのget
        戻り値:
        現行値

      • onInvalidating

        protected void onInvalidating()
        このバインディングが無効になる場合、反応するクラスを拡張して、メソッドonInvalidating()をオーバーライドできます。 デフォルトの実装は空です。

      • computeValue

        protected abstract double computeValue()
        このバインディングの現在の値を計算します。

        DoubleBindingを拡張するクラスは、computeValueの実装を提供する必要があります。

        戻り値:
        現行値

      • toString

        public String toString()
        このDoubleBindingオブジェクトの文字列表現を返します。
        オーバーライド:
        toString 、クラス:  Object
        戻り値:
        このDoubleBindingオブジェクトの文字列表現。