- java.lang.Object
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- javafx.scene.media.Media
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public final class Media extends Object
Mediaクラスは、メディア・リソースを表します。 これは、文字列形式のソースURIからインスタンス化されます。 期間、メタデータ、トラックおよびビデオ解像度などのメディアに関する情報は、Mediaインスタンスから取得できます。 メディア情報は非同期に取得されるため、必ずしもクラスをインスタンス化した直後に使用可能になるとはかぎりません。 ただし、インスタンスがMediaPlayerに関連付けられ、プレイヤのステータスがMediaPlayer.Status.READYに遷移している場合は、すべての情報が必ず使用可能となります。 メタデータまたはTrackが追加された場合に通知を受け取るために、それぞれgetMetadata()およびgetTracks()によって戻されるコレクションに対して、オブザーバを登録できます。同じ
Mediaオブジェクトを、複数のMediaPlayerオブジェクトの間で共有できます。 したがって、共有インスタンスは、すべてのプレイヤで使用されるソース・メディア・データの単一コピーを管理することもあれば、各プレイヤ用のデータの別のコピーが必要となる場合もあります。 ただし、実装の選択は、プレイヤのインタフェース・レベルの動作に影響しません。- 導入されたバージョン:
- JavaFX 2.0
- 関連項目:
MediaPlayer、MediaException
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プロパティのサマリー
プロパティ Type プロパティ 説明 ReadOnlyObjectProperty<Duration>durationソース・メディアの秒単位の期間。ReadOnlyObjectProperty<MediaException>errorエラーが発生した場合にMediaException値に設定されるプロパティ。ReadOnlyIntegerPropertyheightソース・メディアのピクセルの高さ。ObjectProperty<Runnable>onErrorエラーが発生する場合に呼び出されるイベント・ハンドラ。ReadOnlyIntegerPropertywidthソース・メディアのピクセルの幅。
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メソッドのサマリー
すべてのメソッド インスタンス・メソッド 具象メソッド 修飾子と型 メソッド 説明 ReadOnlyObjectProperty<Duration>durationProperty()ソース・メディアの秒単位の期間。ReadOnlyObjectProperty<MediaException>errorProperty()エラーが発生した場合にMediaException値に設定されるプロパティ。DurationgetDuration()メディアの期間を秒単位で取得します。MediaExceptiongetError()メディアで発生したすべてのエラーを戻します。intgetHeight()メディアのピクセルの高さを取得します。ObservableMap<String,Duration>getMarkers()このMediaインスタンスで定義されているマーカーを取得します。ObservableMap<String,Object>getMetadata()このメディア・ソースに含まれるメタデータを取得します。RunnablegetOnError()エラーが発生した場合に呼び出されるエラー・ハンドラを取得します。StringgetSource()メディアのソースURIを取得します。ObservableList<Track>getTracks()このメディア・ソースに含まれるトラックを取得します。intgetWidth()メディアのピクセルの幅を取得します。ReadOnlyIntegerPropertyheightProperty()ソース・メディアのピクセルの高さ。ObjectProperty<Runnable>onErrorProperty()エラーが発生する場合に呼び出されるイベント・ハンドラ。voidsetOnError(Runnable value)エラーが発生した場合に呼び出されるイベント・ハンドラを設定します。ReadOnlyIntegerPropertywidthProperty()ソース・メディアのピクセルの幅。
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プロパティの詳細
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error
public ReadOnlyObjectProperty<MediaException> errorProperty
エラーが発生した場合にMediaException値に設定されるプロパティ。errorがnullでない場合、メディアはロードされず、使用できません。onErrorがnullでない場合、これはerrorプロパティが設定されると起動されます。- 関連項目:
getError()
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onError
public ObjectProperty<Runnable> onErrorProperty
エラーが発生する場合に呼び出されるイベント・ハンドラ。 これは、誤った形式の、または無効なURLがコンストラクタに渡された場合、またはURLへのアクセスに問題がある場合に発生します。
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width
public ReadOnlyIntegerProperty widthProperty
ソース・メディアのピクセルの幅。 これは、メディアに幅がない場合、つまり、オーディオの再生時や現在幅が不明な場合(ストリーミング・メディアで発生する場合がある)に、ゼロとなる場合があります。- 関連項目:
getWidth()
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height
public ReadOnlyIntegerProperty heightProperty
ソース・メディアのピクセルの高さ。 これは、メディアに高さがない場合、つまり、オーディオの再生時や現在高さが不明な場合(ストリーミング・メディアで発生する場合がある)に、ゼロとなる場合があります。- 関連項目:
getHeight()
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duration
public ReadOnlyObjectProperty<Duration> durationProperty
ソース・メディアの秒単位の期間。 メディアの期間が不明な場合、このプロパティ値はDuration.UNKNOWNとなります。- 関連項目:
getDuration()
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コンストラクタの詳細
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Media
public Media(String source)
Mediaインスタンスを構築します。 これは、メディア・ソースを指定する唯一の方法です。 ソースは、有効なURIを表し、不変である必要があります。 HTTP、HTTPS、FILE、およびJARのURLのみがサポートされています。 指定されたURLが無効である場合、例外がスローされます。 非同期エラーが発生した場合、errorプロパティが設定されます。 このプロパティをリスニングして、このようなエラーがすべて通知されるようにしてください。ソースが、FILEなどの非ブロッキング・プロトコルを使用している場合、すぐに検出できるなんらかの問題が発生すると、
MediaExceptionがスローされます。 このような問題には、メディアにアクセスできない、またはメディアのフォーマットがサポートされていない、などがあります。 ただし、HTTPなどのブロッキングの可能性があるプロトコルを使用している場合、接続が非同期に初期化されるため、これらの種類のエラーはerrorプロパティを設定することによって通知されます。制約:
- 指定されるURIは、java.net.URIの要求に従い、RFC-2396に準拠する必要があります。
- HTTP、HTTPS、FILE、およびJAR URIのみがサポートされています。
一般的なURIフォーマットの詳細は、java.net.URIを参照してください。 JAR URLの構文は、java.net.JarURLConnectionで指定されています。
- パラメータ:
source- ソース・メディアのURI- 例外:
NullPointerException- URI文字列がnullである場合。IllegalArgumentException- URI文字列がRFC-2396またはJar URL 仕様(該当する場合)に準拠していない場合、または準拠形式に変更できない非準拠形式である場合。IllegalArgumentException- URI文字列のスキームがnullである場合。UnsupportedOperationException- ソースに指定されたプロトコルがサポートされていない場合。MediaException- メディア・ソースに接続できない場合(MediaException.Type.MEDIA_INACCESSIBLEタイプ)、またはこれがサポートされていない場合(MediaException.Type.MEDIA_UNSUPPORTEDタイプ)。
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メソッドの詳細
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getError
public final MediaException getError()
メディアで発生したすべてのエラーを戻します。- 戻り値:
MediaException。エラーがない場合はnull。
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errorProperty
public ReadOnlyObjectProperty<MediaException> errorProperty()
エラーが発生した場合にMediaException値に設定されるプロパティ。errorがnullでない場合、メディアはロードされず、使用できません。onErrorがnullでない場合、これはerrorプロパティが設定されると起動されます。- 関連項目:
getError()
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setOnError
public final void setOnError(Runnable value)
エラーが発生した場合に呼び出されるイベント・ハンドラを設定します。- パラメータ:
value- エラー・イベント・ハンドラ。
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getOnError
public final Runnable getOnError()
エラーが発生した場合に呼び出されるエラー・ハンドラを取得します。- 戻り値:
- エラー・ハンドラ。何も定義されていない場合は
null。
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onErrorProperty
public ObjectProperty<Runnable> onErrorProperty()
エラーが発生する場合に呼び出されるイベント・ハンドラ。 これは、誤った形式の、または無効なURLがコンストラクタに渡された場合、またはURLへのアクセスに問題がある場合に発生します。
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getMetadata
public final ObservableMap<String,Object> getMetadata()
このメディア・ソースに含まれるメタデータを取得します。 メタデータが存在しない場合、戻されるObservableMapは空となります。- 戻り値:
- このメディア・ソースに含まれるメタデータ。
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getWidth
public final int getWidth()
メディアのピクセルの幅を取得します。- 戻り値:
- メディアの幅。幅が未定義または不明な場合はゼロ。
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widthProperty
public ReadOnlyIntegerProperty widthProperty()
ソース・メディアのピクセルの幅。 これは、メディアに幅がない場合、つまり、オーディオの再生時や現在幅が不明な場合(ストリーミング・メディアで発生する場合がある)に、ゼロとなる場合があります。- 関連項目:
getWidth()
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getHeight
public final int getHeight()
メディアのピクセルの高さを取得します。- 戻り値:
- メディアの高さ。高さが未定義または不明な場合はゼロ。
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heightProperty
public ReadOnlyIntegerProperty heightProperty()
ソース・メディアのピクセルの高さ。 これは、メディアに高さがない場合、つまり、オーディオの再生時や現在高さが不明な場合(ストリーミング・メディアで発生する場合がある)に、ゼロとなる場合があります。- 関連項目:
getHeight()
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getDuration
public final Duration getDuration()
メディアの期間を秒単位で取得します。- 戻り値:
- メディアの期間。不明の場合は
Duration.UNKNOWN。ライブ・ストリームの場合はDuration.INDEFINITE。
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durationProperty
public ReadOnlyObjectProperty<Duration> durationProperty()
ソース・メディアの秒単位の期間。 メディアの期間が不明な場合、このプロパティ値はDuration.UNKNOWNとなります。- 関連項目:
getDuration()
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getTracks
public final ObservableList<Track> getTracks()
このメディア・ソースに含まれるトラックを取得します。 トラックが存在しない場合、戻されるObservableListは空になります。- 戻り値:
- このメディア・ソースに含まれるトラック。
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getMarkers
public final ObservableMap<String,Duration> getMarkers()
このMediaインスタンスで定義されているマーカーを取得します。 マーカーが存在しない場合、戻されるObservableMapは空となります。 プログラムによるマーカーは、戻されたMapにエントリを挿入することによって追加できます。- 戻り値:
- このメディア・ソースで定義されているマーカー。
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