モジュール java.compiler
パッケージ javax.lang.model

列挙型SourceVersion

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable, Comparable<SourceVersion>

    public enum SourceVersion
    extends Enum<SourceVersion>
    Java™プログラミング言語のソース・バージョンです。 特定のソース・バージョンについては、「Java™言語仕様」の適切な版を参照してください。

    言語の将来のリリースをモデル化するために、ソース・バージョンの定数が今後追加されることに注意してください。

    導入されたバージョン:
    1.6
    • 列挙型定数のサマリー

      列挙型定数 
      列挙型定数 説明
      RELEASE_0
      オリジナルのバージョンです。
      RELEASE_1
      Java Platform 1.1で認識されるバージョンです。
      RELEASE_10
      Java Platform, Standard Edition 10で認識されるバージョンです。
      RELEASE_2
      Java 2 Platform, Standard Edition v 1.2で認識されるバージョンです。
      RELEASE_3
      Java 2 Platform, Standard Edition v 1.3で認識されるバージョンです。
      RELEASE_4
      Java 2 Platform, Standard Edition v 1.4で認識されるバージョンです。
      RELEASE_5
      Java 2 Platform, Standard Edition 5.0で認識されるバージョンです。
      RELEASE_6
      Java Platform, Standard Edition 6で認識されるバージョンです。
      RELEASE_7
      Java Platform, Standard Edition 7で認識されるバージョンです。
      RELEASE_8
      Java Platform, Standard Edition 8で認識されるバージョンです。
      RELEASE_9
      Java Platform, Standard Edition 9で認識されるバージョンです。
    • 列挙型定数の詳細

      • RELEASE_0

        public static final SourceVersion RELEASE_0
        オリジナルのバージョンです。 Java™言語仕様第1版』に記載されている言語です。
      • RELEASE_1

        public static final SourceVersion RELEASE_1
        Java Platform 1.1で認識されるバージョンです。 この言語は、『Java™言語仕様第1版』の1.1アップデートで記載されているように、ネストされたクラスによって拡張されたRELEASE_0です。
      • RELEASE_2

        public static final SourceVersion RELEASE_2
        Java 2 Platform, Standard Edition v 1.2で認識されるバージョンです。 『Java™言語仕様第2版』に記載されている言語です。 strictfp修飾子が含まれます。
      • RELEASE_3

        public static final SourceVersion RELEASE_3
        Java 2 Platform, Standard Edition v 1.3で認識されるバージョンです。 RELEASE_2から大きな変更はありません。
      • RELEASE_4

        public static final SourceVersion RELEASE_4
        Java 2 Platform, Standard Edition v 1.4で認識されるバージョンです。 単純なアサーション機能が追加されています。
      • RELEASE_5

        public static final SourceVersion RELEASE_5
        Java 2 Platform, Standard Edition 5.0で認識されるバージョンです。 Java™言語仕様第3版』に記載されている言語です。 ジェネリックス、注釈、オートボクシング、var-arg、拡張 forループ、および16進浮動小数点リテラルを最初にサポートしたリリースです。
      • RELEASE_6

        public static final SourceVersion RELEASE_6
        Java Platform, Standard Edition 6で認識されるバージョンです。 RELEASE_5から大きな変更はありません。
      • RELEASE_7

        public static final SourceVersion RELEASE_7
        Java Platform, Standard Edition 7で認識されるバージョンです。 このリリースでは、コンストラクタのダイヤモンド構文、try-with-resources、switch内の文字列、バイナリ・リテラル、複数catchなどが追加されています。
        導入されたバージョン:
        1.7
      • RELEASE_8

        public static final SourceVersion RELEASE_8
        Java Platform, Standard Edition 8で認識されるバージョンです。 このリリースでは、ラムダ式、デフォルト・メソッドなどが追加されています。
        導入されたバージョン:
        1.8
      • RELEASE_9

        public static final SourceVersion RELEASE_9
        Java Platform, Standard Edition 9で認識されるバージョンです。 このリリースの追加では、モジュールと、正式な識別子名のセットからの単一のアンダースコアの削除が含まれています。
        導入されたバージョン:
        9
      • RELEASE_10

        public static final SourceVersion RELEASE_10
        Java Platform, Standard Edition 10で認識されるバージョンです。 このリリースの追加では、ローカル変数型の推論(var)が含まれています。
        導入されたバージョン:
        10
    • メソッドの詳細

      • values

        public static SourceVersion[] values()
        この列挙型の定数を含む配列を、宣言されている順序で返します。 このメソッドは、次のようにして定数を反復するために使用できます。
        for (SourceVersion c : SourceVersion.values())
            System.out.println(c);
        
        戻り値:
        この列挙型の定数を含む配列(宣言されている順序)
      • valueOf

        public static SourceVersion valueOf​(String name)
        指定された名前を持つ、この型の列挙型定数を返します。 文字列は、この型の列挙型定数を宣言するのに使用した識別子と厳密に一致している必要があります。 不適切な空白文字は許可されません。
        パラメータ:
        name - 返される列挙型定数の名前。
        戻り値:
        指定された名前を持つ列挙型定数
        例外:
        IllegalArgumentException - 指定された名前を持つ定数をこの列挙型が持っていない場合
        NullPointerException - 引数がnullの場合
      • latest

        public static SourceVersion latest()
        モデル化可能な最新のソース・バージョンを返します。
        戻り値:
        モデル化可能な最新のソース・バージョン
      • latestSupported

        public static SourceVersion latestSupported()
        現在の実行環境で完全にサポートされている最新のソース・バージョンを返します。 RELEASE_5以降が返されるはずです。
        戻り値:
        完全にサポートされている最新のソース・バージョン
      • isIdentifier

        public static boolean isIdentifier​(CharSequence name)
        nameが最新のソース・バージョンで構文的に有効な識別子(単純名)またはキーワードであるかどうかを返します。 名前の先頭文字でCharacter.isJavaIdentifierStart(int)trueを返し、それに続く文字でCharacter.isJavaIdentifierPart(int)trueを返すような構成となっている場合、このメソッドはtrueを返します。 このパターンは、通常の識別子、キーワード、制限されたキーワード、およびリテラル"true""false""null"、および"var"と一致します。 その他すべての文字列に対して、このメソッドはfalseを返します。
        パラメータ:
        name - チェック対象の文字列
        戻り値:
        この文字列が構文的に有効な識別子またはキーワードである場合はtrue。そうでない場合はfalse
      • isName

        public static boolean isName​(CharSequence name)
        nameが最新のソース・バージョンで構文的に有効な修飾名であるかどうかを返します。 isIdentifierとは異なり、このメソッドは、キーワード、ブール・リテラル、およびnullリテラルに対してfalseを返します。 このメソッドは、「制限付きキーワード」"var"に対してtrueを返します。
        パラメータ:
        name - チェック対象の文字列
        戻り値:
        この文字列が構文的に有効な名前である場合はtrue。そうでない場合はfalse
        Java™言語仕様:
        3.9 キーワード、6.2名前と識別子
      • isName

        public static boolean isName​(CharSequence name,
                                     SourceVersion version)
        nameが、指定されたソース・バージョンの構文的に有効な修飾名かどうかを返します。 isIdentifierとは異なり、このメソッドは、キーワード、ブール・リテラル、およびnullリテラルに対してfalseを返します。 このメソッドは、「制限付きキーワード」"var"に対してtrueを返します。
        パラメータ:
        name - チェック対象の文字列
        version - 使用するバージョン
        戻り値:
        この文字列が構文的に有効な名前である場合はtrue。そうでない場合はfalse
        導入されたバージョン:
        9
        Java™言語仕様:
        3.9 キーワード、6.2名前と識別子
      • isKeyword

        public static boolean isKeyword​(CharSequence s)
        最新のソース・バージョンで、sがキーワード、ブール・リテラル、またはヌル・リテラルであるかどうかを返します。 このメソッドは、「制限付きキーワード」"var"に対してfalseを返します。
        パラメータ:
        s - チェック対象の文字列
        戻り値:
        truesがキーワード、ブール・リテラル、またはnullリテラルの場合はfalse、それ以外の場合はfalseです。
        Java™言語仕様:
        3.9 キーワード、3.10.3ブール・リテラル、3.10.7ヌル・リテラル
      • isKeyword

        public static boolean isKeyword​(CharSequence s,
                                        SourceVersion version)
        sが、指定されたソース・バージョンのキーワード、ブール・リテラル、またはnullリテラルであるかどうかを返します。 このメソッドは、「制限付きキーワード」"var"に対してfalseを返します。
        パラメータ:
        s - チェック対象の文字列
        version - 使用するバージョン
        戻り値:
        truesがキーワード、ブール・リテラル、またはnullリテラルの場合はfalse、それ以外の場合はfalseです。
        導入されたバージョン:
        9
        Java™言語仕様:
        3.9 キーワード、3.10.3ブール・リテラル、3.10.7ヌル・リテラル