このトピックには、次の項があります。
JDKおよびJREの64ビットWindowsプラットフォームへのインストールに関し、プロセッサ、ディスク領域およびメモリーの最低要件があります。
64ビットWindowsプラットフォームにJDKまたはJREをインストールする前に、プロセッサ、ディスク領域およびメモリーの最低要件を満たしていることを確認してください。
プロセッサ要件
JDKとJREの両方とも、最低でもPentium 2 266MHzプロセッサが必要です。
ディスク領域要件
JDK 10では、次の機能をインストールするオプションが提供されています。
開発ツール
ソース・コード
パブリックJava Runtime Environment
64ビットJDKをインストールすると、64ビットのパブリックJREも一緒にインストールされます。次の表にインストールされる機能のディスク要件を示します。
JDK | インストール済イメージ |
---|---|
開発ツール: 64ビット・プラットフォーム | 500 MB |
ソース・コード | 54.2 MB |
JRE | インストール済イメージ |
---|---|
パブリックJava Runtime Environment | 200 MB |
Java Update | 2 MB |
メモリー要件
Windows 64ビット・オペレーティング・システムでは、Javaランタイムには最低でも128MBのメモリーが必要です。
注意:
グラフィカル・ベースのアプリケーションを実行するには、最低の物理RAMが必要です。Java Plug-inを使用したブラウザ内で実行するアプレットには、より多くのRAMをお薦めします。少ないメモリーで実行すると、パフォーマンスに重大な影響を及ぼすディスク・スワッピングが発生する場合があります。非常に大規模なプログラムでは、十分なパフォーマンスを得るために多くのRAMが必要になります。
注意:
サポートされているプロセッサおよびブラウザの詳細は、Oracle JDKの動作保証済システム構成を参照してください。
このドキュメントの次の表記を含むテキストに対しては、かわりに適切な更新バージョン番号を使用する必要があります。
interim.update.patch
次に例を示します。
64ビット・システム用の更新10、一時0、更新2、パッチ1のJDKインストーラをダウンロードする場合、ファイル名jdk-10.interim.update.patch_windows-x64_bin.exe
は、jdk-10.0.2.1_windows-x64_bin.exe
になります。
64ビット・システム用の更新10、一時0、更新2、パッチ1のJREインストーラをダウンロードする場合、ファイル名jre-10.interim.update.patch_windows-x64_bin.exe
は、jre-10.0.2.1_windows-x64_bin.exe
になります。
自己インストールの実行可能ファイルを実行して、WindowsコンピュータでJDKを解凍およびインストールします。
次の項の手順を実行して、JDKをWindowsコンピュータにインストールします。
ブラウザで、Java SE Development Kit 10ダウンロード・ページにアクセスし、ライセンス契約に同意するをクリックします。ダウンロード・メニューで、使用するWindowsのバージョンの.exe
に対応するダウンロード・リンクをクリックします。
ファイルjdk-10.interim.update.patch_windows-x64_bin.exe
をダウンロードします。
注意:
ファイルが正常にダウンロードされたことを確認するため、ダウンロード・ページとローカル・ドライブ上のファイル・サイズを比較します。JDKインストーラをダブルクリックしたり開いたりせずに、コマンド行引数を使用して、サイレントで非対話型のJDKインストールを実行できます。
次の表に、インストール・シナリオ例と、それを実行するために必要なコマンドを示します。表記jdkは、ダウンロードされたインストーラ・ファイルのベース名(jdk-10_windows-x64_bin.exe
など)を略したものです。
インストール・シナリオ | コマンド |
---|---|
JDKとパブリックJREをサイレント・モードでインストールする | jdk.exe /s
|
サイレント・モードでの開発ツールおよびソース・コードのインストール(パブリックJREはインストールしない) | jdk.exe /s ADDLOCAL="ToolsFeature,SourceFeature"
|
サイレント・モードでの開発ツール、ソース・コードおよびパブリックJREのインストール | jdk.exe /s ADDLOCAL="ToolsFeature,SourceFeature,PublicjreFeature"
|
パブリックJREを指定されたディレクトリC:\test にサイレント・モードでインストールする |
jdk.exe /s /INSTALLDIRPUBJRE=C:\test
|
PATH
変数をJDK 10用に永続的に設定し、再起動後もJDK 10が維持されるようにしておくと便利です。
注意:
JRE用のPATH
変数は自動的に設定されます。この項はJDKにのみ適用されます。
PATH
変数を設定しないと、実行可能ファイルを実行するたびに、そのファイルへのフルパスを指定する必要があります。次に例を示します。
C:\> "C:\Program Files\Java\jdk-10\bin\javac" MyClass.java
PATH
変数を永続的に設定するには、jdk-10\bin
ディレクトリのフルパスをPATH
変数に追加します。一般的なフル・パスは次のとおりです。C:\Program Files\Java\jdk-10\bin
PATH
変数を設定する手順は、次のとおりです。WindowsコンピュータにJREをインストールするときには、使用するWindowsシステムに適したJREインストーラを選択する必要があります。
64ビットWindowsオペレーティング・システムには、Webページの表示用に標準(デフォルト)で64ビットInternet Explorer (IE)ブラウザが使用されます。
次の項の手順を実行して、JREをWindowsコンピュータにインストールします。
Windowsオンライン・インストーラを使用するには、インターネットに接続する必要があります。
プロキシ・サーバーの背後で実行している場合、プロキシ設定が正しく構成されている必要があります。これが構成されていないか、または正しく構成されていない場合、インストーラは次のメッセージとともに終了します。
このインストーラは、ご使用のインターネット接続設定では実行できません。
詳細は次のWebサイトにアクセスしてください。
https://www.java.com/en/download/help/
このメッセージが表示された場合は、プロキシ設定を確認してください。
「コントロール パネル」で「インターネット オプション」をダブルクリックし、「接続」タブを選択して「LAN の設定」をクリックします。
正しい設定がわからない場合、インターネット・プロバイダまたはシステム管理者に確認してください。
Microsoft WindowsバージョンのJava SE Runtime Environment用インストレーション・プログラムでは、レジストリを使用してパスとバージョンの情報を格納します。
次のレジストリ・キーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\JavaSoft\JRE
このキーには、文字列CurrentVersion
と、システム上のもっとも高いインストール済バージョンの値が含まれています。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\JavaSoft\JRE\<version>
JavaHome
: JREがインストールされているデイレクトリのフルパス名
RuntimeLib
: JavaランタイムDLLのフルパス名
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\JavaSoft\Java Web Start\
このキーはJava Web Start用に作成されています。
システムにJDKまたはJREの2つのバージョンがインストールされ、その1つがJDK 10で導入された新しいバージョン文字列形式を使用し、もう1つが古いバージョン形式を使用している場合は、異なる2つのCurrentVersion
レジストリ・キー値が存在します。たとえば、JDK 1.8.0およびJDK 10がインストールされている場合、次のレジストリ・キーが作成されます。
JDK 1.8.0用の"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Development Kit"
およびJDK 10用の"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\JDK"
。
この例のレジストリ・レイアウトは次のとおりです。
"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\JDK\10" "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\JDK" "@CurrentVersion" = 10 "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Development Kit\1.8" "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Development Kit\1.8.0" "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Development Kit" "@CurrentVersion" = 1.8
@CurrentVersion
は、"JDK"または"Java Development Kit"キーのレジストリ文字列です。
同様の例で、JREがインストールされている場合のレジストリ・レイアウトは次のとおりです。
"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\JRE\10" "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\JRE" "@CurrentVersion" = 10 "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Runtime Environment\1.8" "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Runtime Environment\1.8.0" "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Java Runtime Environment" "@CurrentVersion" = 1.8
@CurrentVersion
は、"JRE"または"Java Runtime Environment"キーのレジストリ文字列です。
Windowsの「スタート」メニューの「Java」項目を使用して、Javaの必須の情報や機能(ヘルプ、APIドキュメント、Javaコントロール・パネル、更新の確認、Java Mission Controlなど)にアクセスできます。
JDKのインストール中、Javaメニュー項目がWindowsの「スタート」メニューに追加されるため、Javaリソースに簡単にアクセスできるようになり、次の項目が含まれている「Java Development Kit」フォルダがWindowsの「スタート」メニューに作成されます。
参照ドキュメント: オンラインAPIドキュメントWebページが開きます。
Java Mission Control: Java Mission Controlプロファイリングおよび診断ツールのスイートが開きます。
注意:
Java Mission Controlは、Java SE上級ライセンスを持つユーザーが使用可能な商用機能です。
JDKのインストールおよびアンインストールのプロセス中に、システム上のJDKの最新バージョンに関連付けるために適切なスタート・メニュー項目が更新されます。
注意:
Windows 7およびWindows 10には「スタート」メニューがありますが、Windows 8およびWindows 8.1にはこのメニューがありません。Windows 8およびWindows 8.1の場合、JDKおよびJava情報は次のStartディレクトリから確認できます:%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
JREのインストール中、Javaメニュー項目がWindowsの「スタート」メニューに追加されるため、Javaリソースに簡単にアクセスできるようになり、次の項目が含まれている「Java」フォルダがWindowsの「スタート」メニューに作成されます。
Javaについて: Javaコントロール・パネルを「一般」タブにフォーカスを設定して開きます。このタブには、システムにインストールされている最新のJREバージョンが表示されます。
更新の確認: Javaコントロール・パネルを「更新」タブにフォーカスを設定して開きます。
Javaの構成: Javaコントロール・パネルを「一般」タブにフォーカスを設定して開きます。
ヘルプを表示: 「Javaヘルプ・センター」を開きます。
Java.comにアクセスします: Javaのダウンロード・ページを開きます。
JREのインストールおよびアンインストールのプロセス中に、システム上のJREの最新バージョンに関連付けるために適切なスタート・メニュー項目が更新されます。
注意:
Windows 7およびWindows 10には「スタート」メニューがありますが、Windows 8およびWindows 8.1にはこのメニューがありません。Windows 8およびWindows 8.1の場合、JREおよびJava情報は次のStartディレクトリから確認できます:%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
Java Web Startは、Webブラウザ上でクリックするだけでフル装備のアプリケーションを実行できる機能を提供する、アプリケーション配備のためのテクノロジです。
Java Web Startを利用すれば、表計算プログラムやインターネット・チャット・クライアントなどのアプリケーションを、複雑なインストール手順を踏まずに、簡単にダウンロードして実行できるようになります。Java Web Startでは、Webページ上のリンクをクリックするだけで、アプリケーションを実行できます。そのアプリケーションがコンピュータに存在しない場合は、Java Web Startにより、必要なすべてのファイルが自動的にダウンロードされます。ダウンロード後は、ファイルがコンピュータ上にキャッシュされるため、デスクトップ上のアイコンかブラウザ上のリンクを使用して、必要なときにいつでも実行できるようになります。どの方法でアプリケーションを実行しても、常に最新で使用可能なバージョンのアプリケーションが実行されます。
以前のバージョンからのアップグレード
以前のバージョンのJava Web Startがある場合、それはアンインストールしません。アンインストールすると、ダウンロード・キャッシュがクリアされ、以前にインストールされたすべてのJava Web Startアプリケーション・データを再度ダウンロードする必要があります。新しいバージョンによって、以前のインストールが上書きされ、新しいバージョンを使用するようにブラウザが自動的に更新されます。Java Web Startで使用される構成ファイルおよびプログラム・ファイルのフォルダは変更されますが、Java Web Startでは設定を新しい形式に変換するため、アップグレード後もすべての設定はそのまま保持されます。
アンインストール
Java Web Startをアンインストールする唯一の方法は、JDKまたはJREをアンインストールすることです。しかし、JDKまたはJREをアンインストールしても、Java Web Startの以前のバージョンのキャッシュは削除されません。以前のリリースには、Java Web Startの別のアンインストール手順があります。
次を行った場合、誤解を招くメッセージが表示されることがあります。
JDKまたはJREでJava Web Startアプリケーションをダウンロードおよびキャッシュする。
Windowsの「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」を使用してJDKまたはJREを削除する。
「プログラムの追加と削除」を使用してJava Web Startアプリケーションを削除する。
アプリケーションを削除しようとすると、次のメッセージを含むアンインストーラ・エラー・ダイアログ・ボックスが表示されます。
Java-Application:nameApp の削除中にエラーが発生しました。これはすでにアンインストールされている可能性があります。[プログラムの追加と削除] のプログラム一覧から Java-Application: name を削除しますか?
「はい」を選択すると、さらに別のアンインストーラ・エラー・ダイアログ・ボックスが表示され、次のメッセージが表示されます。
[プログラムと機能] の一覧から Java-Application:nameApp を削除するのに必要なアクセス権がありません。システム管理者に連絡してください。
これはJDKまたはJREのアンインストールでJava Web Startアプリケーションを削除した場合に表示されるメッセージですが、これは「プログラムの追加と削除」に反映されていません。[F5]を押して「プログラムの追加と削除」をリフレッシュするか、パネルを開き直します。
このような誤解を招くメッセージが表示されないようにするには、[F5]を押すか、ダイアログ・ボックスを開き直します。JDKまたはJREでダウンロードおよびキャッシュされたJava Web Startアプリケーションは、現在インストールされているプログラムのリストには表示されなくなります。
Java Plug-inテクノロジは、JREの一部として含まれており、一般的なブラウザおよびJavaプラットフォーム間の接続を確立します。この接続により、Webサイトのアプレットをデスクトップのブラウザ内で実行できます。
Java Plug-inは、JREのインストール中に、サポートされているWebブラウザに対して自動的に有効化されます。ユーザー側の操作は必要ありません。
注意:
Java SE 10では、Java SE 6 Update 10より前のJREのバージョンで使用可能なJava Plug-inのバージョンは、推奨されていません。ただし、以前のバージョンのJava Plug-inは、互換性の目的でJava SE 10に付属していますが、完全にはサポートされていません。これは、将来のリリースでは削除される予定です。
インストールされたJREがセキュリティ・ベースラインを下回っているか、組み込まれた有効期限が過ぎている場合、インストールされたJREを最新バージョンに更新するよう、ユーザーに追加の警告が表示されます。更新プロセスを一元管理するためにユーザーが個別にJREを更新しようとすると、問題が発生します。
デプロイメント・プロパティdeployment.expiration.check.enabled
を使用して、「JREが古い」という警告を無効にできます。この特定の警告メッセージを抑制するには、次のエントリをデプロイメント・プロパティ・ファイルに追加します。
deployment.expiration.check.enabled=false
自動更新を無効にするには、Javaコントロール・パネルの「更新」タブで「更新を自動的にチェック」チェック・ボックスの選択を解除します。
次のいずれかの方法でJREをアンインストールできます。
Microsoft Windowsの「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」ユーティリティに移動し、古いバージョンのJREをアンインストールします。
オンラインのJavaアンインストール・ツールを使用してJREを削除します。
Java Removal ToolはJREインストーラに統合されました。JRE 10のインストール後、Java削除ツールにより、システム内の古いJavaバージョンがリストされるようになるため、削除が簡単になりました。
注意:
システム管理者が組織のデプロイメント・ルール・セットを指定した場合、Javaアンインストール・ツールは実行されません。
デプロイメント・ルール・セットによって、企業は、Javaデスクトップ環境を直接管理し、JavaアプレットやJava Web Startアプリケーションのセキュリティ・ポリシーがかつてないほど厳しくなっている環境の下で、レガシー・ビジネス・アプリケーションを使用し続けることができます。デプロイメント・ルール・セットによって、管理者は、アプレットやJava Web Startアプリケーションのルールを指定できます。これらのルールは、特定のJREバージョンを使用する必要があることを指定できます。したがって、必要なJREがアンインストールされていないことを確認するデプロイメント・ルール・セットが検出された場合、Javaアンインストール・ツールは実行されません。
Java Platform, Standard Editionデプロイメント・ガイドのデプロイメント・ルール・セットを参照してください。
以降の項では、インストール手順の実行中に発生することがある問題の解決方法のヒントを紹介します。
解凍中のシステム・エラー
system error during decompression
というエラー・メッセージが表示される場合、TEMP
ディレクトリが含まれるディスクに十分な領域がない可能性があります。
DOSモードで実行できないプログラム
This program cannot be run in DOS mode
というエラー・メッセージが表示される場合、次を実行します。
MS-DOSシェルまたは「コマンド プロンプト」ウィンドウを開きます。
タイトル・バーを右クリックします。
「プロパティ」を選択します。
「プログラム」タブを選択します。
「詳細」をクリックします。
項目「MS-DOS プログラムに Windows を検出させない」が選択されていないことを確認します。
「OK」をクリックします。
「OK」を再度選択します。
MS-DOSシェルを終了します。
コンピュータを再起動します。
メモ帳でのソース・ファイル
Microsoft Windowsでは、Microsoftのメモ帳で新しいファイルを作成し、最初にそれを保存すると、通常、メモ帳によりファイル名に.txt
拡張子が追加されます。そのため、Test.java
と名前を付けたファイルは実際にはTest.java.txt
として保存されます。Microsoft Windowsエクスプローラの「フォルダ オプション」で「登録されている拡張子は表示しない」の選択を解除して、ファイル拡張子の表示をオンにしないと、.txt
拡張子は表示できないことに注意してください。.txt
拡張子を付けないようにするには、「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスに情報を入力する際、"Test.java"
のようにファイル名を引用符で囲みます。
システム・コード・ページに含まれていない文字
システム・ロケールのコード・ページに含まれていない文字を使用して、ディレクトリに名前を付けている可能性があります。このようなディレクトリがインストール・パスに含まれていると、一般エラー1722が発生し、インストールは完了しません。エラー1722はWindowsインストーラのエラー・コードです。これは、インストールが失敗したことを示します。現時点で、このエラーの原因は解明されていません。
この問題を回避するには、ユーザーとシステムのロケールが同一で、システム・ロケールのコード・ページに含まれている文字のみがインストール・パスに含まれていることを確認します。ユーザーとシステムのロケールは、「コントロール パネル」の「地域オプション」または「地域の設定」で設定できます。
関連付けられているバグ番号は4895647です。
WindowsコンピュータでJDK 10とJRE 10のオンライン・インストールおよびJava更新を実施する場合のよくある質問が記載されています。
1. インストーラをダウンロードしましたが、サイズが1MB未満です。こんなに小さいのはなぜですか。
JREのWindowsオンライン・インストーラの場合、さらに多くのインストーラ・ファイルがダウンロードされます。このインストーラを使用すると、ユーザーは不要なファイルをダウンロードしなくて済みます。
2. Java UpdateのためにJavaコントロール・パネルを開き、「バージョン情報」タブにはコンピュータにインストールされているJREのバージョンが表示されました。その後、Java Updateを実行しても、Javaコントロール・パネルに表示されるJREのバージョンが変更されていません。なぜですか。
Javaコントロール・パネルを閉じてから再起動して、更新されたコントロール・パネルを取得する必要があります。
3. Java Plug-inを使用するとNetscape/Mozillaが正しく動作しません。なぜですか。
まず、すべてのブラウザ・セッションを閉じます。これで動作しない場合は、システムを再起動してからやりなおしてください。
4. D:\ドライブにインストールしようとしましたが、Java Updateでは引き続きファイルをC:\ドライブにインストールしています。なぜですか。
別のターゲット・ディレクトリが選択されたかどうかに関係なく、Java Updateでは、一部のファイルをWindowsのシステム・ドライブにインストールする必要があります。
5. インストールしたバージョンのJava Updateをどうしたらアンインストールできますか。
JREをアンインストールするには、Microsoft Windowsの「プログラムの追加と削除」ユーティリティを使用します。「コントロール パネル」を選択し、「アプリケーションの追加と削除」を選択します。
6. JREブートストラップ・インストーラをダウンロードして実行すると、次のメッセージが表示されます。なぜですか。システムの現在のインターネット接続の設定では、このインストーラを続行できません。Windowsの「コントロール パネル」で「インターネット オプション」 -> 「接続」を選択して、設定およびプロキシ情報が正しいことを確認してください。
JREブートストラップ・インストーラでは、他のファイルをダウンロードするためにWebに接続する際に、システムのインターネット接続設定を使用します。ファイアウォールの背後にいてプロキシ設定が必要な場合は、「インターネット オプション」または「インターネットのプロパティ」(「スタート」、「コントロール パネル」、「インターネット オプション」/「インターネットのプロパティ」、「接続」、「LAN の設定」の順に選択)のプロキシ設定が正しく設定されていることを確認してください。外部のWeb(たとえばファイアウォールの外側)をInternet Explorerでブラウズできる場合、プロキシ設定は正しく設定されています。インストーラでは、Netscape/Mozillaで指定したプロキシ設定は認識されません。
7. JREのインストール後に、システムのバックグラウンドで実行しているjusched.exeが見つかりました。シャットダウンする方法はありますか。
jusched.exe
はJava Updateのスケジューラ・プロセスです。このプロセスは自動的に実行されます。Javaコントロール・パネルの「更新」タブでシャットダウンするには、「更新を自動的にチェック」チェック・ボックスの選択を解除します。
8. Javaコントロール・パネルの「今すぐ更新」ボタンをクリックすると、システムが「オフライン」であるとのメッセージが表示されます。これはどういう意味ですか。
Java Updateは、システムがネットワークに接続されている場合のみ実行できます。ネットワークに接続されていないシステムは「オフライン」であるとして参照されます。「今すぐ更新」をクリックすると、システムのオンライン/オフライン・ステータスがチェックされます。コンピュータがインターネットに接続していない場合は、エラー・メッセージが表示されます。システムが現在インターネットに接続していることを確認し、再試行してください。
9. 指示に従って特定のバージョンのJREをインストールしました。インストール後に、ダウンロード可能な更新があることを知らせるメッセージがシステムトレイから表示されました。どうすればよいでしょうか。
このメッセージは、Java自動更新メカニズムの一部で、ユーザーのログイン時に新しいバージョンのJREがダウンロードできるかどうかを検出します。システムトレイのJava Updateアイコンをクリックすると、更新がダウンロードされインストールされます。
10. Java SEインストーラを実行中に、次のエラーが発生しました。このインストール・パッケージを開くことができませんでした。アプリケーション・ベンダーに連絡して、これが有効なWindowsインストーラ・パッケージであることを確認してください。
このエラーは次が原因で発生する可能性があります。
ネットワーク接続の失敗。
ダウンロード・マネージャ・ソフトウェアによるダウンロード・プロセスの妨害。
別のアプリケーション(ウィルス対策アプリケーションなど)によるインストール・プロセスの妨害。
これらの問題に対処するには、サードパーティ製のダウンローダ・アプリケーションがオフになっていて、ネットワーク接続が正しく構成されていることを確認してください。プロキシが使用中の場合は、プロキシ認証がオフになっていることも確認してください。
11. 次のエラーが発生しました。エラー1722。このWindowsインストーラ・パッケージには問題があります。セットアップの一部として実行されるプログラムを正しく完了しませんでした。サポート担当者またはパッケージ・ベンダーに連絡してください。
エラー1722。このWindowsインストーラ・パッケージには問題があります。を参照してください。他のエラーや問題が発生した場合は、Javaヘルプ・センターにアクセスできます。ここには、システムにJavaをダウンロードおよびインストールするときに発生する可能性がある問題の解決策が記載されています。エラー番号で解決策を検索できます。"エラー1722"を検索すると、この問題の解決策が表示されます。