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Java Platform, Standard Editionツール・リファレンス
リリース10
E94992-01
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serialver

serialverコマンドは、1つ以上のクラスのserialVersionUIDを、展開しているクラスにコピーするのに適した形式で返す場合に使用します。

形式

serialver [ options ] [ classnames ]
options

これは、serialverコマンドのコマンド行オプションです。「serialverのオプション」を参照してください。

classnames

serialVersionUIDが返されるクラスです。

説明

serialverコマンドは、1つ以上のクラスのserialVersionUIDを、展開しているクラスにコピーするのに適した形式で返します。引数を指定しないでserialverコマンドを呼び出すと、使用法を示す行が出力されます。

serialverのオプション

-classpath path-files

アプリケーションのクラスおよびリソースの検索パスを設定します。個々のクラスおよびリソースはコロン(:)で区切ります。

-Joption

Java仮想マシンに指定されたoptionを渡します(optionは、Javaアプリケーション・ランチャのリファレンス・ページに記載されているいずれかのオプションです)。たとえば、-J-Xms48mと指定すると、スタートアップ・メモリーは48Mバイトに設定されます。

serialverコマンドは、指定されたクラスをその仮想マシンにロードして初期化しますが、デフォルトではセキュリティ・マネージャの設定は行いません。信頼できないクラスとともにserialverコマンドを実行する場合は、次のオプションを使用してセキュリティ・マネージャを設定できます。

-J-Djava.security.manager

必要であれば、次のオプションを使用してセキュリティ・ポリシーを指定できます。

-J-Djava.security.policy=policy file