- java.lang.Object
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- java.lang.Enum<E>
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- 型パラメータ:
E- 列挙型のサブクラス
- すべての実装されたインタフェース:
Serializable,Comparable<E>
public abstract class Enum<E extends Enum<E>> extends Object implements Comparable<E>, Serializable
すべてのJava言語列挙型の共通の基底クラスです。 コンパイラによって合成される暗黙宣言メソッドの説明など、列挙の詳細については、『Java™言語仕様』のセクション8.9を参照してください。- 導入されたバージョン:
- 1.5
- 関連項目:
Class.getEnumConstants(),EnumSet,EnumMap, 直列化された形式
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メソッドのサマリー
すべてのメソッド 静的メソッド インスタンス・メソッド 具象メソッド 修飾子と型 メソッド 説明 protected Objectclone()CloneNotSupportedExceptionをスローします。intcompareTo(E o)このenumと指定されたオブジェクトの順序を比較します。booleanequals(Object other)指定されたオブジェクトがこのenum定数と同じ場合は、trueを返します。protected voidfinalize()enumクラスはfinalizeメソッドを持つことはできません。Class<E>getDeclaringClass()このenum定数のenum型に対応するClassオブジェクトを返します。inthashCode()このenum定数のハッシュ・コードを返します。Stringname()enum宣言で宣言されているとおりのenum定数の名前を返します。intordinal()列挙定数の序数(列挙宣言での位置。初期定数はゼロの序数に割り当てられる)を返します。StringtoString()宣言に含まれるとおりのenum定数の名前を返します。static <T extends Enum<T>>
TvalueOf(Class<T> enumType, String name)指定された名前を持つ指定されたenum型のenum定数を返します。
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コンストラクタの詳細
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Enum
protected Enum(String name, int ordinal)
唯一のコンストラクタです。 プログラマは、このコンストラクタを呼び出すことはできません。 このコンストラクタは、enum型宣言に対する応答で、コンパイラにより生成されるコードで使用するためのものです。- パラメータ:
name- - このenum定数の名前。enumを宣言するために使われる識別子。ordinal- - 列挙定数の序数(enum宣言での位置。初期定数はゼロの序数に割り当てられる)。
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メソッドの詳細
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name
public final String name()
enum宣言で宣言されているとおりのenum定数の名前を返します。 ほとんどのプログラマは、このメソッドよりもtoString()メソッドを使用するようにしてください。これは、toStringメソッドの方がユーザーフレンドリな名前を返すことができるからです。 このメソッドは、リリース間で変わることがないname値自体の取得に依存するような特殊な状況で主に使用するために設計されています。- 戻り値:
- このenum定数の名前
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ordinal
public final int ordinal()
列挙定数の序数(列挙宣言での位置。初期定数はゼロの序数に割り当てられる)を返します。 このメソッドは、ほとんどのプログラマにとって役に立ちません。EnumSetやEnumMapなどの高度なenumベースのデータ構造で使用するために設計されています。- 戻り値:
- この列挙定数の序数
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toString
public String toString()
宣言に含まれるとおりのenum定数の名前を返します。 このメソッドは不要な場合や不適切な場合にオーバーライドできます。 より「プログラマフレンドリ」な文字列形式が存在する場合、enum型はこのメソッドをオーバーライドする必要があります。
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equals
public final boolean equals(Object other)
指定されたオブジェクトがこのenum定数と同じ場合は、trueを返します。- オーバーライド:
equals、クラスObject- パラメータ:
other- このオブジェクトと等しいかどうかを比較するオブジェクト。- 戻り値:
- 指定されたオブジェクトがこのenum定数と同じ場合はtrue
- 関連項目:
Object.hashCode()、HashMap
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hashCode
public final int hashCode()
このenum定数のハッシュ・コードを返します。- オーバーライド:
hashCode、クラスObject- 戻り値:
- このenum定数のハッシュ・コード
- 関連項目:
Object.equals(java.lang.Object),System.identityHashCode(java.lang.Object)
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clone
protected final Object clone() throws CloneNotSupportedException
CloneNotSupportedExceptionをスローします。 これにより、「単体」ステータスを維持する必要があるenumが複製されないことが保証されます。- オーバーライド:
clone、クラスObject- 戻り値:
- (返さない)
- 例外:
CloneNotSupportedException- オブジェクトのクラスがCloneableインタフェースをサポートしていない場合。cloneメソッドをオーバーライドしたサブクラスも、インスタンスを複製できないことを示すためにこの例外をスローすることがある。- 関連項目:
Cloneable
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compareTo
public final int compareTo(E o)
このenumと指定されたオブジェクトの順序を比較します。 このオブジェクトが指定されたオブジェクトより小さい場合は負の整数、等しい場合はゼロ、大きい場合は正の整数を返します。 enum定数は、同じenum型のほかのenum定数だけと比較できます。 このメソッドにより実装される自然の順番は、定数が宣言された順番です。- 定義:
compareTo、インタフェースComparable<E extends Enum<E>>- パラメータ:
o-比較対象のオブジェクト。- 戻り値:
- このオブジェクトが指定されたオブジェクトより小さい場合は負の整数、等しい場合はゼロ、大きい場合は正の整数
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getDeclaringClass
public final Class<E> getDeclaringClass()
このenum定数のenum型に対応するClassオブジェクトを返します。 e1.getDeclaringClass()== e2.getDeclaringClass()の場合だけ、2つのenum定数e1とe2は同じenum型のenum定数です。 このメソッドにより返される値は、定数固有のクラス本文を持つenum定数についてObject.getClass()メソッドで返される値とは異なる可能性があります。- 戻り値:
- このenum定数のenum型に対応するClassオブジェクト
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valueOf
public static <T extends Enum<T>> T valueOf(Class<T> enumType, String name)
指定された名前を持つ指定されたenum型のenum定数を返します。 この名前は、この型でenum定数を宣言するのに使用される識別子に一致しなければいけません。 (不適切な空白文字は許可されません。)特定の列挙型
Tについて、その列挙上の暗黙的に宣言されたpublic static T valueOf(String)メソッドをこのメソッドの代わりに使用すれば、名前から対応する列挙定数へのマッピングを行うことができます。 列挙型のすべての定数を取得するには、その型の暗黙的なpublic static T[] values()メソッドを呼び出します。- 型パラメータ:
T- 返す定数を含んでいる列挙型- パラメータ:
enumType- 定数が返されるenum型のClassオブジェクトname- 返される定数の名前- 戻り値:
- 指定された名前を持つ指定されたenum型のenum定数
- 例外:
IllegalArgumentException- 指定されたenum型が指定された名前の定数を持たない場合、または指定されたクラス・オブジェクトがenum型を表さない場合NullPointerException-enumTypeまたはnameがnullの場合- 導入されたバージョン:
- 1.5
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finalize
protected final void finalize()
enumクラスはfinalizeメソッドを持つことはできません。- オーバーライド:
finalize、クラスObject- 関連項目:
WeakReference,PhantomReference
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