モジュール java.desktop
パッケージ javax.print

クラスStreamPrintService

  • すべての実装されたインタフェース:
    PrintService

    public abstract class StreamPrintService
    extends Object
    implements PrintService
    このクラスは、PrintServiceを拡張し、クライアントによって指定された出力ストリームに別の形式でデータを印刷する印刷サービスを表します。 このクラスは主に、表示や保管に適したドキュメント型を出力形式とするサービスを対象に設計されています。 出力形式は、MIMEタイプとして宣言される必要があります。 これは、表現クラスが常に「java.io.OutputStream」である出力ドキュメント・フレーバと等価です。StreamPrintServiceクラスのインスタンスは、StreamPrintServiceFactoryインスタンスから取得されます。

    StreamPrintServiceは、Destination属性をサポートするPrintServiceとは異なることに留意してください。 StreamPrintServiceは常に出力ストリームを必要とするのに対し、PrintServiceDestinationをオプションで受け入れることも可能です。 StreamPrintServiceには、フォーマットされた出力のデフォルトのあて先が存在しません。 また、StreamPrintServiceには、ほかのコンテキストでも利用可能な形式で出力を生成することが期待されます。 StreamPrintServiceDestination属性をサポートする予定はありません。

    • コンストラクタの詳細

      • StreamPrintService

        protected StreamPrintService​(OutputStream out)
        StreamPrintServiceオブジェクトを構築します。
        パラメータ:
        out - フォーマットされた印刷データの送信先ストリーム
    • メソッドの詳細

      • getOutputStream

        public OutputStream getOutputStream()
        出力ストリームを取得します。
        戻り値:
        このサービスがフォーマットされた印刷データを送信するストリーム
      • getOutputFormat

        public abstract String getOutputFormat()
        この印刷サービスにより発行されたドキュメント形式を返します。 mimetype形式でなければならず、DocFlavorsのMIMEタイプのコンポーネントと互換性があります。
        戻り値:
        出力形式を示すMIMEタイプ
        関連項目:
        DocFlavor
      • dispose

        public void dispose()
        このStreamPrintServiceを破棄します。 ストリーム・サービスが再利用できない場合は、利用できないことを示すためにそれを破棄する必要があります。 通常は、クライアントがこのメソッドを呼び出します。 理由があって追加できないデータを記述するサービスでも、ストリームを破棄することがあります。 破棄することによって、ストリームが閉じることはありません。 このサービスで今後使用されることがないようにマークが付けられるだけです。
      • isDisposed

        public boolean isDisposed()
        このStreamPrintServiceが破棄されているかどうかを示すbooleanを返します。 このオブジェクトが破棄された場合、trueが返されます。 サービスおよびクライアント・アプリケーションは、これを使用して、データの書込みがこれ以上行われないストリームを識別します。
        戻り値:
        このStreamPrintServiceが破棄されている場合はtruefalseそうでなければ