モジュール java.xml
パッケージ org.w3c.dom

インタフェースNode

    • メソッドのサマリー

      すべてのメソッド インスタンス・メソッド 抽象メソッド 
      修飾子と型 メソッド 説明
      Node appendChild​(Node newChild)
      ノードnewChildをこのノードの子のリストの末尾に追加します。
      Node cloneNode​(boolean deep)
      ノードのジェネリック・コピー・コンストラクタとして、このノードの複製を返します。
      short compareDocumentPosition​(Node other)
      このメソッドが呼び出されている参照ノードを、パラメータとして渡されるノードと、文書内の位置に関して文書順に比較します。
      NamedNodeMap getAttributes()
      このノードがElementの場合、このノードの属性を含むNamedNodeMap。それ以外の場合はnull
      String getBaseURI()
      このノードの絶対ベースURI。実装が絶対URIを取得できなかった場合はnull
      NodeList getChildNodes()
      このノードの子をすべて含むNodeList
      Object getFeature​(String feature, String version)
      このメソッドは、指定した機能とバージョンを持つ特殊な形式のAPIを指定されたとおりに実装する特殊な形式のオブジェクトを返します。
      Node getFirstChild()
      このノードの最初の子ノードです。
      Node getLastChild()
      このノードの最後の子ノードです。
      String getLocalName()
      このノードの修飾名のローカル部分を返します。
      String getNamespaceURI()
      このノードの名前空間URI。未指定の場合はnull
      Node getNextSibling()
      このノードの直後のノードです。
      String getNodeName()
      このノードの名前です。この名前は型によって異なります。上記の表を参照してください。
      short getNodeType()
      オブジェクトの型を表すコードです。上記の定義を参照してください。
      String getNodeValue()
      このノードの値です。この値は型によって異なります。前述の表を参照してください。
      Document getOwnerDocument()
      このノードに関連付けられたDocumentオブジェクト。
      Node getParentNode()
      このノードの親ノードです。
      String getPrefix()
      このノードの名前空間接頭辞です。未指定の場合はnullになります。
      Node getPreviousSibling()
      このノードの直前のノードです。
      String getTextContent()
      この属性は、指定されたノードとノードの子孫のテキスト・コンテンツを返します。
      Object getUserData​(String key)
      このノードのキーに関連付けられたオブジェクトを取得します。
      boolean hasAttributes()
      このノードが要素である場合、属性を持っているかどうかを判断します。
      boolean hasChildNodes()
      このノードが子ノードを持っているかどうかを判断します。
      Node insertBefore​(Node newChild, Node refChild)
      既存のrefChild子ノードの前にnewChildノードを挿入します。
      boolean isDefaultNamespace​(String namespaceURI)
      このメソッドは、指定されたnamespaceURIがデフォルトの名前空間であるかどうかをチェックします。
      boolean isEqualNode​(Node arg)
      2つのノードが等しいかどうかをテストします。
      boolean isSameNode​(Node other)
      このノードが指定されたノードと同じノードであるかどうかを返します。
      boolean isSupported​(String feature, String version)
      DOM実装が特定の機能を実装しており、このノードがその機能を指定されたとおりにサポートしているかどうかを判定します。
      String lookupNamespaceURI​(String prefix)
      指定したノードから開始して、所定の接頭辞に関連する名前空間URIを検索します。
      String lookupPrefix​(String namespaceURI)
      指定されたノードから開始して、所定の名前空間URIに関連する接頭辞を検索します。
      void normalize()
      このNodeのサブツリーの最深部までに存在するすべてのTextノード(属性ノードを含む)を、Textノードが構造(要素、コメント、処理命令、CDATAセクション、エンティティ参照など)のみによって分離される、「正規」形式にします。その結果、隣接するTextノードも空のTextノードも存在しない状態になります。
      Node removeChild​(Node oldChild)
      子リストからoldChildで示される子ノードを削除し、この子ノードを返します。
      Node replaceChild​(Node newChild, Node oldChild)
      子リストの中の子ノードoldChildnewChildで置き換え、oldChildノードを返します。
      void setNodeValue​(String nodeValue)
      このノードの値です。この値は型によって異なります。前述の表を参照してください。
      void setPrefix​(String prefix)
      このノードの名前空間接頭辞です。未指定の場合はnullになります。
      void setTextContent​(String textContent)
      この属性は、指定されたノードとノードの子孫のテキスト・コンテンツを返します。
      Object setUserData​(String key, Object data, UserDataHandler handler)
      このノードのキーにオブジェクトを関連付けます。
    • フィールドの詳細

      • CDATA_SECTION_NODE

        static final short CDATA_SECTION_NODE
        ノードはCDATASectionです。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • ENTITY_REFERENCE_NODE

        static final short ENTITY_REFERENCE_NODE
        ノードはEntityReferenceです。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • PROCESSING_INSTRUCTION_NODE

        static final short PROCESSING_INSTRUCTION_NODE
        ノードはProcessingInstructionです。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • DOCUMENT_TYPE_NODE

        static final short DOCUMENT_TYPE_NODE
        ノードはDocumentTypeです。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • DOCUMENT_FRAGMENT_NODE

        static final short DOCUMENT_FRAGMENT_NODE
        ノードはDocumentFragmentです。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • DOCUMENT_POSITION_DISCONNECTED

        static final short DOCUMENT_POSITION_DISCONNECTED
        2つのノードは切断されます。 切断されたノードの順序は、常に実装に固有の順序です。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • DOCUMENT_POSITION_PRECEDING

        static final short DOCUMENT_POSITION_PRECEDING
        2番目のノードは参照ノードの前にあります。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • DOCUMENT_POSITION_FOLLOWING

        static final short DOCUMENT_POSITION_FOLLOWING
        ノードは参照ノードのあとに続きます。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • DOCUMENT_POSITION_CONTAINS

        static final short DOCUMENT_POSITION_CONTAINS
        ノードは参照ノードを含みます。 含むノードは、常に参照ノードに先行します。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • DOCUMENT_POSITION_CONTAINED_BY

        static final short DOCUMENT_POSITION_CONTAINED_BY
        ノードは参照ノードに含まれています。 含まれるノードは、常に参照ノードのあとに続きます。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • DOCUMENT_POSITION_IMPLEMENTATION_SPECIFIC

        static final short DOCUMENT_POSITION_IMPLEMENTATION_SPECIFIC
        先行するかあとにくるかは実装に固有です。
        関連項目:
        定数フィールド値
    • メソッドの詳細

      • getNodeName

        String getNodeName()
        このノードの名前です。この名前は型によって異なります。上記の表を参照してください。
      • getNodeValue

        String getNodeValue()
                     throws DOMException
        このノードの値です。この値は型によって異なります。前述の表を参照してください。 nullと定義されている場合、ノードが読取り専用である場合を含めて、設定は何も影響を与えません。
        例外:
        DOMException - DOMSTRING_SIZE_ERR: 実装プラットフォームのDOMString変数に収まらない多数の文字を返す場合に発生します。
      • setNodeValue

        void setNodeValue​(String nodeValue)
                   throws DOMException
        このノードの値です。この値は型によって異なります。前述の表を参照してください。 nullと定義されている場合、ノードが読取り専用である場合を含めて、設定は何も影響を与えません。
        例外:
        DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: ノードが読取り専用の場合、およびnullであると定義されていない場合に発生します。
      • getNodeType

        short getNodeType()
        オブジェクトの型を表すコードです。上記の定義を参照してください。
      • getParentNode

        Node getParentNode()
        このノードの親ノードです。 AttrDocumentDocumentFragmentEntity、およびNotationを除くすべてのノードは、親ノードを持つ可能性があります。 ただし、ノードが作成されたばかりでまだツリーに追加されていない場合や、ツリーから削除された場合はnullになります。
      • getChildNodes

        NodeList getChildNodes()
        このノードの子をすべて含むNodeList 子が存在しない場合は、ノードが含まれていないNodeListになります。
      • getFirstChild

        Node getFirstChild()
        このノードの最初の子ノードです。 該当するノードが存在しない場合はnullが返されます。
      • getLastChild

        Node getLastChild()
        このノードの最後の子ノードです。 該当するノードが存在しない場合はnullが返されます。
      • getPreviousSibling

        Node getPreviousSibling()
        このノードの直前のノードです。 該当するノードが存在しない場合はnullが返されます。
      • getNextSibling

        Node getNextSibling()
        このノードの直後のノードです。 該当するノードが存在しない場合はnullが返されます。
      • getAttributes

        NamedNodeMap getAttributes()
        このノードがElementの場合、このノードの属性を含むNamedNodeMap。それ以外の場合はnull
      • getOwnerDocument

        Document getOwnerDocument()
        このノードに関連付けられたDocumentオブジェクト。 これはまた、新しいノードを作成するために使用されるDocumentオブジェクトでもあります。 このノードが、まだどのDocumentでも使用されていないDocumentまたはDocumentTypeである場合は、nullになります。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル2
      • insertBefore

        Node insertBefore​(Node newChild,
                          Node refChild)
                   throws DOMException
        既存のrefChild子ノードの前にnewChildノードを挿入します。 refChildnullの場合は、子のリストの最後にnewChildを挿入します。
        newChildDocumentFragmentオブジェクトである場合は、そのすべての子が同じ順序でrefChildの前に挿入されます。
        newChildがツリー内にすでに存在する場合、最初に既存のものが削除されます。

        ノート: ノードのそのノード自体の前への挿入は実装に依存します。

        パラメータ:
        newChild - 挿入するノード。
        refChild - 参照ノード、新しいノードはこのノードの直前に挿入される。
        戻り値:
        挿入されたノード。
        例外:
        DOMException - HIERARCHY_REQUEST_ERR: このノードがnewChildノードの型の子を許可しない型のノードである場合、挿入するノードがこのノードの先祖のいずれかまたはこのノード自体である場合、またはこのノードがDocument型であり、かつDOMアプリケーションが2番目のDocumentTypeまたはElementノードを挿入しようとした場合に発生します。
        WRONG_DOCUMENT_ERR: newChildがこのノードを作成した文書とは異なる文書から作成された場合に発生します。

        NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: このノードが読取り専用であるか、挿入されるノードの親が読取り専用である場合に発生します。

        NOT_FOUND_ERR: refChildがこのノードの子でない場合に発生します。

        NOT_SUPPORTED_ERR: このノードがDocument型の場合、この例外は、DOM実装がDocumentTypeまたはElementノードの挿入をサポートしていない場合に発生する可能性があります。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル3
      • replaceChild

        Node replaceChild​(Node newChild,
                          Node oldChild)
                   throws DOMException
        子リストの中の子ノードoldChildnewChildで置き換え、oldChildノードを返します。
        newChildDocumentFragmentオブジェクトである場合、oldChildDocumentFragmentのすべての子に置き換えられます。これらの子は、同じ順序で挿入されます。
        newChildがツリー内にすでに存在する場合、最初に既存のものが削除されます。

        ノート: ノードのそのノード自体への置換えは実装に依存します。

        パラメータ:
        newChild - 子リストに挿入する新しいノード。
        oldChild - リスト内の置き換えられるノード。
        戻り値:
        置き換えられたノード。
        例外:
        DOMException - HIERARCHY_REQUEST_ERR: このノードがnewChildノードの型の子を許可しない型のノードである場合、挿入するノードがこのノードの先祖のいずれかまたはこのノード自体である場合、またはこのノードがDocument型であり、かつ置換操作の結果としてDocumentノードに2番目のDocumentTypeまたはElementが追加される場合に発生します。
        WRONG_DOCUMENT_ERR: newChildがこのノードを作成した文書とは異なる文書から作成された場合に発生します。

        NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: このノードが読取り専用であるか、新しいノードの親が読取り専用である場合に発生します。

        NOT_FOUND_ERR: oldChildがこのノードの子でない場合に発生します。

        NOT_SUPPORTED_ERR: このノードがDocument型である場合、この例外は、DOM実装がDocumentTypeの子またはElementの子の置換をサポートしていない場合に発生する可能性があります。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル3
      • removeChild

        Node removeChild​(Node oldChild)
                  throws DOMException
        子リストからoldChildで示される子ノードを削除し、この子ノードを返します。
        パラメータ:
        oldChild - 削除されるノード。
        戻り値:
        削除されたノード。
        例外:
        DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: このノードが読取り専用の場合に発生します。
        NOT_FOUND_ERR: oldChildがこのノードの子でない場合に発生します。

        NOT_SUPPORTED_ERR: このノードがDocument型である場合、この例外は、DOM実装がDocumentTypeの子またはElementの子の削除をサポートしていない場合に発生する可能性があります。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル3
      • appendChild

        Node appendChild​(Node newChild)
                  throws DOMException
        ノードnewChildをこのノードの子のリストの末尾に追加します。 newChildがツリー内にすでに存在する場合、最初に既存のものが削除されます。
        パラメータ:
        newChild - 追加するノード。これがDocumentFragmentオブジェクトである場合は、文書フラグメントのコンテンツ全体がこのノードの子リストに移動される
        戻り値:
        追加されたノード。
        例外:
        DOMException - HIERARCHY_REQUEST_ERR: このノードがnewChildノードの型の子を許可しない型のノードである場合、追加するノードがこのノードの先祖のいずれかまたはこのノード自体である場合、またはこのノードがDocument型であり、かつDOMアプリケーションが2番目のDocumentTypeまたはElementノードを追加しようとした場合に発生します。
        WRONG_DOCUMENT_ERR: newChildがこのノードを作成した文書とは異なる文書から作成された場合に発生します。

        NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: このノードが読取り専用であるか、挿入されるノードの以前の親が読取り専用である場合に発生する。

        NOT_SUPPORTED_ERR: newChildノードがDocumentノードの子である場合、この例外は、DOM実装がDocumentTypeの子またはElementの子の削除をサポートしていない場合に発生する可能性があります。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル3
      • hasChildNodes

        boolean hasChildNodes()
        このノードが子ノードを持っているかどうかを判断します。
        戻り値:
        このノードに子がある場合はtrueを、それ以外の場合はfalseを返す。
      • cloneNode

        Node cloneNode​(boolean deep)
        ノードのジェネリック・コピー・コンストラクタとして、このノードの複製を返します。 複製ノードには親がなく(parentNodenull)、ユーザー・データもありません。 インポートされているノードに関連するユーザー・データは持ち越されません。 ただし、関連するデータとともにUserDataHandlersが指定された場合は、このメソッドから戻る前に、それらのハンドラが該当するパラメータで呼び出されます。
        Elementを複製すると、デフォルトの属性を表すためにすべての属性とその値(XMLプロセッサによって生成されたものを含む)がコピーされますが、これが深い複製でないかぎり、このメソッドではそこに含まれている子はコピーされません。
        テキストは子のTextノードに含まれているため、これにはElementに含まれているテキストが含まれます。 Elementの複製操作の一部として複製するのではなく、直接Attrを複製すると、指定された属性が返されます(specifiedtrue)。 Attrを複製すると、常にその子が複製されます。それは、これが深い複製かどうかにかかわらず、それらの子がその値を表すためです。 EntityReferenceを複製すると、これが深い複製かどうかにかかわらず、対応するEntityが使用可能な場合はそのサブツリーが自動的に構築されます。 別の型のノードを複製すると、このノードのコピーが返されます。
        不変のサブツリーを複製すると可変のコピーが作成されますが、EntityReferenceの複製の子は読取り専用になります。
        さらに、未指定のAttrノードの複製が指定されます。 また、DocumentDocumentTypeEntityおよびNotationノードの複製は実装に依存します。
        パラメータ:
        deep - trueの場合は指定されたノードの下のサブツリーを再帰的に複製し、falseの場合は指定されたノードのみを(これがElementである場合はその属性も)複製する。
        戻り値:
        複製ノード。
      • normalize

        void normalize()
        このNodeのサブツリーの最深部までに存在するすべてのTextノード(属性ノードを含む)を、Textノードが構造(要素、コメント、処理命令、CDATAセクション、エンティティ参照など)のみによって分離される、「正規」形式にします。その結果、隣接するTextノードも空のTextノードも存在しない状態になります。 これは、文書のDOMビューを保存後ロードしなおした状態にすることができるという点で、特定の文書ツリー構造に依存する操作(XPointer「XPointer」ルックアップなど)を使用する必要がある場合に便利です。 Node.ownerDocumentに接続されたDOMConfigurationオブジェクトの「normalize-characters」パラメータがtrueの場合、このメソッドは、Textノードの文字の完全な正規化も行います。

        ノート: 文書にCDATASectionsが含まれている場合は、XPointersがTextノードとCDATASectionノードを区別しないため、正規化操作だけでは十分でない可能性があります。

        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル3
      • isSupported

        boolean isSupported​(String feature,
                            String version)
        DOM実装が特定の機能を実装しており、このノードがその機能を指定されたとおりにサポートしているかどうかを判定します。
        パラメータ:
        feature - テストする機能の名前。
        version - テストする機能のバージョン番号。
        戻り値:
        指定された機能がこのノードでサポートされている場合はtrueを、それ以外の場合はfalseを返す。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル2
      • getNamespaceURI

        String getNamespaceURI()
        このノードの名前空間URI。未指定の場合はnull
        これは、スコープ内の名前空間宣言の検査に基づいた名前空間ルックアップの結果のような計算された値ではありません。
        これは単に作成時に与えられたURI名前空間です。
        ELEMENT_NODEおよびATTRIBUTE_NODE以外の型のノードと、Document.createElement()などのDOMレベル1メソッドで作成されたノードに対しては、常にnullが返されます。

        ノート:Namespaces in XML」仕様の「XML名前空間」に従い、属性は、接続先の要素からその名前空間を継承しません。 属性に対して明示的に名前空間を指定しないかぎり、その属性は名前空間を持たないことになります。

        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル2
      • getPrefix

        String getPrefix()
        このノードの名前空間接頭辞です。未指定の場合はnullになります。 nullと定義されている場合、ノードが読取り専用である場合を含めて、設定は何も影響を与えません。
        この属性を設定すると、許容される場合は、nodeName属性が変更されます。この属性は、ElementインタフェースとAttrインタフェースのtagNameおよびname属性とともに、修飾名を保持しています(それが適切な場合)。

        接頭辞をnullに設定すると、接頭辞は指定されません。また、空の文字列への設定は実装依存です。

        デフォルト値を持つ属性の接頭辞を変更すると、namespaceURIlocalNameがそのままなので、そのデフォルト値と元の接頭辞を持つ新しい属性は作成されません。

        ELEMENT_NODEATTRIBUTE_NODE以外の型のノードと、DocumentインタフェースのcreateElementのようにDOM Level 1メソッドで作成されたノードに対しては、常にnullが返されます。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル2
      • setPrefix

        void setPrefix​(String prefix)
                throws DOMException
        このノードの名前空間接頭辞です。未指定の場合はnullになります。 nullと定義されている場合、ノードが読取り専用である場合を含めて、設定は何も影響を与えません。
        この属性を設定すると、許容される場合は、nodeName属性が変更されます。この属性は、ElementインタフェースとAttrインタフェースのtagNameおよびname属性とともに、修飾名を保持しています(それが適切な場合)。

        接頭辞をnullに設定すると、接頭辞は指定されません。また、空の文字列への設定は実装依存です。

        デフォルト値を持つ属性の接頭辞を変更すると、namespaceURIlocalNameがそのままなので、そのデフォルト値と元の接頭辞を持つ新しい属性は作成されません。

        ELEMENT_NODEATTRIBUTE_NODE以外の型のノードと、DocumentインタフェースのcreateElementのようにDOM Level 1メソッドで作成されたノードに対しては、常にnullが返されます。
        例外:
        DOMException - INVALID_CHARACTER_ERR: 指定された接頭辞に、Document.xmlVersion属性で指定された使用中のXMLバージョンで定められている不正な文字が含まれている場合に発生します。
        NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: このノードが読取り専用の場合に発生します。

        NAMESPACE_ERR: 指定されたprefixの形式が「Namespaces in XML」仕様に従っていない場合、このノードのnamespaceURInullである場合、指定された接頭辞が「xml」であり、かつこのノードのnamespaceURIが「http://www.w3.org/XML/1998/namespace」とは異なる場合、このノードが属性であり、指定された接頭辞が「xmlns」であり、かつこのノードのnamespaceURIが「http://www.w3.org/2000/xmlns/」とは異なる場合、またはこのノードが属性であり、かつこのノードのqualifiedNameが「xmlns」の「XML名前空間」である場合に発生します。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル2
      • getLocalName

        String getLocalName()
        このノードの修飾名のローカル部分を返します。
        ELEMENT_NODEおよびATTRIBUTE_NODE以外の型のノードと、Document.createElement()などのDOMレベル1メソッドで作成されたノードに対しては、常にnullが返されます。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル2
      • hasAttributes

        boolean hasAttributes()
        このノードが要素である場合、属性を持っているかどうかを判断します。
        戻り値:
        このノードに属性がある場合はtrueを、それ以外の場合はfalseを返す。
        導入されたバージョン:
        1.4、DOMレベル2
      • getBaseURI

        String getBaseURI()
        このノードの絶対ベースURI。実装が絶対URIを取得できなかった場合はnull この値は、説明に従って計算されます。 ただし、Documentが「HTML」機能の「DOM Level 2 HTML」をサポートしている場合、ベースURIはまず、HTML BASE要素のhref属性の値が存在する場合はその値を、それ以外の場合はDocumentインタフェースのdocumentURI属性の値を使用して計算されます。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • compareDocumentPosition

        short compareDocumentPosition​(Node other)
                               throws DOMException
        このメソッドが呼び出されている参照ノードを、パラメータとして渡されるノードと、文書内の位置に関して文書順に比較します。
        パラメータ:
        other - 参照ノードと比較するノード。
        戻り値:
        参照ノードに対してノードの相対的な位置を決める方法。
        例外:
        DOMException - NOT_SUPPORTED_ERR: 比較されたノードが、一貫した実装固有の結果を返すようになっていない、異なるDOM実装からのものである場合に発生する。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • getTextContent

        String getTextContent()
                       throws DOMException
        この属性は、指定されたノードとノードの子孫のテキスト・コンテンツを返します。 nullに定義した場合、設定による影響はありません。 設定時には、このノードが持つことができると考えられる子はすべて削除され、新しい文字列が空またはnullでない場合、この属性が設定されている文字列を含む単一のTextノードに置き換えられます。
        取得時には、直列化は行われず、返される文字列はマークアップを含みません。
        空白文字の正規化は行われず、返される文字列は要素コンテンツに空白文字を含みません(Text.isElementContentWhitespace属性を参照)。 同様に、設定では、解析も行われません。入力文字列は純粋なテキスト形式のコンテンツとして取得されます。
        返される文字列は、次に示すようにノードの型に応じて、ノードのテキスト・コンテンツで構成されています。
        ノード/コンテンツ表
        ノード型 コンテンツ
        ELEMENT_NODE、ATTRIBUTE_NODE、ENTITY_NODE、ENTITY_REFERENCE_NODE、DOCUMENT_FRAGMENT_NODE COMMENT_NODEノードとPROCESSING_INSTRUCTION_NODEノードを除く、すべての子ノードのtextContent属性値の連結。 ノードが子を持たない場合は、空の文字列。
        TEXT_NODE、CDATA_SECTION_NODE、COMMENT_NODE、PROCESSING_INSTRUCTION_NODE nodeValue
        DOCUMENT_NODE、DOCUMENT_TYPE_NODE、NOTATION_NODE null
        例外:
        DOMException - DOMSTRING_SIZE_ERR: 実装プラットフォームのDOMString変数に収まらない多数の文字を返す場合に発生します。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • setTextContent

        void setTextContent​(String textContent)
                     throws DOMException
        この属性は、指定されたノードとノードの子孫のテキスト・コンテンツを返します。 nullに定義した場合、設定による影響はありません。 設定時には、このノードが持つことができると考えられる子はすべて削除され、新しい文字列が空またはnullでない場合、この属性が設定されている文字列を含む単一のTextノードに置き換えられます。
        取得時には、直列化は行われず、返される文字列はマークアップを含みません。
        空白文字の正規化は行われず、返される文字列は要素コンテンツに空白文字を含みません(Text.isElementContentWhitespace属性を参照)。 同様に、設定では、解析も行われません。入力文字列は純粋なテキスト形式のコンテンツとして取得されます。
        返される文字列は、次に示すようにノードの型に応じて、ノードのテキスト・コンテンツで構成されています。
        ノード/コンテンツ表
        ノード型 コンテンツ
        ELEMENT_NODE、ATTRIBUTE_NODE、ENTITY_NODE、ENTITY_REFERENCE_NODE、DOCUMENT_FRAGMENT_NODE COMMENT_NODEノードとPROCESSING_INSTRUCTION_NODEノードを除く、すべての子ノードのtextContent属性値の連結。 ノードが子を持たない場合は、空の文字列。
        TEXT_NODE、CDATA_SECTION_NODE、COMMENT_NODE、PROCESSING_INSTRUCTION_NODE nodeValue
        DOCUMENT_NODE、DOCUMENT_TYPE_NODE、NOTATION_NODE null
        例外:
        DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: ノードが読取り専用の場合に発生します。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • isSameNode

        boolean isSameNode​(Node other)
        このノードが指定されたノードと同じノードであるかどうかを返します。
        このメソッドは、実装によって返された2つのNode参照が同じオブジェクトを参照しているかどうかを判定するための方法を提供します。
        2つのNode参照が同じオブジェクトへの参照であるときは(プロキシ経由の場合であっても)、すべての属性が同じ値を持ち、同じDOMメソッドをどちらの参照で呼び出しても常に正確に同じ効果が得られるように、これらの参照を完全に区別なく使用できます。
        パラメータ:
        other - テスト対象のノード。
        戻り値:
        ノードが同じである場合はtrueを、それ以外の場合はfalseを返す。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • lookupPrefix

        String lookupPrefix​(String namespaceURI)
        指定されたノードから開始して、所定の名前空間URIに関連する接頭辞を検索します。 このメソッドは、デフォルトの名前空間宣言を無視します。
        このメソッドで使用されるアルゴリズムの詳細は、を参照してください。
        パラメータ:
        namespaceURI - 検索する名前空間URI。
        戻り値:
        見つかった場合は関連付けられた名前空間接頭辞を返す。見つからなかった場合はnullを返す。 複数の接頭辞が名前空間接頭辞に関連付けられている場合、返される名前空間接頭辞は実装に応じて異なる。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • isDefaultNamespace

        boolean isDefaultNamespace​(String namespaceURI)
        このメソッドは、指定されたnamespaceURIがデフォルトの名前空間であるかどうかをチェックします。
        パラメータ:
        namespaceURI - 検索する名前空間URI。
        戻り値:
        指定されたnamespaceURIがデフォルトの名前空間である場合はtrueを、それ以外の場合はfalseを返す。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • lookupNamespaceURI

        String lookupNamespaceURI​(String prefix)
        指定したノードから開始して、所定の接頭辞に関連する名前空間URIを検索します。
        このメソッドで使用されるアルゴリズムの詳細は、を参照してください。
        パラメータ:
        prefix - 検索する接頭辞。 このパラメータがnullの場合、このメソッドはデフォルトの名前空間URI (存在する場合)を返す。
        戻り値:
        関連付けられた名前空間URIを返す。見つからなかった場合はnullを返す。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • isEqualNode

        boolean isEqualNode​(Node arg)
        2つのノードが等しいかどうかをテストします。
        このメソッドは、Node.isSameNode()でテストできる同一性(つまり、2つのノードが同じオブジェクトへの参照であるかどうか)ではなく、ノードの同等性をテストします。
        同じであるすべてのノードは同等でもありますが、その逆は必ずしも当てはまりません。
        2つのノードが同等であるのは、次の条件が満たされている場合のみです。
        • 2つのノードが同じ型のノードである。
        • 文字列属性nodeNamelocalNamenamespaceURIprefixnodeValueが等しい。 つまり、両方ともnullであるか、または同じ長さを持ち、かつ文字と文字を比較したときに同一である。
        • attributes NamedNodeMapsが等しい。 つまり、両方ともnullであるか、または同じ長さを持ち、1つのマップに存在する各ノードに対してほかのマップに存在するノードがあり、等しいが、必ずしも同じインデックスにはない。
        • childNodes NodeListsが等しい。 つまり、両方ともnullであるか、または同じ長さを持ち、同じインデックスに等しいノードを持つ。 正規化は、同等性に影響を及ぼす可能性がある。この影響を避けるには、ノードを正規化してから比較を行う必要がある。

        2つのDocumentTypeノードが同等であるには、次の条件も満たされている必要があります。
        • 文字列属性publicIdsystemIdinternalSubsetが等しい。
        • entities NamedNodeMapsが等しい。
        • notations NamedNodeMapsが等しい。

        その一方で、次のものは同等性に影響を与えません。ownerDocumentbaseURIparentNodeの各属性、Attrノードのspecified属性、AttrノードとElementノードのschemaTypeInfo属性、TextノードのText.isElementContentWhitespace属性、およびノードに登録されているすべてのユーザー・データまたはイベント・リスナー。

        ノート: 一般に、上の説明で挙げられていないものはどれも、同等性チェックの面で有意ではありません。 この仕様の将来バージョンでは、より多くの属性を考慮し、この仕様に準拠する実装を適宜更新する予定です。

        パラメータ:
        arg - 同等性を比較する対象のノード。
        戻り値:
        ノードが同等である場合はtrueを、それ以外の場合はfalseを返す。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • getFeature

        Object getFeature​(String feature,
                          String version)
        このメソッドは、指定した機能とバージョンを持つ特殊な形式のAPIを指定されたとおりに実装する特殊な形式のオブジェクトを返します。 特殊な形式のオブジェクトは、バインディング固有のキャスティング・メソッドを使用して取得することもできますが、必ずしも説明されているようにはいきません。 このメソッドを使用すると、実装ではNodeインタフェースをサポートしない特殊な形式のオブジェクトを利用できます。
        パラメータ:
        feature - 要求された機能の名前。 機能名の前に追加されるプラス記号「+」は、このメソッドのコンテキストでは有意ではないので無視される。
        version - テストする機能のバージョン番号。
        戻り値:
        指定された機能とバージョンの特殊なAPIを実装するオブジェクト(存在する場合)を返します。指定された機能に関連付けられたインタフェースを実装するオブジェクトがない場合はnullを返します。 このメソッドによって返されたDOMObjectNodeインタフェースを実装する場合は、主要コアNodeに委譲し、attributesやchildNodesなどの主要コアNodeと整合性のない結果を返さないようにする必要がある。
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • setUserData

        Object setUserData​(String key,
                           Object data,
                           UserDataHandler handler)
        このノードのキーにオブジェクトを関連付けます。 このオブジェクトは、あとで同じキーでgetUserDataを呼び出すことによってこのノードから取得できます。
        パラメータ:
        key - オブジェクトを関連付けるキー。
        data - 指定されたキーに関連付けるオブジェクト。そのキーへの既存の関連付けをすべて削除する場合はnull
        handler - そのキーに関連付けるハンドラ、またはnull
        戻り値:
        このノード上で指定されたキーに以前に関連付けられていたDOMUserDataを返す。何も関連付けられていなかった場合はnull
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3
      • getUserData

        Object getUserData​(String key)
        このノードのキーに関連付けられたオブジェクトを取得します。 このオブジェクトはまず、同じキーでsetUserDataを呼び出すことによってこのノードに設定されている必要があります。
        パラメータ:
        key - オブジェクトが関連付けられているキー。
        戻り値:
        このノード上で指定されたキーに関連付けられているDOMUserDataを返す。何も関連付けられていなかった場合はnull
        導入されたバージョン:
        1.5、DOMレベル3