7 Microsoft Windowsプラットフォームでの構成ファイルを使用したJDKのインストール
構成ファイルを使用して、JDKインストールを標準化すること、およびコマンド行で使用できないオプションを指定することができます。
このトピックでは、JDKコマンド行インストール・オプションを補完する構成ファイルについて説明します。インストーラ構成ファイルは、インストーラのコマンド行で指定されたオプションの代替となったり、オプションを拡張したりします。
このトピックには次の項が含まれます:
構成ファイルの使用
WindowsでJDKをインストール中に、次のようにINSTALLCFG
コマンド行オプションを使用して、構成ファイルを指定します。
jdk INSTALLCFG=configuration_file_path
-
jdk
は、インストーラのベース・ファイル名(たとえばjdk-11_windows-x64_bin.exe
)です。 -
configuration_file_path
は、構成ファイルへのパスです。
構成ファイルのオプション
次の表に、Windowsオペレーティング・システムに適用されるインストーラの構成ファイル・オプションをリストします。
ノート:
値Enableは 1、値Disableは0に置き換えてください。
表7-1 構成ファイルのオプション
オプション | オペレーティング・システム | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
INSTALL_SILENT= |
Windows | Enable 、Disable |
サイレント(非対話型)インストール。 デフォルト: |
INSTALLDIR= |
Windows | path |
ファイルのインストール先のフォルダ/ディレクトリ。 デフォルト: オペレーティング・システムのデフォルト・パス Windowsの場合、これは最初のインストール時のみ機能します。 |
REBOOT= |
Windows | Enable 、Disable |
無効にすると、インストーラはJDKのインストール後にコンピュータを再起動するようユーザーに求めません。しかし、ほとんどの場合、インストーラはJREのインストール後にコンピュータを再起動する必要はありません。 デフォルト: |