モジュール jdk.jdi
パッケージ com.sun.jdi.request

インタフェースEventRequest

    • フィールドのサマリー

      フィールド 
      修飾子と型 フィールド 説明
      static int SUSPEND_ALL
      イベントの発生時に、すべてのスレッドを中断します。
      static int SUSPEND_EVENT_THREAD
      イベントの発生時に、イベントを生成したスレッドだけを中断します。
      static int SUSPEND_NONE
      イベントの発生時に、どのスレッドも中断しません。
    • メソッドのサマリー

      修飾子と型 メソッド 説明
      void addCountFilter​(int count)
      要求されたイベントが報告される回数を最大で、指定された回数発生したあと1回に制限します。
      void disable()
      setEnabled(false)と同じ。
      void enable()
      setEnabled(true)と同じ。
      Object getProperty​(Object key)
      指定されたキーを持つプロパティの値を返します。
      boolean isEnabled()
      このイベント要求が現在有効かどうかを判定します。
      void putProperty​(Object key, Object value)
      この要求に任意のキーと値の「プロパティ」を追加します。
      void setEnabled​(boolean val)
      このイベント要求を有効または無効にします。
      void setSuspendPolicy​(int policy)
      ターゲットVM内で要求されたイベントが発生する際に中断するスレッドを決定します。
      int suspendPolicy()
      ターゲットVM内で要求されたイベントが発生する際に中断するスレッドを示す値を返します。
    • フィールドの詳細

      • SUSPEND_NONE

        static final int SUSPEND_NONE
        イベントの発生時に、どのスレッドも中断しません。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • SUSPEND_EVENT_THREAD

        static final int SUSPEND_EVENT_THREAD
        イベントの発生時に、イベントを生成したスレッドだけを中断します。
        関連項目:
        定数フィールド値
      • SUSPEND_ALL

        static final int SUSPEND_ALL
        イベントの発生時に、すべてのスレッドを中断します。
        関連項目:
        定数フィールド値
    • メソッドの詳細

      • isEnabled

        boolean isEnabled()
        このイベント要求が現在有効かどうかを判定します。
        戻り値:
        有効な場合はtrue、そうでない場合はfalse
      • setEnabled

        void setEnabled​(boolean val)
        このイベント要求を有効または無効にします。 このイベント要求が無効な間、このイベント要求は無視され、ターゲットVMはそのスレッドがこのイベント要求に達した場合にも停止しません。 無効なイベント要求はそれでも存在しており、EventRequestManager.breakpointRequests()などのイベント要求リストに含まれています。
        パラメータ:
        val - イベント要求を有効にする場合はtrue、それ以外の場合はfalse
        例外:
        InvalidRequestStateException - この要求が削除されている場合。
        IllegalThreadStateException - これがStepRequestの場合、valtrueであり、リクエストで指定されたスレッドが終了したか、まだ開始されていません。
      • addCountFilter

        void addCountFilter​(int count)
        要求されたイベントが報告される回数を最大で、指定された回数発生したあと1回に制限します。 このフィルタが最初にcount - 1回に達する時点までは、イベントはレポートされない。 1回かぎりのイベントを要求するには、このメソッドをカウント1で呼び出せばよい。

        カウントが0に達したあとは、この要求内の続くフィルタが適用される。 それらのフィルタがいずれもイベントを抑制しない場合、そのイベントはレポートされる。 そうでない場合、イベントはレポートされない。 どちらの場合にも、この要求に対して、それ以降のイベントがレポートされることはない。

        パラメータ:
        count - イベントを生成する前の発生回数。
        例外:
        InvalidRequestStateException - この要求が現在有効になっている場合、または削除されている場合。 フィルタは無効な要求にだけ追加できる。
        IllegalArgumentException - countが1より小さい場合。
      • setSuspendPolicy

        void setSuspendPolicy​(int policy)
        ターゲットVM内で要求されたイベントが発生する際に中断するスレッドを決定します。 ターゲットVM内のすべてのスレッドを中断する場合はSUSPEND_ALLを使用します(デフォルト)。 イベントを生成したスレッドだけを中断する場合はSUSPEND_EVENT_THREADを使用します。 スレッドを中断しない場合は、SUSPEND_NONEを使用します。

        イベントに基づくスレッドの中断は、明示的に要求された中断と同じ機能です。 詳細は、ThreadReference.suspend()およびVirtualMachine.suspend()を参照してください。

        パラメータ:
        policy - 選択された中断ポリシー。
        例外:
        InvalidRequestStateException - この要求が現在有効になっている場合、または削除されている場合。 中断ポリシーは無効な要求にだけ設定できる。
        IllegalArgumentException - policy引数に不正な値が含まれている場合。
      • suspendPolicy

        int suspendPolicy()
        ターゲットVM内で要求されたイベントが発生する際に中断するスレッドを示す値を返します。 戻り値は、SUSPEND_ALLSUSPEND_EVENT_THREAD、またはSUSPEND_NONEです。
        戻り値:
        この要求の現在の中断モード
      • putProperty

        void putProperty​(Object key,
                         Object value)
        この要求に任意のキーと値の「プロパティ」を追加します。 JDIのクライアントは、アプリケーション情報を要求に関連付けるためにこのプロパティを使用できます。これらのクライアント設定プロパティは、JDIにより内部的に使用されることはありません。

        get/putPropertyメソッドは、インスタンスごとの小規模なマップへのアクセスを提供します。 これをProperties混同しないでください。

        valueがnullの場合、このメソッドはプロパティを削除します。

        関連項目:
        getProperty(java.lang.Object)