java.lang.Object
javax.sound.midi.MidiFileFormat
public class MidiFileFormat extends Object
MidiFileFormatオブジェクトは、MIDIファイルのタイプを長さおよびタイミング情報とともにカプセル化します。
 
 MidiFileFormatオブジェクトには、一式のプロパティを組み込むことができます。 1つのプロパティは、キーと値のペアから成ります。キーはString型で、対応するプロパティ値は任意のオブジェクトです。 プロパティには、作成者や著作権など、付加的な情報のメタデータを指定します。 プロパティはオプション情報であり、プロパティを提供または認識するためのファイル・リーダーおよびファイル・ライターの実装は必須ではありません。 
 
次の表に、実装で使用される一般的なプロパティの例を示します。
| プロパティ・キー | 値の型 | 説明 | 
|---|---|---|
| "author" | String | このファイルの作成者の名前 | 
| "title" | String | このファイルのタイトル | 
| "copyright" | String | 著作権メッセージ | 
| "date" | Date | 録音またはリリースの日付 | 
| "comment" | String | 任意のテキスト | 
- 
フィールドのサマリーフィールド 修飾子と型 フィールド 説明 protected intbyteLengthMIDIファイルの長さをバイトで表示したものです。protected floatdivisionTypeMIDIファイルの分割形式です。protected longmicrosecondLengthMIDIファイルのデュレーションをマイクロ秒で表示したものです。protected intresolutionMIDIファイルのタイミング解像度です。protected inttypeMIDIファイルの型です。static intUNKNOWN_LENGTH長さが未知であることを表します。
- 
コンストラクタのサマリーコンストラクタ コンストラクタ 説明 MidiFileFormat(int type, float divisionType, int resolution, int bytes, long microseconds)MidiFileFormatを構築します。MidiFileFormat(int type, float divisionType, int resolution, int bytes, long microseconds, Map<String,Object> properties)MidiFileFormatを、一式のプロパティを組み込んで構築します。
- 
メソッドのサマリー修飾子と型 メソッド 説明 intgetByteLength()MIDIファイルの長さを8ビット・バイト単位で取得します。floatgetDivisionType()MIDIファイルのタイミング分割形式を取得します。longgetMicrosecondLength()MIDIファイルの長さをマイクロ秒単位で取得します。ObjectgetProperty(String key)キーによって指定されたプロパティ値を取得します。intgetResolution()MIDIファイルのタイミング解像度を取得します。intgetType()MIDIファイル・タイプを取得します。Map<String,Object>properties()変更不可能なプロパティのマップを取得します。
- 
フィールド詳細- 
UNKNOWN_LENGTHpublic static final int UNKNOWN_LENGTH長さが未知であることを表します。
- 
typeprotected int typeMIDIファイルの型です。
- 
divisionTypeprotected float divisionTypeMIDIファイルの分割形式です。
- 
resolutionprotected int resolutionMIDIファイルのタイミング解像度です。
- 
byteLengthprotected int byteLengthMIDIファイルの長さをバイトで表示したものです。
- 
microsecondLengthprotected long microsecondLengthMIDIファイルのデュレーションをマイクロ秒で表示したものです。
 
- 
- 
コンストラクタの詳細- 
MidiFileFormatpublic MidiFileFormat(int type, float divisionType, int resolution, int bytes, long microseconds)MidiFileFormatを構築します。- パラメータ:
- type- MIDIファイルの型(0、1、または2)
- divisionType- タイミング分割形式(PPQ、またはSMPTE形式の1つ)
- resolution- タイミング解像度
- bytes- バイト単位のMIDIファイルの長さ、または未知の場合は- UNKNOWN_LENGTH
- microseconds- マイクロ秒単位でのファイルの存続期間、または未知の場合は- UNKNOWN_LENGTH
- 関連項目:
- UNKNOWN_LENGTH,- Sequence.PPQ,- Sequence.SMPTE_24,- Sequence.SMPTE_25,- Sequence.SMPTE_30DROP,- Sequence.SMPTE_30
 
- 
MidiFileFormatpublic MidiFileFormat(int type, float divisionType, int resolution, int bytes, long microseconds, Map<String,Object> properties)MidiFileFormatを、一式のプロパティを組み込んで構築します。- パラメータ:
- type- MIDIファイルの型(0、1、または2)
- divisionType- タイミング分割形式(PPQ、またはSMPTE形式の1つ)
- resolution- タイミング解像度
- bytes- バイト単位のMIDIファイルの長さ、または未知の場合は- UNKNOWN_LENGTH
- microseconds- マイクロ秒単位のファイルの長さ、またはわからない場合は- UNKNOWN_LENGTH
- properties- プロパティを指定した- Map<String,Object>オブジェクト
- 導入されたバージョン:
- 1.5
- 関連項目:
- UNKNOWN_LENGTH,- Sequence.PPQ,- Sequence.SMPTE_24,- Sequence.SMPTE_25,- Sequence.SMPTE_30DROP,- Sequence.SMPTE_30
 
 
- 
- 
メソッドの詳細- 
getTypepublic int getType()MIDIファイル・タイプを取得します。- 戻り値:
- ファイルの型(0、1、または2)
 
- 
getDivisionTypepublic float getDivisionType()MIDIファイルのタイミング分割形式を取得します。- 戻り値:
- 分割形式(PPQ、またはSMPTE形式の1つ)
- 関連項目:
- Sequence(float, int),- Sequence.PPQ,- Sequence.SMPTE_24,- Sequence.SMPTE_25,- Sequence.SMPTE_30DROP,- Sequence.SMPTE_30,- Sequence.getDivisionType()
 
- 
getResolutionpublic int getResolution()MIDIファイルのタイミング解像度を取得します。 分割形式がPPQの場合、解像度は1ビート当たりのティックで指定されます。 SMTPEタイミングの場合、解像度は1フレームあたりのティックで指定されます。- 戻り値:
- 1ビート当たり(PPQ)または1フレーム当たり(SMPTE)のティック数
- 関連項目:
- getDivisionType(),- Sequence.getResolution()
 
- 
getByteLengthpublic int getByteLength()MIDIファイルの長さを8ビット・バイト単位で取得します。- 戻り値:
- ファイル内のバイト数、またはわからない場合はUNKNOWN_LENGTH
- 関連項目:
- UNKNOWN_LENGTH
 
- 
getMicrosecondLengthpublic long getMicrosecondLength()MIDIファイルの長さをマイクロ秒単位で取得します。- 戻り値:
- マイクロ秒単位のファイルの長さ、またはわからない場合はUNKNOWN_LENGTH
- 関連項目:
- Sequence.getMicrosecondLength(),- getByteLength(),- UNKNOWN_LENGTH
 
- 
properties変更不可能なプロパティのマップを取得します。 プロパティの概念の詳細は、class descriptionの説明を参照してください。- 戻り値:
- すべてのプロパティを格納するMap<String,Object>オブジェクト。 プロパティが1つも認識されない場合は、空のマップが返される。
- 導入されたバージョン:
- 1.5
- 関連項目:
- getProperty(String)
 
- 
getPropertyキーによって指定されたプロパティ値を取得します。 プロパティの概念の詳細は、class descriptionの説明を参照してください。指定したプロパティが特定のファイル形式で定義されていない場合、このメソッドは nullを返します。- パラメータ:
- key- 取得したいプロパティのキー
- 戻り値:
- 指定されたキーを持つプロパティの値、またはプロパティが存在しない場合はnull
- 導入されたバージョン:
- 1.5
- 関連項目:
- properties()
 
 
-