モジュール java.xml
パッケージ org.w3c.dom.ranges

インタフェースRange


public interface Range
導入されたバージョン:
9、DOMレベル2
  • フィールドのサマリー

    フィールド 
    修飾子と型 フィールド 説明
    static short END_TO_END
    sourceRangeの終了境界点とcompareBoundaryPointsが呼び出されるRangeの終了境界点を比較します。
    static short END_TO_START
    sourceRangeの終了境界点とcompareBoundaryPointsが呼び出されるRangeの開始境界点を比較します。
    static short START_TO_END
    sourceRangeの開始境界点とcompareBoundaryPointsが呼び出されるRangeの終了境界点を比較します。
    static short START_TO_START
    sourceRangeの開始境界点とcompareBoundaryPointsが呼び出されるRangeの開始境界点を比較します。
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型 メソッド 説明
    DocumentFragment cloneContents()
    Rangeの内容を複製します。
    Range cloneRange()
    このRangeの境界点と同等の境界点を持つ新規Rangeを作成します。
    void collapse​(boolean toStart)
    境界点の1つにRangeを折りたたみます。
    short compareBoundaryPoints​(short how, Range sourceRange)
    ドキュメントの2つのRangeの境界点を比較します。
    void deleteContents()
    削除された内容への参照を返すことなく、含まれているドキュメントまたはドキュメントのフラグメントからRangeの内容を削除します。
    void detach()
    Rangeが使用されなくなったことと、実装がこのRangeに関連するリソースを放棄してもかまわないことを示すために呼び出されます。
    DocumentFragment extractContents()
    含まれているドキュメントまたはドキュメントのフラグメントからRangeの内容を移動します。
    boolean getCollapsed()
    Rangeが折りたたまれている場合はtrue。
    Node getCommonAncestorContainer()
    Rangeの2つの境界点のもっとも深い共通上位コンテナ。
    Node getEndContainer()
    内部でRangeが終了するノード。
    int getEndOffset()
    Rangeの終了ノード内のオフセット。
    Node getStartContainer()
    内部でRangeが始まるノード。
    int getStartOffset()
    Rangeの開始ノード内のオフセット。
    void insertNode​(Node newNode)
    ノードをDocumentまたはDocumentFragmentのRangeの開始位置に挿入します。
    void selectNode​(Node refNode)
    ノードとその内容を選択します。
    void selectNodeContents​(Node refNode)
    ノード内の内容を選択します。
    void setEnd​(Node refNode, int offset)
    Rangeの終了を記述する属性を設定します。
    void setEndAfter​(Node refNode)
    Rangeの終了をノードのあとに設定します。
    void setEndBefore​(Node refNode)
    終了位置をノードの前に設定します。
    void setStart​(Node refNode, int offset)
    Rangeの開始を記述する属性を設定します。
    void setStartAfter​(Node refNode)
    開始位置をノードのあとに設定します。
    void setStartBefore​(Node refNode)
    開始位置をノードの前に設定します。
    void surroundContents​(Node newParent)
    Rangeの内容を所定のノードの親として再設定し、再設定したノードをRangeの開始位置に挿入します。
    String toString()
    Rangeの内容を文字列として返します。
  • フィールド詳細

    • START_TO_START

      static final short START_TO_START
      sourceRangeの開始境界点とcompareBoundaryPointsが呼び出されるRangeの開始境界点を比較します。
      関連項目:
      定数フィールド値
    • START_TO_END

      static final short START_TO_END
      sourceRangeの開始境界点とcompareBoundaryPointsが呼び出されるRangeの終了境界点を比較します。
      関連項目:
      定数フィールド値
    • END_TO_END

      static final short END_TO_END
      sourceRangeの終了境界点とcompareBoundaryPointsが呼び出されるRangeの終了境界点を比較します。
      関連項目:
      定数フィールド値
    • END_TO_START

      static final short END_TO_START
      sourceRangeの終了境界点とcompareBoundaryPointsが呼び出されるRangeの開始境界点を比較します。
      関連項目:
      定数フィールド値
  • メソッドの詳細

    • getStartContainer

      Node getStartContainer() throws DOMException
      内部でRangeが始まるノード。
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • getStartOffset

      int getStartOffset() throws DOMException
      Rangeの開始ノード内のオフセット。
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • getEndContainer

      Node getEndContainer() throws DOMException
      内部でRangeが終了するノード。
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • getEndOffset

      int getEndOffset() throws DOMException
      Rangeの終了ノード内のオフセット。
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • getCollapsed

      boolean getCollapsed() throws DOMException
      Rangeが折りたたまれている場合はtrue。
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • getCommonAncestorContainer

      Node getCommonAncestorContainer() throws DOMException
      Rangeの2つの境界点のもっとも深い共通上位コンテナ。
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • setStart

      void setStart​(Node refNode, int offset) throws RangeException, DOMException
      Rangeの開始を記述する属性を設定します。
      パラメータ:
      refNode - refNode値。 このパラメータはnull以外でなければならない。
      offset - startOffset値。
      例外:
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: refNodeまたはrefNodeの上位がEntity、Notation、またはDocumentTypeノードの場合に発生する。
      DOMException - INDEX_SIZE_ERR: offsetが負であるか、refNodeの子の単位数よりも大きい場合に発生する。 refNodeがCharacterDataノード(TextまたはCommentノードなど)またはProcessingInstructionノードの型の場合、子の単位は16ビット単位である。 他のすべてのケースで、子の単位はNodesである。
      INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。

      WRONG_DOCUMENT_ERR: refNodeが、この範囲を作成したドキュメントとは異なるドキュメントから作成された場合に発生する。
    • setEnd

      void setEnd​(Node refNode, int offset) throws RangeException, DOMException
      Rangeの終了を記述する属性を設定します。
      パラメータ:
      refNode - refNode値。 このパラメータはnull以外でなければならない。
      offset - endOffset値。
      例外:
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: refNodeまたはrefNodeの上位がEntity、Notation、またはDocumentTypeノードの場合に発生する。
      DOMException - INDEX_SIZE_ERR: offsetが負であるか、refNodeの子の単位数よりも大きい場合に発生する。 refNodeがCharacterDataノード(TextまたはCommentノードなど)またはProcessingInstructionノードの型の場合、子の単位は16ビット単位である。 他のすべてのケースで、子の単位はNodesである。
      INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。

      WRONG_DOCUMENT_ERR: refNodeが、この範囲を作成したドキュメントとは異なるドキュメントから作成された場合に発生する。
    • setStartBefore

      void setStartBefore​(Node refNode) throws RangeException, DOMException
      開始位置をノードの前に設定します。
      パラメータ:
      refNode - RangeはrefNodeの前から始まる
      例外:
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: refNodeがAttr、Document、またはDocumentFragmentノードではない場合、またはrefNodeがDocument、DocumentFragment、Attr、Entity、またはNotationノードの場合に発生する。
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
      WRONG_DOCUMENT_ERR: refNodeが、この範囲を作成したドキュメントとは異なるドキュメントから作成された場合に発生する。
    • setStartAfter

      void setStartAfter​(Node refNode) throws RangeException, DOMException
      開始位置をノードのあとに設定します。
      パラメータ:
      refNode - RangeはrefNodeのあとから始まる
      例外:
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: refNodeがAttr、Document、またはDocumentFragmentノードではない場合、またはrefNodeがDocument、DocumentFragment、Attr、Entity、またはNotationノードの場合に発生する。
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
      WRONG_DOCUMENT_ERR: refNodeが、この範囲を作成したドキュメントとは異なるドキュメントから作成された場合に発生する。
    • setEndBefore

      void setEndBefore​(Node refNode) throws RangeException, DOMException
      終了位置をノードの前に設定します。
      パラメータ:
      refNode - RangeはrefNodeの前で終わる
      例外:
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: refNodeがAttr、Document、またはDocumentFragmentノードではない場合、またはrefNodeがDocument、DocumentFragment、Attr、Entity、またはNotationノードの場合に発生する。
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
      WRONG_DOCUMENT_ERR: refNodeが、この範囲を作成したドキュメントとは異なるドキュメントから作成された場合に発生する。
    • setEndAfter

      void setEndAfter​(Node refNode) throws RangeException, DOMException
      Rangeの終了をノードのあとに設定します。
      パラメータ:
      refNode - RangeはrefNodeのあとで終わる。
      例外:
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: refNodeがAttr、Document、またはDocumentFragmentノードではない場合、またはrefNodeがDocument、DocumentFragment、Attr、Entity、またはNotationノードの場合に発生する。
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
      WRONG_DOCUMENT_ERR: refNodeが、この範囲を作成したドキュメントとは異なるドキュメントから作成された場合に発生する。
    • collapse

      void collapse​(boolean toStart) throws DOMException
      境界点の1つにRangeを折りたたみます。
      パラメータ:
      toStart - trueの場合、Rangeを開始境界点に折りたたみ、falseの場合、終了境界点に折りたたむ。
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • selectNode

      void selectNode​(Node refNode) throws RangeException, DOMException
      ノードとその内容を選択します。
      パラメータ:
      refNode - 選択するノード。
      例外:
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: refNodeの上位がEntity、Notation、またはDocumentTypeノードの場合、またはrefNodeがDocument、DocumentFragment、Attr、Entity、またはNotationノードの場合に発生する。
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
      WRONG_DOCUMENT_ERR: refNodeが、この範囲を作成したドキュメントとは異なるドキュメントから作成された場合に発生する。
    • selectNodeContents

      void selectNodeContents​(Node refNode) throws RangeException, DOMException
      ノード内の内容を選択します。
      パラメータ:
      refNode - 内容が選択されるノード
      例外:
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: refNodeまたはrefNodeの上位がEntity、Notation、またはDocumentTypeノードの場合に発生する。
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
      WRONG_DOCUMENT_ERR: refNodeが、この範囲を作成したドキュメントとは異なるドキュメントから作成された場合に発生する。
    • compareBoundaryPoints

      short compareBoundaryPoints​(short how, Range sourceRange) throws DOMException
      ドキュメントの2つのRangeの境界点を比較します。
      パラメータ:
      how - 前述のように比較の種類を表すコード。
      sourceRange - 現在のRangeの比較対象のRange
      戻り値:
      Rangeの対応する境界点がsourceRangeの対応する境界点の前、同等、またはあとかに応じて、それぞれ -1、0、または1。
      例外:
      DOMException - WRONG_DOCUMENT_ERR: 2つのRangeが同じDocumentまたはDocumentFragmentにない場合に発生する。
      INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • deleteContents

      void deleteContents() throws DOMException
      削除された内容への参照を返すことなく、含まれているドキュメントまたはドキュメントのフラグメントからRangeの内容を削除します。
      例外:
      DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: Rangeの内容の一部が読取り専用の場合、またはRangeの内容を含むノードのいずれかが読取り専用の場合に発生する。
      INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • extractContents

      DocumentFragment extractContents() throws DOMException
      含まれているドキュメントまたはドキュメントのフラグメントからRangeの内容を移動します。
      戻り値:
      抽出された内容を含んでいるDocumentFragment
      例外:
      DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: Rangeの内容の一部が読取り専用の場合、またはRangeの内容を含むノードのいずれかが読取り専用の場合に発生する。
      HIERARCHY_REQUEST_ERR: DocumentTypeノードが新しいDocumentFragmentに抽出される場合に発生する。

      INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • cloneContents

      DocumentFragment cloneContents() throws DOMException
      Rangeの内容を複製します。
      戻り値:
      このRangeと同等の内容を含むDocumentFragment
      例外:
      DOMException - HIERARCHY_REQUEST_ERR: DocumentTypeノードが新しいDocumentFragmentに抽出される場合に発生する。
      INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • insertNode

      void insertNode​(Node newNode) throws DOMException, RangeException
      ノードをDocumentまたはDocumentFragmentのRangeの開始位置に挿入します。 コンテナがTextノードの場合、このノードはTextノードのsplitTextメソッドが挿入点で実行されたときのようにRangeの開始位置で分割されます。 隣接するTextノードは自動的に結合されます。 挿入されるノードがDocumentFragmentノードの場合、DocumentFragmentノード自体ではなくその子が挿入されます。
      パラメータ:
      newNode - Rangeの開始位置に挿入されるノード
      例外:
      DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: Rangeの開始の上位コンテナが読取り専用の場合に発生する。
      WRONG_DOCUMENT_ERR: newNodeおよびRangeの開始のコンテナが同じドキュメントから作成されていなかった場合に発生する。

      HIERARCHY_REQUEST_ERR: Rangeの開始のコンテナがnewNodeの型の子を許可しない型のコンテナの場合、またはnewNodeがコンテナの上位である場合に発生する。

      INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
      RangeException - INVALID_NODE_TYPE_ERR: newNodeがAttr、Entity、Notation、またはDocumentノードの場合に発生する。
    • surroundContents

      void surroundContents​(Node newParent) throws DOMException, RangeException
      Rangeの内容を所定のノードの親として再設定し、再設定したノードをRangeの開始位置に挿入します。
      パラメータ:
      newParent - 内容を囲むノード。
      例外:
      DOMException - NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR: Rangeのどちらかの境界点の上位コンテナが読取り専用の場合に発生する。
      WRONG_DOCUMENT_ERR: newParentおよびRangeの開始のコンテナが同じドキュメントから作成されていなかった場合に発生する。

      HIERARCHY_REQUEST_ERR: Rangeの開始のコンテナがnewParentの型の子を許可しない型のコンテナである場合、またはnewParentがコンテナの上位の場合、あるいはnodeが、nodeの型によって許可されていない型の子ノードで終わる場合に発生する。

      INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
      RangeException - BAD_BOUNDARYPOINTS_ERR: Rangeが部分的にテキスト以外のノードを選択した場合に発生する。
      INVALID_NODE_TYPE_ERR: nodeがAttr、Entity、DocumentType、Notation、DocumentまたはDocumentFragmentノードの場合に発生する。
    • cloneRange

      Range cloneRange() throws DOMException
      このRangeの境界点と同等の境界点を持つ新規Rangeを作成します。
      戻り値:
      重複するRange
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • toString

      String toString() throws DOMException
      Rangeの内容を文字列として返します。 この文字列には、マークアップではなくデータの文字だけが含まれます。
      オーバーライド:
      toString 、クラス:  Object
      戻り値:
      Rangeの内容
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。
    • detach

      void detach() throws DOMException
      Rangeが使用されなくなったことと、実装がこのRangeに関連するリソースを放棄してもかまわないことを示すために呼び出されます。 これ以降、このRange上でメソッドや属性を取得するものを呼び出すと、エラー・コードINVALID_STATE_ERRDOMExceptionがスローされます。
      例外:
      DOMException - INVALID_STATE_ERR: このオブジェクト上ですでにdetach()が呼び出されている場合に発生する。