- すべての実装されたインタフェース:
Serializable
,Cloneable
- 直系の既知のサブクラス:
SimpleDateFormat
DateFormat
は、言語に依存しない方法で日付または時刻をフォーマットおよび解析する、日付/時刻フォーマット・サブクラスの抽象クラスです。 SimpleDateFormat
などの日時フォーマット・サブクラスによって、フォーマット(日付→テキスト)、解析(テキスト→日付)および正規化を行うことができます。 日付は、Date
オブジェクトまたは1970年1月1日グリニッジ標準時00:00:00からのミリ秒で表現されます。
DateFormat
は、デフォルト値、指定されたロケール、いくつかのフォーマット・スタイルに基づいて、デフォルトの日時フォーマッタを取得する多くのクラス・メソッドを提供します。 フォーマット・スタイルにはFULL
、LONG
、MEDIUM
、およびSHORT
があります。 これらのスタイルの詳細と使用例については、メソッドの説明を参照してください。
DateFormat
は、すべてのロケールの日付についてフォーマットおよび解析を支援します。 コードは、月、曜日、カレンダ・フォーマット、陰暦太陽暦などロケールの慣習とは完全に独立しています。
現在のロケール用に日付をフォーマットするためには、次のstaticファクトリ・メソッドの1つを使用します。
myString = DateFormat.getDateInstance().format(myDate);
複数の日付をフォーマットする場合には、そのフォーマットを取得して、それを複数回使う方が効率的です。これにより、システムがローカルの言語と国のルールを何度も取得する必要がなくなります。
DateFormat df = DateFormat.getDateInstance(); for (int i = 0; i < myDate.length; ++i) { output.println(df.format(myDate[i]) + "; "); }
ある日付を異なるロケールに対してフォーマットする場合には、getDateInstance()
の呼出しにその日付を指定します。
DateFormat df = DateFormat.getDateInstance(DateFormat.LONG, Locale.FRANCE);
指定されたロケールに、"ca" (calendar)、"rg" (リージョン・オーバーライド)、および/または"tz" (timezone) 「Unicode拡張」が含まれている場合、カレンダ、国および/または書式設定のタイムゾーンがオーバーライドされます。 "ca"と"rg"の両方が指定されている場合、"ca"拡張子のカレンダは、"rg"拡張子の暗黙のものよりも優先されます。
さらに、解析のためにDateFormatを使用できます。
myDate = df.parse(myString);
その国の通常の日付フォーマットを取得するには、getDateInstance
を使用します。 ほかにも使用可能なstaticファクトリ・メソッドがあります。 その国の時刻フォーマットを取得するには、getTimeInstance
を使用します。 日付と時刻フォーマットを取得するには、getDateTimeInstance
を使用します。 結果の長さを制御するために、これらのファクトリ・メソッドを異なるオプションで渡すことができます(SHORT
からMEDIUM
、LONG
、FULL
へ)。 正確な結果はロケールに依存しますが、一般的には次のようになります。
SHORT
はすべて数値で、12.13.52
や3:30pm
などMEDIUM
はそれより長い形式で、Jan 12, 1952
などLONG
はさらに長い形式で、January 12, 1952
や3:30:32pm
などFULL
はほぼ完全に指定する形式で、Tuesday, April 12, 1952 AD or 3:30:42pm PST
など。
必要に応じて、フォーマットにタイムゾーンを設定することもできます。 フォーマットや解析をさらに制御する場合(または、ユーザーにそのような制御を与える場合)には、ファクトリ・メソッドから得たDateFormat
をSimpleDateFormat
にキャストする方法を試行することもできます。 この方法はほとんどの国に有効ですが、そうでない場合に備えて、try
ブロックに入れるようにしてください。
さらに、parseとformatメソッドの形式をParsePosition
とFieldPosition
とともに使用すれば、次のことが可能です。
- 文字列のそれぞれの部分を段階的に解析する。
- 特定のフィールドを位置合わせしたり、画面上のどこが選択状態なのかを調査する。
Synchronization
日付フォーマットは同期化されません。 スレッドごとに別のフォーマット・インスタンスを作成することをお薦めします。 複数のスレッドがフォーマットに並行してアクセスする場合は、外部的に同期化する必要があります。
- 実装要件:
format(Date, StringBuffer, FieldPosition)
とparse(String, ParsePosition)
メソッドは、パラメータがnull
の場合、NullPointerException
をスローすることがあります。 サブクラスは、NullPointerException
に関する独自の実装と仕様を提供することができます。setCalendar(Calendar)
、setNumberFormat(NumberFormat)
、およびsetTimeZone(TimeZone)
メソッドは、パラメータがnull
の場合はNullPointerException
をスローしませんが、同じインスタンス上の後続の操作でNullPointerException
がスローされる可能性があります。getCalendar()
、getNumberFormat()
およびgetTimeZone()
メソッドは、このインスタンスのそれぞれの値が対応するセッター・メソッドを介してnull
に設定されている場合、null
を返します。 例えば: このインスタンスのTimeZone
値がsetTimeZone(null)
として設定されている場合、getTimeZone()
はnull
を返します。
- 導入されたバージョン:
- 1.1
- 関連項目:
Format
,NumberFormat
,SimpleDateFormat
,Calendar
,GregorianCalendar
,TimeZone
, 直列化された形式
-
ネストされたクラスのサマリー
ネストされたクラス修飾子と型クラス説明static class
DateFormat.formatToCharacterIterator
から返されたAttributedCharacterIterator
内の属性キー、およびFieldPosition
内のフィールド識別子として使用する定数を定義します。 -
フィールドのサマリー
フィールド修飾子と型フィールド説明static int
AM_PMフィールドの位置合わせのための定数です。protected Calendar
日付/時刻フィールドとそのインスタントを計算するために使用されるCalendar
インスタンスです。static int
DATEフィールドの位置合わせのための定数です。static int
DAY_OF_WEEKフィールドの位置合わせのための定数です。static int
DAY_OF_WEEK_IN_MONTHフィールドの位置合わせのための定数です。static int
DAY_OF_YEARフィールドの位置合わせのための定数です。static int
デフォルト・スタイル・パターンのための定数です。static int
ERAフィールドの位置合わせのための定数です。static int
全スタイル・パターンのための定数です。static int
0から始まるHOUR_OF_DAYフィールドの位置合わせのための定数です。static int
1から始まるHOUR_OF_DAYフィールドの位置合わせのための定数です。static int
0から始まるHOURフィールドの位置合わせのための定数です。static int
1から始まるHOURフィールドの位置合わせのための定数です。static int
長いスタイル・パターンのための定数です。static int
長さが中位のスタイル・パターンのための定数です。static int
MILLISECONDフィールドの位置合わせのための定数です。static int
MINUTEフィールドの位置合わせのための定数です。static int
MONTHフィールドの位置合わせのための定数です。protected NumberFormat
日付と時刻の数値をフォーマットするためにDateFormat
が使用する数値フォーマッタです。static int
SECONDフィールドの位置合わせのための定数です。static int
短いスタイル・パターンのための定数です。static int
TIMEZONEフィールドの位置合わせのための定数です。static int
WEEK_OF_MONTHフィールドの位置合わせのための定数です。static int
WEEK_OF_YEARフィールドの位置合わせのための定数です。static int
YEARフィールドの位置合わせのための定数です。 -
コンストラクタのサマリー
コンストラクタ -
メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明clone()
Cloneableをオーバーライドします。boolean
equalsをオーバーライドします。format(Object obj, StringBuffer toAppendTo, FieldPosition fieldPosition)
指定されたObject
を日時文字列にフォーマットします。Date
を日時文字列にフォーマットします。abstract StringBuffer
format(Date date, StringBuffer toAppendTo, FieldPosition fieldPosition)
Date
を日時文字列にフォーマットします。static Locale[]
このクラスのget*Instance
メソッドがローカライズされたインスタンスを返すことのできるロケールすべての配列を返します。この日付/時刻フォーマッタに対応するカレンダを取得します。static DateFormat
デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、デフォルトのフォーマット・スタイルを持つ日付フォーマッタを取得します。static DateFormat
getDateInstance(int style)
デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ日付フォーマッタを取得します。static DateFormat
getDateInstance(int style, Locale aLocale)
指定されたロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ日付フォーマッタを取得します。static DateFormat
デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、デフォルトのフォーマット・スタイルを持つ日時フォーマッタを取得します。static DateFormat
getDateTimeInstance(int dateStyle, int timeStyle)
デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、指定された日時フォーマット・スタイルを持つ日時フォーマッタを取得します。static DateFormat
getDateTimeInstance(int dateStyle, int timeStyle, Locale aLocale)
指定されたロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ日付/時刻フォーマッタを取得します。static DateFormat
日付と時間の両方に対しSHORTスタイルを持つ日時フォーマッタを取得します。時間のフォーマットと解析のためにこの日時フォーマッタが使用する数値フォーマッタを取得します。static DateFormat
デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、デフォルトのフォーマット・スタイルを持つ時間フォーマッタを取得します。static DateFormat
getTimeInstance(int style)
デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ時間フォーマッタを取得します。static DateFormat
getTimeInstance(int style, Locale aLocale)
指定されたロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ時刻フォーマッタを取得します。タイムゾーンを取得します。int
hashCode()
hashCodeをオーバーライドします。boolean
日時の解析を厳密に行うかどうかを判定します。指定された文字列の先頭からテキストを解析して日付を生成します。abstract Date
parse(String source, ParsePosition pos)
指定された解析位置に従って日付/時刻文字列を解析します。parseObject(String source, ParsePosition pos)
文字列からテキストを解析してDate
を生成します。void
setCalendar(Calendar newCalendar)
この日付フォーマットで使用するカレンダを設定します。void
setLenient(boolean lenient)
日時解析を厳密に行うかどうかを設定します。void
setNumberFormat(NumberFormat newNumberFormat)
数値フォーマッタを設定します。void
setTimeZone(TimeZone zone)
このDateFormat
オブジェクトのカレンダのタイムゾーンを設定します。クラス java.text.Formatで宣言されたメソッド
format, formatToCharacterIterator, parseObject
-
フィールド詳細
-
calendar
protected Calendar calendar -
numberFormat
protected NumberFormat numberFormat日付と時刻の数値をフォーマットするためにDateFormat
が使用する数値フォーマッタです。 サブクラスは、これを、このDateFormat
に関連付けられているロケールに適した数値フォーマットに初期化します。 -
ERA_FIELD
public static final int ERA_FIELDERAフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
YEAR_FIELD
public static final int YEAR_FIELDYEARフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
MONTH_FIELD
public static final int MONTH_FIELDMONTHフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
DATE_FIELD
public static final int DATE_FIELDDATEフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
HOUR_OF_DAY1_FIELD
public static final int HOUR_OF_DAY1_FIELD1から始まるHOUR_OF_DAYフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。 HOUR_OF_DAY1_FIELDは、1から始まる24時間時計で使用します。 たとえば、23:59+01:00は24:59となります。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
HOUR_OF_DAY0_FIELD
public static final int HOUR_OF_DAY0_FIELD0から始まるHOUR_OF_DAYフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。 HOUR_OF_DAY0_FIELDは、0から始まる24時間時計で使用します。 たとえば、23:59+01:00は00:59となります。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
MINUTE_FIELD
public static final int MINUTE_FIELDMINUTEフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
SECOND_FIELD
public static final int SECOND_FIELDSECONDフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
MILLISECOND_FIELD
public static final int MILLISECOND_FIELDMILLISECONDフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
DAY_OF_WEEK_FIELD
public static final int DAY_OF_WEEK_FIELDDAY_OF_WEEKフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
DAY_OF_YEAR_FIELD
public static final int DAY_OF_YEAR_FIELDDAY_OF_YEARフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
DAY_OF_WEEK_IN_MONTH_FIELD
public static final int DAY_OF_WEEK_IN_MONTH_FIELDDAY_OF_WEEK_IN_MONTHフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
WEEK_OF_YEAR_FIELD
public static final int WEEK_OF_YEAR_FIELDWEEK_OF_YEARフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
WEEK_OF_MONTH_FIELD
public static final int WEEK_OF_MONTH_FIELDWEEK_OF_MONTHフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
AM_PM_FIELD
public static final int AM_PM_FIELDAM_PMフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
HOUR1_FIELD
public static final int HOUR1_FIELD1から始まるHOURフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。 HOUR1_FIELDは、1から始まる12時間時計で使用します。 たとえば、11:30 PM+1時間は12:30 AMとなります。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
HOUR0_FIELD
public static final int HOUR0_FIELD0から始まるHOURフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。 HOUR0_FIELDは、0から始まる12時間時計で使用します。 たとえば、11:30 PM+1時間は00:30 AMとなります。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
TIMEZONE_FIELD
public static final int TIMEZONE_FIELDTIMEZONEフィールドの位置合わせのための定数です。 日時フォーマット機能のFieldPositionで使用します。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
FULL
public static final int FULL全スタイル・パターンのための定数です。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
LONG
public static final int LONG長いスタイル・パターンのための定数です。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
MEDIUM
public static final int MEDIUM長さが中位のスタイル・パターンのための定数です。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
SHORT
public static final int SHORT短いスタイル・パターンのための定数です。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
DEFAULT
public static final int DEFAULTデフォルト・スタイル・パターンのための定数です。 値はMEDIUMです。- 関連項目:
- 定数フィールド値
-
-
コンストラクタの詳細
-
DateFormat
protected DateFormat()新しい日付フォーマットを作成します。
-
-
メソッドの詳細
-
format
public final StringBuffer format(Object obj, StringBuffer toAppendTo, FieldPosition fieldPosition)指定されたObject
を日時文字列にフォーマットします。 フォーマットされた文字列は、指定されたStringBuffer
に追加されます。- 定義:
format
、クラス:Format
- パラメータ:
obj
-Date
またはNumber
で、「エポック」からミリ秒オフセットを表す必要があります。toAppendTo
- 返される日時文字列の文字列バッファ。fieldPosition
- 返された文字列内のフィールドの位置を追跡します。 例えば、日時テキスト"1996.07.10 AD at 15:08:56 PDT"
が与えられている場合、与えられたfieldPosition
がYEAR_FIELD
であれば、fieldPosition
のbegin indexとend indexはそれぞれ0と4に設定されます。 同じ日付/時間フィールドがパターン内に複数回現れた場合、その日時フィールドが最初に出現するようにfieldPosition
が設定されます。 たとえば、パターン"h a z (zzzz)"
とフィールドTIMEZONE_FIELD
を使用してDate
を日付時間文字列"1 PM PDT (Pacific Daylight Time)"
にフォーマットすると、fieldPosition
のbeginインデックスとendインデックスは、タイムゾーン・パターン文字の最初のオカレンスに対してそれぞれ5と8に設定されます'z'
。- 戻り値:
toAppendTo
として渡される文字列バッファ。フォーマットされたテキストが追加される- 例外:
IllegalArgumentException
-Format
が指定されたobj
をフォーマットできない場合。- 関連項目:
Format
-
format
public abstract StringBuffer format(Date date, StringBuffer toAppendTo, FieldPosition fieldPosition)Date
を日時文字列にフォーマットします。 フォーマットされた文字列は、指定されたStringBuffer
に追加されます。- パラメータ:
date
- Date-日付文字列にフォーマットされる日付。toAppendTo
- 返される日時文字列の文字列バッファ。fieldPosition
- 返された文字列内のフィールドの位置を追跡します。 例えば、日時テキスト"1996.07.10 AD at 15:08:56 PDT"
が与えられている場合、与えられたfieldPosition
がYEAR_FIELD
であれば、fieldPosition
のbegin indexとend indexはそれぞれ0と4に設定されます。 同じ日付/時間フィールドがパターン内に複数回現れた場合、その日時フィールドが最初に出現するようにfieldPosition
が設定されます。 たとえば、パターン"h a z (zzzz)"
とフィールドTIMEZONE_FIELD
を使用してDate
を日付時間文字列"1 PM PDT (Pacific Daylight Time)"
にフォーマットすると、fieldPosition
のbeginインデックスとendインデックスは、タイムゾーン・パターン文字の最初のオカレンスに対してそれぞれ5と8に設定されます'z'
。- 戻り値:
toAppendTo
として渡される文字列バッファ。フォーマットされたテキストが追加される
-
format
Date
を日時文字列にフォーマットします。- パラメータ:
date
- 日付値の文字列にフォーマットされる時間の値。- 戻り値:
- フォーマットされた日付/時間文字列。
-
parse
public Date parse(String source) throws ParseException指定された文字列の先頭からテキストを解析して日付を生成します。 メソッドは指定された文字列のテキスト全体に使用されない場合もあります。日付の解析の詳細については、
parse(String, ParsePosition)
メソッドを参照してください。- パラメータ:
source
- 先頭が解析されるString
。- 戻り値:
- 文字列から解析される
Date
。 - 例外:
ParseException
- 指定された文字列の先頭が解析できない場合。
-
parse
public abstract Date parse(String source, ParsePosition pos)指定された解析位置に従って日付/時刻文字列を解析します。 たとえば、時刻テキスト"07/10/96 4:5 PM, PDT"
が、Date(837039900000L)
と同等なDate
に解析されます。デフォルト値では、解析は厳密ではありません。入力が、このオブジェクトのフォーマット・メソッドで使用される形式ではないが、日付として解析可能であれば、解析は正常に行われます。 クライアントは、
setLenient(false)
を呼び出すことによって、このフォーマットを厳密に要求できます。この解析操作は、
calendar
を使用してDate
を生成します。 その結果、サブクラスの実装によっては、calendar
の日時フィールドおよびTimeZone
値が上書きされた可能性があります。 さらに操作を行うには、setTimeZone
の呼出しによってすでに設定されているTimeZone
値の復元が必要になることもあります。- パラメータ:
source
- 解析する日付/時間文字列pos
- 入力時は、解析を開始する位置。出力時は、解析が終了した位置、または解析が失敗した場合には開始位置。- 戻り値:
Date
。入力解析ができない場合はnull
-
parseObject
public Object parseObject(String source, ParsePosition pos)文字列からテキストを解析してDate
を生成します。メソッドは
pos
によって指定されたインデックスを開始位置としてテキストの解析を試みます。 解析が完了すると、pos
のインデックスは、使用された最後の文字(解析では、文字列の最後までのすべての文字が使用されるとは限らない)のあとのインデックスに更新され、解析された日付が返されます。 更新されたpos
は、このメソッドの次の呼出しの開始点を示すのに使用できます。 エラーが発生した場合は、pos
のインデックスは変更されず、エラーが発生した文字のインデックスにpos
のエラー・インデックスが設定され、nullが返されます。日付の解析の詳細については、
parse(String, ParsePosition)
メソッドを参照してください。- 定義:
parseObject
、クラス:Format
- パラメータ:
source
- 部分的に解析されるString
。pos
- 上記のインデックスおよびエラー・インデックス情報を持つParsePosition
オブジェクト- 戻り値:
- 文字列から解析される
Date
。 エラーの場合はnullを返す。 - 例外:
NullPointerException
-source
またはpos
がnullの場合。
-
getTimeInstance
public static final DateFormat getTimeInstance()デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、デフォルトのフォーマット・スタイルを持つ時間フォーマッタを取得します。これは、
getTimeInstance(DEFAULT, Locale.getDefault(Locale.Category.FORMAT))
の呼び出しと同等です。- 戻り値:
- 時刻フォーマッタ。
- 関連項目:
Locale.getDefault(java.util.Locale.Category)
、Locale.Category.FORMAT
-
getTimeInstance
public static final DateFormat getTimeInstance(int style)デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ時間フォーマッタを取得します。これは、
getTimeInstance(style, Locale.getDefault(Locale.Category.FORMAT))
の呼び出しと同等です。- パラメータ:
style
- 指定するフォーマット・スタイル。 たとえば、USロケールでのh:mm aに対するSHORT。- 戻り値:
- 時刻フォーマッタ。
- 関連項目:
Locale.getDefault(java.util.Locale.Category)
、Locale.Category.FORMAT
-
getTimeInstance
public static final DateFormat getTimeInstance(int style, Locale aLocale)指定されたロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ時刻フォーマッタを取得します。- パラメータ:
style
- 指定するフォーマット・スタイル。 たとえば、USロケールでのh:mm aに対するSHORT。aLocale
- 指定されたロケール。- 戻り値:
- 時刻フォーマッタ。
-
getDateInstance
public static final DateFormat getDateInstance()デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、デフォルトのフォーマット・スタイルを持つ日付フォーマッタを取得します。これは、
getDateInstance(DEFAULT, Locale.getDefault(Locale.Category.FORMAT))
の呼び出しと同等です。- 戻り値:
- 日付フォーマッタ。
- 関連項目:
Locale.getDefault(java.util.Locale.Category)
、Locale.Category.FORMAT
-
getDateInstance
public static final DateFormat getDateInstance(int style)デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ日付フォーマッタを取得します。これは、
getDateInstance(style, Locale.getDefault(Locale.Category.FORMAT))
の呼び出しと同等です。- パラメータ:
style
- 指定するフォーマット・スタイル。 たとえば、USロケールでのM/d/yyに対するSHORT。- 戻り値:
- 日付フォーマッタ。
- 関連項目:
Locale.getDefault(java.util.Locale.Category)
、Locale.Category.FORMAT
-
getDateInstance
public static final DateFormat getDateInstance(int style, Locale aLocale)指定されたロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ日付フォーマッタを取得します。- パラメータ:
style
- 指定するフォーマット・スタイル。 たとえば、USロケールでのM/d/yyに対するSHORT。aLocale
- 指定されたロケール。- 戻り値:
- 日付フォーマッタ。
-
getDateTimeInstance
public static final DateFormat getDateTimeInstance()デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、デフォルトのフォーマット・スタイルを持つ日時フォーマッタを取得します。これは、
getDateTimeInstance(DEFAULT, Locale.getDefault(Locale.Category.FORMAT))
の呼び出しと同等です。- 戻り値:
- 日時フォーマッタ。
- 関連項目:
Locale.getDefault(java.util.Locale.Category)
、Locale.Category.FORMAT
-
getDateTimeInstance
public static final DateFormat getDateTimeInstance(int dateStyle, int timeStyle)デフォルトのFORMAT
ロケールに対し、指定された日時フォーマット・スタイルを持つ日時フォーマッタを取得します。これは、
getDateTimeInstance(dateStyle, timeStyle, Locale.getDefault(Locale.Category.FORMAT))
の呼び出しと同等です。- パラメータ:
dateStyle
- 指定する日付フォーマット・スタイル。 たとえば、USロケールでのM/d/yyに対するSHORT。timeStyle
- 指定する時刻フォーマット・スタイル。 たとえば、USロケールでのh:mm aに対するSHORT。- 戻り値:
- 日時フォーマッタ。
- 関連項目:
Locale.getDefault(java.util.Locale.Category)
、Locale.Category.FORMAT
-
getDateTimeInstance
public static final DateFormat getDateTimeInstance(int dateStyle, int timeStyle, Locale aLocale)指定されたロケールに対し、指定されたフォーマット・スタイルを持つ日付/時刻フォーマッタを取得します。- パラメータ:
dateStyle
- 指定する日付フォーマット・スタイル。timeStyle
- 指定する時刻フォーマット・スタイル。aLocale
- 指定されたロケール。- 戻り値:
- 日時フォーマッタ。
-
getInstance
public static final DateFormat getInstance()日付と時間の両方に対しSHORTスタイルを持つ日時フォーマッタを取得します。- 戻り値:
- 日時フォーマッタ
-
getAvailableLocales
public static Locale[] getAvailableLocales()このクラスのget*Instance
メソッドがローカライズされたインスタンスを返すことのできるロケールすべての配列を返します。 返される配列は、JavaランタイムおよびインストールされているDateFormatProvider
実装によってサポートされているロケールの和集合を表します。 これには、Locale.US
と等価なLocale
インスタンスが少なくとも1つ含まれている必要があります。- 戻り値:
- ローカライズされた
DateFormat
インスタンスを使用可能なロケールの配列。
-
setCalendar
public void setCalendar(Calendar newCalendar)この日付フォーマットで使用するカレンダを設定します。 最初は、指定されたロケールまたはデフォルトのロケールに対し、デフォルトのカレンダが使用されます。- パラメータ:
newCalendar
- 日付フォーマットで使用する新しいCalendar
。
-
getCalendar
public Calendar getCalendar()この日付/時刻フォーマッタに対応するカレンダを取得します。- 戻り値:
- この日時フォーマッタに対応するカレンダ。
-
setNumberFormat
public void setNumberFormat(NumberFormat newNumberFormat)数値フォーマッタを設定します。- パラメータ:
newNumberFormat
- 指定する新しいNumberFormat。
-
getNumberFormat
public NumberFormat getNumberFormat()時間のフォーマットと解析のためにこの日時フォーマッタが使用する数値フォーマッタを取得します。- 戻り値:
- この日時フォーマッタが使用する数値フォーマッタ。
-
setTimeZone
public void setTimeZone(TimeZone zone)このDateFormat
オブジェクトのカレンダのタイムゾーンを設定します。 このメソッドは次の呼び出しと等価です。getCalendar().setTimeZone(zone)
このメソッドで設定された
TimeZone
は、setCalendar
の呼出しで上書きされます。parseメソッドの呼出しの結果として、このメソッドで設定された
TimeZone
が上書きされる可能性があります。- パラメータ:
zone
- 指定する新しいタイムゾーン。
-
getTimeZone
public TimeZone getTimeZone()タイムゾーンを取得します。 このメソッドは次の呼び出しと等価です。getCalendar().getTimeZone()
- 戻り値:
- DateFormatのカレンダに対応するタイムゾーン。
-
setLenient
public void setLenient(boolean lenient)日時解析を厳密に行うかどうかを設定します。 厳密でない解析では、解析機能は、ヒューリスティックな方法を使って、このオブジェクトのフォーマットと完全には一致しない入力を解釈することがあります。 厳密な解析では、入力はこのオブジェクトのフォーマットと一致する必要があります。このメソッドは次の呼び出しと等価です。
getCalendar().setLenient(lenient)
この非厳密の値は、
setCalendar()
の呼出しによって上書きされます。- パラメータ:
lenient
-true
の場合は厳密ではない解析- 関連項目:
Calendar.setLenient(boolean)
-
isLenient
public boolean isLenient()日時の解析を厳密に行うかどうかを判定します。 このメソッドは次の呼び出しと等価です。getCalendar().isLenient()
- 戻り値:
calendar
が非厳密である場合はtrue
、それ以外の場合はfalse
。- 関連項目:
Calendar.isLenient()
-
hashCode
public int hashCode()hashCodeをオーバーライドします。- オーバーライド:
hashCode
、クラス:Object
- 戻り値:
- このオブジェクトのハッシュ・コード値。
- 関連項目:
Object.equals(java.lang.Object)
,System.identityHashCode(java.lang.Object)
-
equals
public boolean equals(Object obj)equalsをオーバーライドします。- オーバーライド:
equals
、クラス:Object
- パラメータ:
obj
- 比較対象の参照オブジェクト。- 戻り値:
- このオブジェクトがobj引数と同じである場合は
true
、それ以外の場合はfalse
。 - 関連項目:
Object.hashCode()
、HashMap
-
clone
public Object clone()Cloneableをオーバーライドします。
-