モジュール jdk.management
パッケージ com.sun.management

クラスVMOption

java.lang.Object
com.sun.management.VMOption

public class VMOption extends Object
VMオプションの値やその値の元の位置(originと呼ばれる)などを含む、VMオプションに関する情報です。

それぞれのVMオプションにデフォルト値があります。 VMオプションは、通常は起動ツールへのコマンド行引数として、またはJNI呼出しインタフェースを使用して作成されたVMに渡される引数として、VM作成時に設定できます。 また、VMオプションは、環境変数または構成ファイルで設定することもできます。 VMオプションは、VMの起動後に管理インタフェースによって動的に設定することもできます。 VMOptionには、VMオプションの値と、このVMOptionオブジェクトが構築された時点でのその値の起点が含まれます。 VMオプションの値は、VMOptionオブジェクトの構築後に変更することもできます。

導入されたバージョン:
1.6
  • ネストされたクラスのサマリー

    ネストされたクラス
    修飾子と型
    クラス
    説明
    static class 
    VMオプションの値の起点です。
  • コンストラクタのサマリー

    コンストラクタ
    コンストラクタ
    説明
    VMOption​(String name, String value, boolean writeable, VMOption.Origin origin)
    VMOptionを構築します。
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    static VMOption
    指定されたCompositeDataにより表されたVMOptionオブジェクトを返します。
    このVMオプションの名前を返します。
    このVMオプションの値の起点を返します。
    このVMOptionが作成された時点の、このVMオプションの値を返します。
    boolean
    このVMオプションが書込み可能かどうかをテストします。

    クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

    clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
  • コンストラクタの詳細

    • VMOption

      public VMOption(String name, String value, boolean writeable, VMOption.Origin origin)
      VMOptionを構築します。
      パラメータ:
      name - VMオプションの名前。
      value - VMオプションの値。
      writeable - VMオプションを動的に設定できる場合はtrue、そうでない場合はfalse
      origin - VMオプションの値の元の位置。
      例外:
      NullPointerException - nameまたはvalueがnullの場合
  • メソッドの詳細

    • getName

      public String getName()
      このVMオプションの名前を返します。
      戻り値:
      このVMオプションの名前。
    • getValue

      public String getValue()
      このVMOptionが作成された時点の、このVMオプションの値を返します。 値は変更されていることがあります。
      戻り値:
      このVMOptionが作成された時点のVMオプションの値。
    • getOrigin

      public VMOption.Origin getOrigin()
      このVMオプションの値の起点を返します。 つまり、このVMオプションの値の元の位置です。
      戻り値:
      このVMオプションの値の元の位置。
    • isWriteable

      public boolean isWriteable()
      このVMオプションが書込み可能かどうかをテストします。 このVMオプションが書込み可能な場合は、HotSpotDiagnosticMXBean.setVMOptionメソッドによって設定できます。
      戻り値:
      このVMオプションが書込み可能な場合はtrue、そうでない場合はfalse
    • from

      public static VMOption from(CompositeData cd)
      指定されたCompositeDataにより表されたVMOptionオブジェクトを返します。 指定されたCompositeDataは、次の属性を含む必要があります。
      description
      属性名
      name java.lang.String
      value java.lang.String
      origin java.lang.String
      writeable java.lang.Boolean
      パラメータ:
      cd - VMOptionを表すCompositeData
      戻り値:
      cdnullでない場合はcdにより表されるVMOptionオブジェクト、そうでない場合はnull
      例外:
      IllegalArgumentException - cdが前述の属性を持つVMOptionを表さない場合。