モジュール jdk.httpserver

クラスHttpServerProvider

java.lang.Object
com.sun.net.httpserver.spi.HttpServerProvider

public abstract class HttpServerProvider extends Object
HttpServerのためのサービス・プロバイダ・クラス。 HttpServerProviderのサブクラスは、HttpServerの実装と関連クラスを提供します。 アプリケーションでは、通常はこのクラスは使用されません。 プロバイダを見つけてロードする方法については、provider()を参照してください。
  • コンストラクタの詳細

    • HttpServerProvider

      protected HttpServerProvider()
      このクラスの新しいインスタンスを初期化します。
      例外:
      SecurityException - セキュリティ・マネージャがインストールされており、それがRuntimePermission("httpServerProvider")を拒否する場合
  • メソッドの詳細

    • createHttpServer

      public abstract HttpServer createHttpServer(InetSocketAddress addr, int backlog) throws IOException
      このプロバイダからHttpServerを作成します。
      パラメータ:
      addr - バインド先のアドレス。 nullも可
      backlog - ソケットのバックログ。 zeroはシステム・デフォルトを意味する
      戻り値:
      HttpServerのインスタンス
      例外:
      IOException - 入出力エラーが発生した場合
    • createHttpsServer

      public abstract HttpsServer createHttpsServer(InetSocketAddress addr, int backlog) throws IOException
      このプロバイダからHttpsServerを作成します。
      パラメータ:
      addr - バインド先のアドレス。 nullも可
      backlog - ソケットのバックログ。 zeroはシステム・デフォルトを意味する
      戻り値:
      HttpServerのインスタンス
      例外:
      IOException - 入出力エラーが発生した場合
    • provider

      public static HttpServerProvider provider()
      このJava仮想マシン呼出しのためのシステム全体のデフォルトHttpServerProviderを返します。

      このメソッドを最初に呼び出したとき、次の手順でデフォルト・プロバイダ・オブジェクトが検出されます。

      1. システム・プロパティcom.sun.net.httpserver.HttpServerProviderが定義されている場合、具象プロバイダ・クラスの完全修飾名になります。 その後、クラスがロードされ、インスタンスが作成されます。この処理に失敗した場合は、未指定の未チェック・エラーまたは例外がスローされます。

      2. システム・クラス・ローダーの認識するjarファイルにプロバイダ・クラスがインストールされていて、このjarファイルにリソース・ディレクトリMETA-INF/services内のプロバイダ構成ファイルcom.sun.net.httpserver.HttpServerProviderが含まれている場合、そのファイルに指定されている最初のクラス名が使用されます。 その後、クラスがロードされ、インスタンスが作成されます。この処理に失敗した場合は、未指定の未チェック・エラーまたは例外がスローされます。

      3. 最後に、上記の手段で指定されたプロバイダが存在しない場合は、システムのデフォルト・プロバイダ・クラスのインスタンスが作成され、結果が返されます。

      次回以降の呼出しでも、1回目の呼出し時に返されたプロバイダが返されます。

      戻り値:
      システム全体のデフォルトHttpServerProvider