- すべての実装されたインタフェース:
Serializable
,Cloneable
,Attributes
BasicAttributesは、大文字と小文字の区別ありと、大文字と小文字の区別なしのどちらかになります。 このプロパティは、BasicAttributesコンストラクタが呼び出された時点で決定されます。 大文字と小文字の区別をしないBasicAttributesの場合は、属性の検索または属性の追加の際に、属性識別子の大文字と小文字は区別されません。 大文字と小文字の区別をするBasicAttributesの場合は、大文字と小文字は区別されます。
BasicAttributesクラスがAttributeを作成する必要がある場合、BasicAttributeを使用します。 BasicAttributeに依存しているものはほかにありません。
BasicAttributesの変更(属性の追加、削除など)は、該当するディレクトリの属性の表示には影響しません。 ディレクトリの変更は、DirContextインタフェースの操作を使用した場合に限り、有効になります。
BasicAttributesインスタンスは、並行マルチスレッド・アクセスに対して同期化されません。 単一のBasicAttributesインスタンスをアクセスおよび変更しようとする複数のスレッドによって、オブジェクトはロックされます。
- 導入されたバージョン:
- 1.3
- 関連項目:
-
コンストラクタのサマリー
コンストラクタコンストラクタ説明Attributesのインスタンスを新しく構築します。BasicAttributes
(boolean ignoreCase) Attributesのインスタンスを新しく構築します。BasicAttributes
(String attrID, Object val) Attributesのインスタンスを1つの属性で新しく構築します。BasicAttributes
(String attrID, Object val, boolean ignoreCase) Attributesのインスタンスを1つの属性で新しく構築します。 -
メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明clone()
属性セットのコピーを作成します。boolean
このBasicAttributes
が別のAttributes
と等しいかどうかを決定します。2つのAttributes
は、両方ともAttributes
のインスタンスであり、属性IDの大文字と小文字を同じ方法で処理し、同じ属性を含む場合に等しくなります。属性セットから、指定された属性IDを持つ属性を取り込みます。getAll()
属性セットの属性の列挙を取り出します。getIDs()
属性セットの属性IDの列挙を取り出します。int
hashCode()
このBasicAttributesのハッシュ・コードを計算します。boolean
属性の取り込みまたは追加をしているときに、属性セットが属性識別子の大文字と小文字を無視するかどうかを判別します。属性セットに新しい属性を追加します。属性セットに新しい属性を追加します。属性セットから属性ID「attrID」を持つ属性を削除します。int
size()
属性セットの属性数を取り込みます。toString()
この属性セットの文字列表記を生成します。
-
コンストラクタの詳細
-
BasicAttributes
public BasicAttributes()Attributesのインスタンスを新しく構築します。 以降属性を検索または追加する際に、属性識別子の大文字と小文字は区別されます。 -
BasicAttributes
public BasicAttributes(boolean ignoreCase) Attributesのインスタンスを新しく構築します。ignoreCase
がtrueの場合、属性識別子の大文字と小文字は無視されます。それ以外の場合は、大文字と小文字は意味を持ちます。- パラメータ:
ignoreCase
- trueは、属性を取得または追加するときに、この属性セットがその属性識別子の大文字と小文字を無視することを示す。falseは大文字と小文字に従うことを示す。
-
BasicAttributes
-
BasicAttributes
Attributesのインスタンスを1つの属性で新しく構築します。 属性IDおよびvalによって指定された属性が、新しく作成された属性に追加されます。ignoreCase
がtrueの場合、属性識別子の大文字と小文字は無視されます。それ以外の場合は、大文字と小文字は意味を持ちます。- パラメータ:
attrID
- 追加する属性のnull以外のID。 この属性セットが属性IDの大文字と小文字を区別しない場合、attrIDの大文字と小文字は区別されない。val
- 追加する属性の値。 nullの場合は、null値が属性に追加される。ignoreCase
- trueは、属性を取得または追加するときに、この属性セットがその属性識別子の大文字と小文字を無視することを示す。falseは大文字と小文字に従うことを示す。
-
-
メソッドの詳細
-
clone
public Object clone()インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性セットのコピーを作成します。 新しいセットには、元のセットと同じ属性が含まれます。この属性自体は複製されません。 コピーに変更を加えても元の属性には影響ありません。また逆の場合も同じです。- 定義:
clone
、インタフェースAttributes
- オーバーライド:
clone
、クラスObject
- 戻り値:
- この属性セットのnull以外のコピー。
- 関連項目:
-
isCaseIgnored
public boolean isCaseIgnored()インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性の取り込みまたは追加をしているときに、属性セットが属性識別子の大文字と小文字を無視するかどうかを判別します。- 定義:
isCaseIgnored
、インタフェースAttributes
- 戻り値:
- 大文字と小文字が無視される場合はtrue、そうでない場合はfalse。
-
size
public int size()インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性セットの属性数を取り込みます。- 定義:
size
、インタフェースAttributes
- 戻り値:
- この属性セットの負でない属性数。
-
get
インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性セットから、指定された属性IDを持つ属性を取り込みます。- 定義:
get
、インタフェースAttributes
- パラメータ:
attrID
- 取得する属性のnull以外のID。 この属性セットが属性IDの大文字と小文字を区別しない場合、attrIDの大文字と小文字は区別されない。- 戻り値:
- attrIDで識別される属性。検出されない場合はnull。
- 関連項目:
-
getAll
public NamingEnumeration<Attribute> getAll()インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性セットの属性の列挙を取り出します。 この列挙でこの属性セットを変更した場合の効果は定義されていません。- 定義:
getAll
、インタフェースAttributes
- 戻り値:
- この属性セット内のnull以外の属性の列挙。 列挙の各要素は、
Attribute
クラスです。 属性セットにゼロ属性がある場合、空の列挙が返される。
-
getIDs
public NamingEnumeration<String> getIDs()インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性セットの属性IDの列挙を取り出します。 この列挙でこの属性セットを変更した場合の効果は定義されていません。- 定義:
getIDs
、インタフェースAttributes
- 戻り値:
- この属性セットの属性IDのnull以外の列挙。 列挙された各要素のクラスはString。 属性セットにゼロ属性がある場合、空の列挙が返される。
-
put
インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性セットに新しい属性を追加します。- 定義:
put
、インタフェースAttributes
- パラメータ:
attrID
- 追加する属性のnull以外のID。 属性セットが属性IDの大文字と小文字を区別しない場合、attrIDの大文字と小文字は区別されない。val
- 追加する属性のnullの可能性がある値。 nullの場合、この属性には値が含まれない。- 戻り値:
- この属性セットに以前存在していたattrIDを持つAttribute。そのような属性が存在しなかった場合はnull。
- 関連項目:
-
put
インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性セットに新しい属性を追加します。- 定義:
put
、インタフェースAttributes
- パラメータ:
attr
- 追加するnull以外の属性。 属性セットがその属性IDの大文字と小文字を無視する場合、attrのIDの大文字と小文字は無視される。- 戻り値:
- この属性セットに以前存在していた同じIDを持つAttributeそのような属性が存在しなかった場合はnull。
- 関連項目:
-
remove
インタフェースからコピーされた説明:Attributes
属性セットから属性ID「attrID」を持つ属性を削除します。 この属性が存在しない場合は、無視されます。- 定義:
remove
、インタフェースAttributes
- パラメータ:
attrID
- 削除する属性のnull以外のID。 属性セットが属性IDの大文字と小文字を区別しない場合、attrIDの大文字と小文字は区別されない。- 戻り値:
- この属性セットに以前存在していたattrIDと同じIDを持つAttributeそのような属性が存在しなかった場合はnull。
-
toString
-
equals
public boolean equals(Object obj) このBasicAttributes
が別のAttributes
と等しいかどうかを決定します。2つのAttributes
は、両方ともAttributes
のインスタンスであり、属性IDの大文字と小文字を同じ方法で処理し、同じ属性を含む場合に等しくなります。 このBasicAttributes
の各Attribute
は、Object.equals()
を使用して等価性をチェックします。これは、Attribute
の実装によってオーバーライドされる場合があります)。 サブクラスがequals()
をオーバーライドする場合、同じ2つのAttributes
インスタンスが同じハッシュ・コードを持つように、hashCode()
もオーバーライドする必要があります。 -
hashCode
public int hashCode()このBasicAttributesのハッシュ・コードを計算します。ハッシュ・コードは、このオブジェクトの属性のハッシュ・コードを加算することによって計算されます。 このBasicAttributesが属性IDの大文字と小文字を区別しない場合はハッシュ・コードに1が加算されます。 サブクラスが
hashCode()
をオーバーライドする場合、同じ2つのAttributes
インスタンスが同じハッシュ・コードを持つように、equals()
もオーバーライドする必要があります。
-