モジュール java.xml
パッケージ javax.xml.validation

クラスSchemaFactory

java.lang.Object
javax.xml.validation.SchemaFactory

public abstract class SchemaFactory extends Object
Schemaオブジェクトを作成するファクトリです。 API検証のエントリ・ポイントです。

SchemaFactoryはスキーマ・コンパイラです。 スキーマの外部表現を読み取り、それらを検証のために準備します。

SchemaFactoryクラスはスレッドに対して安全ではありません。 つまり、アプリケーション側で、どのような場合もSchemaFactoryオブジェクトを使用するスレッドが1つだけであるようにする必要があります。 実装では、メソッドにsynchronizedのマークを付けて、障害のあるクライアントから保護することをお勧めします。

SchemaFactoryは再入不可能です。 newSchemaメソッドの1つが呼び出されているときに、アプリケーションは、同じスレッドからであっても、newSchemaメソッドを再帰的に呼び出すことはできません。

スキーマ言語

この仕様は名前空間URIを使用して、スキーマ言語を指定します。 次の表に、この仕様によって定義された値を示します。

仕様に準拠するために、実装でサポートする必要があるのはW3C XML Schema 1.0のみです。 ただし、ここに示したその他のスキーマ言語をサポートする場合は、この仕様に説明する関連の動作に従う必要があります。

ここに示していないスキーマ言語では、独自のURIを導入して、それらを表すことが期待されます。 SchemaFactoryクラスは実行時に、ほかのスキーマ言語のほかの実装を見つけることができます。

XML DTDは、構文解析プロセスに強く結び付けられており、構文解析プロセスに大きな影響を与えるため、DTD検証を構文解析から独立したプロセスとして定義することはできません。 このため、この仕様では、XML DTDのセマンティックスを定義しません。 これは、適切と思われる方法での実装を禁止するものではありませんが、このインタフェースに実装されたDTD検証を、必ずXML 1.0で定義されるXML DTDセマンティックスから引き離すようにしてください。

サポートされているスキーマ言語のURI
value language
XMLConstants.W3C_XML_SCHEMA_NS_URI ("http://www.w3.org/2001/XMLSchema") W3C XML Schema 1.0
XMLConstants.RELAXNG_NS_URI ("http://relaxng.org/ns/structure/1.0") RELAX NG 1.0

導入されたバージョン:
1.5