JavaTM Platform
Standard Ed. 6

javax.net.ssl
クラス SSLPermission

java.lang.Object
  上位を拡張 java.security.Permission
      上位を拡張 java.security.BasicPermission
          上位を拡張 javax.net.ssl.SSLPermission
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Guard

public final class SSLPermission
extends BasicPermission

このクラスは、各種のネットワークアクセス権のために使います。SSLPermission は名前 (ターゲット名ともいう) を含みますが、アクションリストは含みません。名前で示されるアクセス権を持つか、持たないかのどちらかになります。 

ターゲット名には、ネットワークアクセス権 (下記を参照) の名前を指定します。命名規約は、階層的なプロパティー命名規約に従います。また、ターゲット名のあとにアスタリスクを指定し (「.」のあとに指定するか、単独で指定)、ワイルドカードによる照合を行うこともできます。例を示します。「foo.*」や「*」は有効ですが、「*foo」や「a*b」は無効です。

SSLPermission に指定できるターゲット名と、それで与えられるアクセス権により可能になる操作、およびそのアクセス権をコードに与えることにより生じるリスクを次の表に示します。

アクセス権ターゲット名 可能になる操作 このアクセス権を与えた場合のリスク
setHostnameVerifier HttpsURLConnection によって接続しようとしているホストと、サーバー証明書の共通名フィールドとの間の不一致を許容するかどうかを判断するために、コールバックを設定できる。 悪意のあるコードがベリファイアを不正に設定し、HttpsURLConnection 要求によってアクセスされたホスト名を監視したり、無効な共通名を含むサーバー証明書を許容したりする。
getSSLSessionContext SSLSession の SSLSessionContext を取得できる。 悪意のあるコードが、SSL ピアを使用して確立されたセッションを監視したり、セッションを無効にしてパフォーマンスを低下させたりする可能性があります。
setDefaultSSLContext デフォルトの SSL コンテキストを設定できる 接続が開かれたことや、転送されるプレーンテキストデータを監視するコンテキストが悪意のあるコードにより設定される可能性があります。

導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
BasicPermission, Permission, Permissions, PermissionCollection, SecurityManager, 直列化された形式

コンストラクタの概要
SSLPermission(String name)
          指定された名前で、新しい SSLPermission を作成します。
SSLPermission(String name, String actions)
          指定された名前を持つ新しい SSLPermission オブジェクトを生成します。
 
メソッドの概要
 
クラス java.security.BasicPermission から継承されたメソッド
equals, getActions, hashCode, implies, newPermissionCollection
 
クラス java.security.Permission から継承されたメソッド
checkGuard, getName, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

SSLPermission

public SSLPermission(String name)
指定された名前で、新しい SSLPermission を作成します。名前は、SSLPermission の記号名 (「setDefaultAuthenticator」など) です。 名前の末尾には「*」や「.*」を付けて、ワイルドカードを指定できます。

パラメータ:
name - SSLPermission の名前。
例外:
NullPointerException - name が null の場合
IllegalArgumentException - name が空の場合。

SSLPermission

public SSLPermission(String name,
                     String actions)
指定された名前を持つ新しい SSLPermission オブジェクトを生成します。名前は SSLPermission の記号名です。 String の actions は現在使用されないため、null にする必要があります。

パラメータ:
name - SSLPermission の名前。
actions - 無視される
例外:
NullPointerException - name が null の場合
IllegalArgumentException - name が空の場合。

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バグの報告と機能のリクエスト
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