javax.print.event
インタフェース PrintJobListener

既知の実装クラスの一覧:

PrintJobAdapter

public interface PrintJobListener

このリスナーインタフェースの実装は、DocPrintJob に接続され、印刷ジョブの状態を監視します。これらのコールバックメソッドは、印刷ジョブを処理するスレッドまたはサービスを作成する通知スレッドで呼び出されます。いずれの場合でも、クライアントはこれらのコールバックで冗長な処理を実行する必要はありません。

メソッドの概要

void	printDataTransferCompleted(PrintJobEvent pje) データが正常に印刷サービスに転送され、クライアントがそのデータに割り当てたローカルリソースを解放できることをクライアントに通知するために呼び出されます。
void	printJobCanceled(PrintJobEvent pje) ジョブがユーザーまたはプログラムによって取り消されたことをクライアントに通知するために呼び出されます。
void	printJobCompleted(PrintJobEvent pje) ジョブが正常に完了したことをクライアントに通知するために呼び出されます。
void	printJobFailed(PrintJobEvent pje) ジョブが正常に完了しなかったこと、および再送信が必要であることをクライアントに通知するために呼び出されます。
void	printJobNoMoreEvents(PrintJobEvent pje) イベントの送信がこれ以上ないことをクライアントに通知するために呼び出されます。
void	printJobRequiresAttention(PrintJobEvent pje) ユーザーが修復できるエラーが発生したことをクライアントに通知するために呼び出されます。

メソッドの詳細

printDataTransferCompleted

void printDataTransferCompleted(PrintJobEvent pje)

データが正常に印刷サービスに転送され、クライアントがそのデータに割り当てたローカルリソースを解放できることをクライアントに通知するために呼び出されます。クライアントは、このイベントを受け取ったあと、データが完全に印刷されたものと見なしてはいけません。このイベントを受け取らない場合、クライアントはリソースを解放する前に終端イベント (完了/取り消し/失敗) を待機しなければいけません。

パラメータ:

pje - このイベントを生成するジョブ

printJobCompleted

void printJobCompleted(PrintJobEvent pje)

ジョブが正常に完了したことをクライアントに通知するために呼び出されます。

パラメータ:

pje - このイベントを生成するジョブ

printJobFailed

void printJobFailed(PrintJobEvent pje)

ジョブが正常に完了しなかったこと、および再送信が必要であることをクライアントに通知するために呼び出されます。

パラメータ:

pje - このイベントを生成するジョブ

printJobCanceled

void printJobCanceled(PrintJobEvent pje)

ジョブがユーザーまたはプログラムによって取り消されたことをクライアントに通知するために呼び出されます。

パラメータ:

pje - このイベントを生成するジョブ

printJobNoMoreEvents

void printJobNoMoreEvents(PrintJobEvent pje)

イベントの送信がこれ以上ないことをクライアントに通知するために呼び出されます。このイベントが生成される原因の 1 つは、ジョブは正常に完了したが、印刷システムの機能に制限があり、これを検証できないことがあります。このイベントは、完了/失敗/取り消しなどの終端イベントが送信されない場合に送信が必要になります。

パラメータ:

pje - このイベントを生成するジョブ

printJobRequiresAttention

void printJobRequiresAttention(PrintJobEvent pje)

ユーザーが修復できるエラーが発生したことをクライアントに通知するために呼び出されます。このイベントを生成するエラーの例の 1 つにプリンタの用紙切れがあります。

パラメータ:

pje - このイベントを生成するジョブ