javax.swing.text
クラス AbstractDocument.AbstractElement

java.lang.Object
  javax.swing.text.AbstractDocument.AbstractElement

すべての実装されたインタフェース:

Serializable, AttributeSet, Element, MutableAttributeSet, TreeNode

直系の既知のサブクラス:

AbstractDocument.BranchElement, AbstractDocument.LeafElement

含まれているクラス:

AbstractDocument

public abstract class AbstractDocument.AbstractElement
extends Object
implements Element, MutableAttributeSet, Serializable, TreeNode

要素の抽象部分を実装します。デフォルトでは、要素の現在の属性セットについて不変部分を表すフィールドを保持することで、要素は属性をサポートしています。要素自身は、MutableAttributeSet を実装します。MutableAttributeSet を使用すると、新たな不変セットを取り出してセットを変更できます。不変セットは、ドキュメントに関連する AttributeContext により提供されます。

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後の Swing リリースと互換ではなくなる予定です。現在の直列化のサポートは、短期間の運用や、同じバージョンの Swing を実行するアプリケーション間の RMI に適しています。JDK Version 1.4 以降、すべての JavaBeans^™ の長期間の運用サポートは、java.beans パッケージに追加されています。詳細は、XMLEncoder を参照してください。

入れ子のクラスの概要

インタフェース javax.swing.text.AttributeSet から継承された入れ子のクラス/インタフェース

AttributeSet.CharacterAttribute, AttributeSet.ColorAttribute, AttributeSet.FontAttribute, AttributeSet.ParagraphAttribute

フィールドの概要

インタフェース javax.swing.text.AttributeSet から継承されたフィールド

NameAttribute, ResolveAttribute

コンストラクタの概要

AbstractDocument.AbstractElement(Element parent, AttributeSet a)
新しい AbstractElement を作成します。

メソッドの概要

void	addAttribute(Object name, Object value) 要素に属性を追加します。
void	addAttributes(AttributeSet attr) 属性セットを要素に追加します。
abstract Enumeration	children() レシーバの子を Enumeration として返します。
boolean	containsAttribute(Object name, Object value) 属性の名前と値が定義済みであるかどうかを判定します。
boolean	containsAttributes(AttributeSet attrs) 要素にすべての属性が含まれているかどうかを判定します。
AttributeSet	copyAttributes() 属性セットをコピーします。
void	dump(PrintStream psOut, int indentAmount) 要素階層のデバッグ表現をダンプします。
abstract boolean	getAllowsChildren() レシーバが子を許可する場合は true を返します。
Object	getAttribute(Object attrName) 属性の値を取得します。
int	getAttributeCount() 定義されている属性の個数を取得します。
Enumeration<?>	getAttributeNames() すべての属性の名前を取得します。
AttributeSet	getAttributes() 要素の属性を取得します。
TreeNode	getChildAt(int childIndex) インデックス childIndex にある子 TreeNode を返します。
int	getChildCount() TreeNode のレシーバが格納する子の数を返します。
Document	getDocument() 基盤となるモデルを取得します。
abstract Element	getElement(int index) 子要素を取得します。
abstract int	getElementCount() 要素の子の数を取得します。
abstract int	getElementIndex(int offset) 指定されたモデルオフセットにもっとも近い子要素インデックスを取得します。
abstract int	getEndOffset() 要素のモデル内での終了オフセットを取得します。
int	getIndex(TreeNode node) レシーバの子の中で node のインデックスを返します。
String	getName() 要素の名前を取得します。
TreeNode	getParent() レシーバの親 TreeNode を返します。
Element	getParentElement() 要素の親を取得します。
AttributeSet	getResolveParent() 解釈処理側の親を返します。
abstract int	getStartOffset() 要素のモデル内での開始オフセットを取得します。
boolean	isDefined(Object attrName) 指定された属性が定義済みであるかどうかを判定します。
boolean	isEqual(AttributeSet attr) 2 つの属性セットが等しいかどうかを判定します。
abstract boolean	isLeaf() 要素が葉かどうかを調べます。
void	removeAttribute(Object name) セットから属性を削除します。
void	removeAttributes(AttributeSet attrs) 要素の属性セットを削除します。
void	removeAttributes(Enumeration<?> names) 要素の属性セットを削除します。
void	setResolveParent(AttributeSet parent) 解釈処理側の親を設定します。

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

AbstractDocument.AbstractElement

public AbstractDocument.AbstractElement(Element parent,
                                        AttributeSet a)

新しい AbstractElement を作成します。

パラメータ:

parent - 親要素

a - 要素の属性

導入されたバージョン:

1.4

メソッドの詳細

dump

public void dump(PrintStream psOut,
                 int indentAmount)

要素階層のデバッグ表現をダンプします。

パラメータ:

psOut - 出力ストリーム

indentAmount - インデントレベル >= 0

getAttributeCount

public int getAttributeCount()

定義されている属性の個数を取得します。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の getAttributeCount

戻り値:

属性の数 >= 0

関連項目:

AttributeSet.getAttributeCount()

isDefined

public boolean isDefined(Object attrName)

指定された属性が定義済みであるかどうかを判定します。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の isDefined

パラメータ:

attrName - null 以外の属性名

戻り値:

属性が定義されている場合は true

関連項目:

AttributeSet.isDefined(java.lang.Object)

isEqual

public boolean isEqual(AttributeSet attr)

2 つの属性セットが等しいかどうかを判定します。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の isEqual

パラメータ:

attr - 比較の対象となる属性セット

戻り値:

等しい場合は true

関連項目:

AttributeSet.isEqual(javax.swing.text.AttributeSet)

copyAttributes

public AttributeSet copyAttributes()

属性セットをコピーします。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の copyAttributes

戻り値:

コピー

関連項目:

AttributeSet.copyAttributes()

getAttribute

public Object getAttribute(Object attrName)

属性の値を取得します。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の getAttribute

パラメータ:

attrName - null 以外の属性名

戻り値:

属性値

関連項目:

AttributeSet.getAttribute(java.lang.Object)

getAttributeNames

public Enumeration<?> getAttributeNames()

すべての属性の名前を取得します。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の getAttributeNames

戻り値:

属性名の列挙

関連項目:

AttributeSet.getAttributeNames()

containsAttribute

public boolean containsAttribute(Object name,
                                 Object value)

属性の名前と値が定義済みであるかどうかを判定します。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の containsAttribute

パラメータ:

name - null 以外の属性名

value - 属性値

戻り値:

名前と値が定義されている場合は true

関連項目:

AttributeSet.containsAttribute(java.lang.Object, java.lang.Object)

containsAttributes

public boolean containsAttributes(AttributeSet attrs)

要素にすべての属性が含まれているかどうかを判定します。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の containsAttributes

パラメータ:

attrs - チェック対象の属性

戻り値:

要素が属性をすべて格納している場合は true

関連項目:

AttributeSet.containsAttributes(javax.swing.text.AttributeSet)

getResolveParent

public AttributeSet getResolveParent()

解釈処理側の親を返します。オーバーライドされない場合、解釈処理側の親は、デフォルトで親要素になります。

定義:

インタフェース AttributeSet 内の getResolveParent

戻り値:

親からの属性。ない場合は null

関連項目:

AttributeSet.getResolveParent()

addAttribute

public void addAttribute(Object name,
                         Object value)

要素に属性を追加します。

定義:

インタフェース MutableAttributeSet 内の addAttribute

パラメータ:

name - null 以外の属性名

value - 属性値

関連項目:

MutableAttributeSet.addAttribute(java.lang.Object, java.lang.Object)

addAttributes

public void addAttributes(AttributeSet attr)

属性セットを要素に追加します。

定義:

インタフェース MutableAttributeSet 内の addAttributes

パラメータ:

attr - 追加する属性

関連項目:

MutableAttributeSet.addAttribute(java.lang.Object, java.lang.Object)

removeAttribute

public void removeAttribute(Object name)

セットから属性を削除します。

定義:

インタフェース MutableAttributeSet 内の removeAttribute

パラメータ:

name - null 以外の属性名

関連項目:

MutableAttributeSet.removeAttribute(java.lang.Object)

removeAttributes

public void removeAttributes(Enumeration<?> names)

要素の属性セットを削除します。

定義:

インタフェース MutableAttributeSet 内の removeAttributes

パラメータ:

names - 属性名

関連項目:

MutableAttributeSet.removeAttributes(java.util.Enumeration)

removeAttributes

public void removeAttributes(AttributeSet attrs)

要素の属性セットを削除します。

定義:

インタフェース MutableAttributeSet 内の removeAttributes

パラメータ:

attrs - 属性

関連項目:

MutableAttributeSet.removeAttributes(java.util.Enumeration)

setResolveParent

public void setResolveParent(AttributeSet parent)

解釈処理側の親を設定します。

定義:

インタフェース MutableAttributeSet 内の setResolveParent

パラメータ:

parent - 親。ない場合は null

関連項目:

MutableAttributeSet.setResolveParent(javax.swing.text.AttributeSet)

getDocument

public Document getDocument()

基盤となるモデルを取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getDocument

戻り値:

モデル

getParentElement

public Element getParentElement()

要素の親を取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getParentElement

戻り値:

親

getAttributes

public AttributeSet getAttributes()

要素の属性を取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getAttributes

戻り値:

属性セット

getName

public String getName()

要素の名前を取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getName

戻り値:

名前。ない場合は null

getStartOffset

public abstract int getStartOffset()

要素のモデル内での開始オフセットを取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getStartOffset

戻り値:

オフセット >= 0

関連項目:

Document, AbstractDocument

getEndOffset

public abstract int getEndOffset()

要素のモデル内での終了オフセットを取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getEndOffset

戻り値:

オフセット >= 0

関連項目:

Document, AbstractDocument

getElement

public abstract Element getElement(int index)

子要素を取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getElement

パラメータ:

index - 子のインデックス >= 0 && < getElementCount()

戻り値:

子要素

getElementCount

public abstract int getElementCount()

要素の子の数を取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getElementCount

戻り値:

子の数 >= 0

getElementIndex

public abstract int getElementIndex(int offset)

指定されたモデルオフセットにもっとも近い子要素インデックスを取得します。

定義:

インタフェース Element 内の getElementIndex

パラメータ:

offset - オフセット >= 0

戻り値:

要素のインデックス >= 0

isLeaf

public abstract boolean isLeaf()

要素が葉かどうかを調べます。

定義:

インタフェース Element 内の isLeaf

定義:

インタフェース TreeNode 内の isLeaf

戻り値:

葉である場合は true

getChildAt

public TreeNode getChildAt(int childIndex)

インデックス childIndex にある子 TreeNode を返します。

定義:

インタフェース TreeNode 内の getChildAt

getChildCount

public int getChildCount()

TreeNode のレシーバが格納する子の数を返します。

定義:

インタフェース TreeNode 内の getChildCount

戻り値:

TreeNodews の レシーバが格納する子の数

getParent

public TreeNode getParent()

レシーバの親 TreeNode を返します。

定義:

インタフェース TreeNode 内の getParent

戻り値:

レシーバの親 TreeNode

getIndex

public int getIndex(TreeNode node)

レシーバの子の中で node のインデックスを返します。レシーバが node を格納しない場合は、-1 が返されます。

定義:

インタフェース TreeNode 内の getIndex

パラメータ:

node - 対象の位置

戻り値:

レシーバの子の中の node のインデックス。 存在しない場合は -1

getAllowsChildren

public abstract boolean getAllowsChildren()

レシーバが子を許可する場合は true を返します。

定義:

インタフェース TreeNode 内の getAllowsChildren

戻り値:

レシーバが子を許可する場合は true、そうでない場合は false

children

public abstract Enumeration children()

レシーバの子を Enumeration として返します。

定義:

インタフェース TreeNode 内の children

戻り値:

レシーバの子 (Enumeration)