Java Platform, Standard Editionインストレーション・ガイド
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8 LinuxプラットフォームのServer JRE 8のインストール

このページでは、LinuxのServer JREのシステム要件、およびインストール手順について説明します。

このページには次のトピックがあります。

インストールに関する一般情報は、「JDK 8およびJRE 8のインストール概要」を参照してください。

インストーラに関連するJDK 8への拡張機能についての情報は、「JDK 8のインストーラの拡張機能」を参照してください。


注意:

Red HatやSuSEなど、RPMベースのLinuxの配布については、RPMベースのインストール手順を参照してください。

システム要件

サポートされているプラットフォーム、オペレーティング・システムおよびブラウザに関する情報は、http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/certconfig-2095354.htmlを参照してください。

Server JREのインストール手順

このトピックでは、バージョンの表記、およびServer JREのインストール手順について説明します。

インストール手順の表記

表記versionを含む手順に対しては、かわりに適切なServer JRE更新バージョン番号を使用します。たとえば、Server JRE 8更新リリース21をインストールしている場合、バンドルの名前を表す次の文字列は、

server-jre-8uversion-linux-i586.tar.gz

次のようになります。

server-jre-8u21-linux-i586.tar.gz

前述の例のように、バージョン番号の前にuという文字が付く場合(8u21など)や、アンダーバーが付く場合(jre1.8.0_21など)があります。

インストール

この手順では、アーカイブ・バイナリ・ファイル(.tar.gz)を使用して、64ビットLinuxのServer JREをインストールします。

次の手順では、次のファイルを使用します。

server-jre-8uversion-linux-x64.tar.gz
  1. ファイルをダウンロードします。ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。アーカイブ・バイナリは、(rootユーザーだけでなく)誰もが、書込み可能な任意の場所にインストールできます。ただし、システムの場所にServer JREをインストールできるのはrootユーザーのみです。

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。アーカイブ・バイナリは、(rootユーザーだけでなく)誰もが、書込み可能な任意の場所にインストールできます。ただし、システムの場所にServer JREをインストールできるのはrootユーザーのみです。

  2. Server JREをインストールする場所にディレクトリを変更し、.tar.gzアーカイブ・バイナリを現在のディレクトリに移動します。

  3. tarボールを解凍し、Server JREをインストールします。

    % tar zxvf server-jre-8uversion-linux-x64.tar.gz
    

    Server JREファイルは、現在のディレクトリのjdk1.8.0_versionと呼ばれるディレクトリにインストールされます。

  4. ディスク領域を節約する場合は、.tar.gzファイルを削除します。

一般的なインストールの注意

このトピックでは、補助的なインストール情報を提供します。

ルート・アクセス権

ソフトウェアをインストールすると、jdk1.8.0_versionと呼ばれるディレクトリが作成されます。Java SE Server JREをシステム全体に関係する場所(/usr/jreなど)にインストールする場合、最初にrootとなって必要な権限を取得する必要があります。ルート・アクセス権がない場合、ホーム・ディレクトリまたは書込み権限のあるサブディレクトリに、Java SE Server JREを単にインストールします。

ファイルの上書き

jdk1.8.0_versionという名前のサブディレクトリを含むディレクトリにソフトウェアをインストールした場合、新しいソフトウェアによって、そのjdk1.8.0_versionディレクトリにある同じ名前のファイルが上書きされます。保持しておきたいファイルがある場合は、古いディレクトリの名前を変更します。

システム・プリファレンス

デフォルトでは、インストール・スクリプトは、システム・プリファレンスのバッキング・ストアがServer JREのインストール・ディレクトリ内に作成されるように、システムを構成します。Server JREをネットワーク・マウントされたドライブにインストールした場合、他のマシン上のJava Runtime Environmentと共有するために、Server JREおよびシステム・プリファレンスをエクスポートできます。

Javaプラットフォームでのプリファレンスの詳細は、http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/preferences/index.htmlを参照してください。

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