Java Platform, Standard Editionインストレーション・ガイド
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10 OS XのJDK 8のインストール

このページでは、OS XコンピュータでのJDK 8のインストールおよびアンインストール方法について説明します。

このページには次のトピックがあります。

JDK 8およびJRE 8のインストールに関する一般情報は、「JDK 8およびJRE 8のインストール概要」を参照してください。

OS XでのJDK 8のインストールに関する一般情報は、「OS Xプラットフォームのインストールに関するFAQ」を参照してください。

システム要件

次の要件に従います。

  • OS X 10.8 (Mountain Lion)以降を実行するIntelベースのコンピュータ。

  • 管理者権限。

OS XでのJDKのインストールは、システム全体にわたり、すべてのユーザーに対して実行され、管理者権限を必要とします。単一ユーザーのJavaをインストールすることはできません。

JDKをインストールすると、JREもインストールされます。例外として、現在のJREが下位のバージョンに置き換えられることはありません。JREの下位のバージョンをインストールするには、「JREのアンインストール」の説明に従って、まず現在のバージョンをアンインストールします。

JDKのインストール手順

Java Development Kit (JDK)をインストールすると、関連するJava Runtime Environment (JRE)が同時にインストールされます。JavaFX SDKおよびランタイムもインストールされ、標準のJDKディレクトリ構造に統合されます。

ご使用のプロセッサに応じて、ダウンロード・ファイルの名前は次のいずれかになります。

  • jdk-8uversion-macosx-amd64.dmg

  • jdk-8uversion-macosx-x64.dmg

ここで、versionは6以降です。

  1. ファイルをダウンロードします。

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。

  2. ブラウザの「ダウンロード」ウィンドウから、またはファイル・ブラウザから、.dmgファイルをダブルクリックして起動します。

    ボックスをオープンするアイコンと.pkgファイルの名前を含むファインダ・ウィンドウが表示されます。

  3. パッケージ・アイコンをダブルクリックして、インストール・アプリケーションを起動します。

    インストール・アプリケーションにより「概要」ウィンドウが表示されます。


    注意:

    インストール先の選択ウィンドウが表示されることがあります。使用可能なオプションは1つのみであるため、これはバグです。このウィンドウが表示される場合、このコンピュータのすべてのユーザーにインストールを選択して「続行」ボタンを有効にします。

  4. 「続行」をクリックします。

    「インストール・タイプ」ウィンドウが表示されます。

  5. 「インストール」をクリックします。

    次のメッセージを示すウィンドウが表示されます: インストーラは新しいソフトウェアをインストールしようとしています。パスワードを入力してこれを許可します。

  6. 管理者のログインおよびパスワードを入力し、「ソフトウェアのインストール」をクリックします。

    ソフトウェアがインストールされ、確認ウィンドウが表示されます。

  7. インストールの詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk-for-mac-readme-1564562.htmlを参照してください。

  8. ソフトウェアのインストール後、ディスク領域を節約する場合は、.dmgファイルを削除します。

JDKのデフォルト・バージョンの確認

AppleのJava OS X 2012-006 updateをまだインストールしていない場合、プラグインおよびJava Preferencesアプリケーションを含むApple Java 6のバージョンをまだ使用しています。「Apple Java 6プラグインを含むOS Xのユーザーに対する注意」を参照してください。

複数のJDKを必要な数だけシステムにインストールできます。

コマンド行を使用してJavaアプリケーションを起動すると、デフォルトのJDKが使用されます。JREのバージョンをJDKのバージョンと異なるものにすることができます。

端末ウィンドウでjava -versionと入力することにより、どのJDKのバージョンがデフォルトであるかを確認できます。インストールされているバージョンが8u6の場合、テキスト1.8.0_06が含まれる文字列が表示されます。たとえば、

% java -version
java version "1.8.0_06-ea"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_06-ea-b13)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 23.2-b04, mixed mode)

異なるバージョンのJavaを実行するには、フルパスを指定するか、java_homeツールを使用します。

% /usr/libexec/java_home -v 1.8.0_06 --exec javac -version

詳細は、java_home(1)のマニュアル・ページを参照してください。

JDKのアンインストール

JDKをアンインストールするには、管理者権限が必要です。また削除コマンドは、rootとしてまたはsudo(8)ツールを使用して実行する必要があります。

/Library/Java/JavaVirtualMachinesに移動し、次のフォーマットに一致する名前のディレクトリを削除します。脚注1

/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdkmajor.minor.macro[_update].jdk

たとえば、8u6をアンインストールするには、次のようになります。

% rm -rf jdk1.8.0_06.jdk

/usr/binからJavaツールを削除することでJavaをアンインストールしないでください。このディレクトリはシステム・ソフトウェアの一部で、次にOSの更新を実行するときに変更がリセットされます。


脚注の凡例

脚注1: 7u4および7u5リリースは、このフォーマットに従っていないディレクトリにインストールされました。7u4または7u5をアンインストールするには、同じ場所から1.7.0.jdkディレクトリを削除します。
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