Java Platform, Standard Editionインストレーション・ガイド
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11 macOSのJRE 8のインストール

JDK 8u451では、JavaFXはJava SE 8の一部として含まれなくなりました。 詳細は、https://www.oracle.com/javase/javafxを参照してください。

このページでは、macOSコンピュータでJRE 8をインストールおよびアンインストールする方法について説明します。


ノート:

JREのインストールには、同じディレクトリ構造に組み込まれたJavaFXランタイムが含まれています。

このページには次のトピックがあります。

JDK 8およびJRE 8のインストールに関する一般情報は、「JDK 8およびJRE 8のインストール概要」を参照してください。

macOSへのJRE 8のインストールに関する一般情報は、"macOSプラットフォーム・インストールのFAQ"を参照してください。

システム要件

次の要件に従います。

  • macOS 10.8 (マウンテン・ライ・オン)以降を実行しているIntelベースのコンピュータ。

  • 管理者権限。

macOSへのJREのインストールはシステム全体で実行されます。すべてのユーザーに対しては、管理者権限が必要です。 単一ユーザーのJavaをインストールすることはできません。

JREは一度に1つのみインストールできます。 現在のバージョンより低いバージョンのJREはインストールされません。 JREの下位のバージョンをインストールする場合、「JREのアンインストール」の説明に従って、現在のバージョンをアンインストールします。

Oracle製のJREをインストールしても、java -versionのシンボリック・リンクが更新されたりjavaがパスに追加されたりすることはありません これを可能にするには、JDKをインストールする必要があります。

JREダウンロード済ファイル

プロセッサに応じて、ダウンロード済ファイルは次のいずれかの名前になります。versionは更新番号です。

  • jre-8uversion-macosx-amd64.dmg

  • jre-8uversion-macosx-x64.dmg

8u40より前または8u45以降のJREバージョンのインストール

JREの8u40より前または8u45以降のバージョンをインストールする場合、次のステップに従います。

  1. ファイルをダウンロードします。

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。

  2. ブラウザの「ダウンロード」ウィンドウから、またはファイル・ブラウザから、.dmgファイルをダブルクリックして起動します。

    ボックスをオープンするアイコンと.pkgファイルの名前を含むファインダ・ウィンドウが表示されます。

  3. パッケージ・アイコンをダブルクリックして、インストール・アプリケーションを起動します。

    インストール・アプリケーションにより「概要」ウィンドウが表示されます。


    ノート:

    インストール先の選択ウィンドウが表示されることがあります。 使用可能なオプションは1つのみであるため、これはバグです。 このウィンドウが表示される場合、このコンピュータのすべてのユーザーにインストールを選択して「続行」ボタンを有効にします。

  4. 「続行」をクリックします。

    「インストール・タイプ」ウィンドウが表示されます。

  5. 「インストール」をクリックします。

    次のメッセージを示すウィンドウが表示されます。「インストーラは新しいソフトウェアをインストールしようとしています。」 パスワードを入力してこれを許可します。

  6. 管理者のログインおよびパスワードを入力し、「ソフトウェアのインストール」をクリックします。

    ソフトウェアがインストールされ、確認ウィンドウが表示されます。

  7. ソフトウェアのインストール後、ディスク領域を節約する場合は、.dmgファイルを削除します。

JRE 8u40のインストール

JRE 8u40をインストールする場合、次のステップに従います。

  1. ファイルをダウンロードします。

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。

  2. ブラウザの「ダウンロード」ウィンドウから、またはファイル・ブラウザから、.dmgファイルをダブルクリックして起動します。

    ボックスをオープンするアイコンと.appファイルの名前を含むファインダ・ウィンドウが表示されます。

  3. パッケージ・アイコンをダブルクリックして、インストール・アプリケーションを起動します。

    次のメッセージを示すウィンドウが表示されます。「Java 8 Update 40は新しいヘルパー・ツールをインストールしようとしています。」 パスワードを入力してこれを許可します。

    管理者のログイン名とパスワードを入力し、ヘルパーのインストールをクリックします。

    インストール・アプリケーションにより概要ウィンドウが表示されます。

  4. 「次」をクリックします。

    オラクル社は様々な製品を提供する企業と提携しています。 Javaをインストールする際に、これらのプログラムをインストールするオプションが提示されることがあります。 これらのプログラムをインストールするかどうかを指定して、「次へ」をクリックします。


    ノート:

    ターミナル・コマンドラインで--args SPONSORS=0オプションを指定して、インストール時にオファーの表示を無効にすることができます。 たとえば、

    open /Volumes/Java\ 8\ Update\ 40/Java\ 8\ Update\ 40.app --args SPONSORS=0


    「インストールの進行状況」ウィンドウが表示されます。 ソフトウェアがインストールされると確認ウィンドウが表示され、インストールされたJavaのバージョンを確認するアプレットが起動されます。

  5. ディスク領域を節約する場合は、.dmgファイルを削除します。

JREのインストール済バージョンの確認

まだApple Java macOS 2012-006アップデートをインストールしていない場合、プラグインとJava Preferencesアプリケーションを含むApple Java 6のバージョンを使用しています。 "Apple Java 6 Plug-inを含むmacOSのユーザーのノート"を参照してください。

JREは1つのみインストールできます。 JREをインストールすると、以前にインストールされたJREが削除されます。 次の2つのうちのいずれかの方法で、システムで使用されたJREのバージョンを確認できます。

  • 「システム環境設定」から、「その他」カテゴリのJavaアイコンをクリックします。 これにより、Javaコントロール・パネルが起動します。 「情報」をクリックします。

  • 端末ウィンドウで次を入力します(空白文字はエスケープされ、改行は無視されます)。

    % /Library/Internet\ Plug-Ins/JavaAppletPlugin.plugin/Contents/Home/bin/java -version
    

現在のバージョンより低いバージョンのJREはインストールされません。 下位のバージョンをインストールする場合、まず既存のバージョンをアンインストールします。

JREのアンインストール

JREをアンインストールするには、管理者権限が必要です。また削除コマンドは、rootとしてまたはsudo(8)ツールを使用して実行する必要があります。

1つのディレクトリと1つのファイル(シンボリック・リンク)を削除する場合、次のようになります。

  • /Library/Internet Plug-Insに移動し、JavaAppletPlugin.pluginディレクトリを削除します。

  • /Library/PreferencePanesに移動し、JavaControlPanel.prefpaneを削除します。

/usr/binからJavaツールを削除することでJavaをアンインストールしないでください。 このディレクトリはシステム・ソフトウェアの一部で、次にOSの更新を実行するときに変更がリセットされます。

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