Java Platform, Standard Editionインストレーション・ガイド
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14 JDKおよびJREのWindowsシステム要件

このページでは、JDKおよびJREの32ビットおよび64ビットWindowsの、プロセッサ、ディスク領域およびメモリー要件について説明します。

このページには次のトピックがあります。

JDK 8およびJRE 8のインストールに関する一般情報は、「JDK 8およびJRE 8のインストール概要」を参照してください。

32ビット・プラットフォーム

このトピックでは、次の内容について説明します。

プロセッサ要件

Java SE Development Kit (JDK)とJava SE Runtime Environment (JRE)の両方とも、最低でもPentium 2 266MHzプロセッサが必要です。

ディスク領域要件

JDKでは、次の機能をインストールするオプションが提供されています。

  • 開発ツール

  • ソース・コード

  • パブリックJava Runtime Environment

JDKでは、インストール済イメージは、ディレクトリjdk1.8.0にインストールされたすべてのファイルで構成されます。JREでは、インストール済イメージは、ディレクトリjre1.8.0.にインストールされたすべてのファイルで構成されます。

64ビットのオペレーティング・システムのディレクトリProgram Files\Common Files\Java\Java UpdateまたはProgram Files (x86)\Common Files\Java\Java Updateには、Java Updateが含まれており、これにより、ご使用のコンピュータは最新のJREリリースの状態を自動的に維持できます。詳細は、http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/deploy/jcp.html#JSDPG759を参照してください。

インストール済イメージは、デフォルトでは、Windowsオペレーティング・システムがインストールされているWindowsドライブ(システム・ドライブと呼ばれることもあります)にインストールされます。最もよく使用されるのはCドライブです。しかし、インストール済イメージは、任意のドライブにインストールできます。たとえば、カスタム・インストールを使用して、JDKのインストール済イメージをWindows以外のドライブにインストールできます。

Java SEでは、一時ファイルの格納にディレクトリ%APPDATA%を使用します。このディレクトリの場所を確認するには、Windowsコントロール・パネルからJavaコントロール・パネルに移動します。「一般」タブを選択します。「インターネット一時ファイル」パネルで、「設定」をクリックします。上級ユーザーのみが、一時ファイルの設定を変更する必要があります。

インストール済イメージに必要なディスク領域に加えて、Java Update用に十分なディスク領域が必要です。次の表に、JREおよびJDKのディスク領域要件をそれぞれ示します。

JRE インストール済イメージ
JavaFXランタイムを含むJava Runtime Environment 124MB
Java Update 2MB

JDK インストール済イメージ
JavaFX SDKを含む開発ツール 245MB
ソース・コード 27MB
パブリックJava Runtime Environment JREの表を参照

メモリー要件

次の表に、Windows 32ビット・オペレーティング・システムの最低メモリー要件を示します。

バージョン メモリー
Windows 8 128MB
Windows 7 128MB
Windows Vista 128MB
Windows Server 2008 128MB


注意:

グラフィカル・ベースのアプリケーションを実行するには、最低の物理RAMが必要です。Java Plug-inテクノロジを使用したブラウザ内で実行するアプレットには、より多くのRAMをお薦めします。少ないメモリーで実行すると、パフォーマンスに重大な影響を及ぼすディスク・スワッピングが発生する場合があります。非常に大規模なプログラムでは、十分なパフォーマンスを得るために多くのRAMが必要になります。

64ビット・プラットフォーム

このトピックでは、次の内容について説明します。

プロセッサ要件

JDKとJREの両方とも、最低でもPentium 2 266MHzプロセッサが必要です。

ディスク領域要件

  • 64ビット・プラットフォームで使用可能なJDKの機能は、Windows 32ビット・オペレーティング・システムの場合と同じです。

  • 64ビット・プラットフォームの開発ツールのディスク要件は、181MBです。ソース・コードおよびパブリックJREのディスク領域要件は、Windows 32ビット・オペレーティング・システムの場合と同じです(JavaFX SDK (68MB)およびJavaFXランタイム(32MB)を除く)。

メモリー要件

Windows 64ビット・オペレーティング・システムの32または64ビット・モードでは、Javaランタイムには最低でも128MBのメモリーが必要です。


注意:

グラフィカル・ベースのアプリケーションを実行するには、最低の物理RAMが必要です。Java Plug-inを使用したブラウザ内で実行するアプレットには、より多くのRAMをお薦めします。少ないメモリーで実行すると、パフォーマンスに重大な影響を及ぼすディスク・スワッピングが発生する場合があります。非常に大規模なプログラムでは、十分なパフォーマンスを得るために多くのRAMが必要になります。

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