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JavaFX 8

パッケージjavafx.scene

JavaFXシーン・グラフAPIのベース・クラスのコア・セットを提供します。

参照: 説明

パッケージjavafx.sceneの説明

JavaFXシーン・グラフAPIのベース・クラスのコア・セットを提供します。シーングラフはツリー形式のデータ構造です。ツリー内の各アイテムは0または1個の親および0個以上の子を持ちます。

このパッケージには次の2つのプライマリ・クラスがあります。

ブランチ・ノードは、Parentタイプか、またはそのサブクラスになります。

リーフ・ノードは、RectangleTextImageViewMediaViewなどのクラスか、または子を持たないその他のリーフ・クラスになります。

ノードはシーングラフ内のどの場所においても最大で1回しか出現できません。具体的には、Parentの子リスト内に、またはNodeのクリップとしてノードが出現できるのは1回までです。これらの制限の詳細は、Nodeクラスを参照してください。

JavaFXシーングラフの例を次に示します。

前述の例では、次のイメージが生成されます。

座標系および変換

Nodeクラスは、従来のコンピュータ・グラフィックスのローカル座標系を定義します。この座標系では、x軸が右方向に増え、y軸が下方向に増えていきます。図形の具象ノード・クラスには、このローカル座標空間内での図形のジオメトリと位置を定義するための変数が用意されています。たとえば、Rectangleにはxywidthおよびheight変数があり、CircleにはcenterXcenterYおよびradiusがあります。

あらゆるNodeに変換を適用できます。変換には、平行移動、回転、スケーリングまたはシャーリングがあります。変換によって、変換されるノードの親から見た、座標系の位置、向きまたはサイズが変化します。

変換の詳細は、Nodeクラスを参照してください。

境界矩形

すべてのNodeが変換に対応しているため、各ノードのジオメトリ境界矩形の表現を変換の適用有無に応じて変えることができます。

Nodeでは、次のプロパティによってこれらの境界矩形を指定します。

境界矩形の詳細は、Nodeクラスを参照してください。

CSS

JavaFXシーン・グラフは、CSS (カスケード・スタイル・シート)を使用してノードのスタイルを設定する機能を提供します。Nodeクラスには、CSSセレクタによってスタイルの適用先ノードの検索に使用されるidstyleClassおよびstyle変数が含まれています。Sceneクラスには、シーン内のノードに適用されるCSSスタイルシートを参照する一連のURLを指定するstylesheets変数が含まれています。

CSSの詳細、ノードへのCSSスタイルの適用方法およびスタイル設定に使用可能なプロパティは、CSSリファレンス・ガイドを参照してください。

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